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  ホーム >> frunブログ集 >> お尻を鍛えていい人、ダメな人(2)

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link あるあしかのはなし あるあしかのはなし (2024-5-17 0:00:11)

feed お尻を鍛えていい人、ダメな人(2) (2015-8-26 13:35:06)
前回のエントリーの続き。

次に、フラットバック姿勢(平背)。男性に多いタイプの姿勢です。
臀筋のトレーニングに対しては少し気を付けなくてはいけません。
このタイプの人は筋肉のバランスとして臀筋の短縮により、骨盤が後傾位で固定してしまっているので 
image
もはや写真テロだw

立位もしくはヒップスラストのような床に足をつけた
(closed kinetic chain)での臀筋収縮は、骨盤の後傾をともなうため
余計に臀筋短縮による後傾位を固めてしまうことになります。
したがって、臀筋の収縮トレーニングは避けるようにし、ストレッチを主体に行います。

またスウェイバックと同様
骨盤前方の大腰筋や、骨盤左右の腸骨から生えている腸骨筋、大腿直筋など
そういった股関節屈曲筋が伸長してしまっていますので、そこをエクササイズでアプローチします。

他にも姿勢のタイプによるアプローチが複数ありますが、またおいおい説明を。 

さて、こうした不良姿勢の改善のアプローチをしながら
もちろん上記で紹介したエクササイズ、そしてスクワット、デッドリフトなどをトレーニングで行ったりしますが
記したとおり不良姿勢を助長する動きなどもあるため、
クライアントによっては禁忌の動きもあります。トレーナーはそこを見誤ってはなりません。

ピラティスの、とくにPHIピラティスにおけるインストラクターはその観察眼が達観していると思います。
「解剖学的見地に基づいたアプローチ」
「姿勢改善」
「四肢のダイナミックムーブメントに対応できる体幹(CORE)作り」、
「身体調整能力向上(Contrology)」
こういったことを何より大切にしていますので、どんな目標の人に対しても適切な指導が行えます。

自分の姿勢を、筋バランスを理解し、改善方向へもっていき
さらに目的の身体へ向けて必要なエクササイズを!
これはボディメイクの大原則ですが
大前提として自分の姿勢の特性を知る、ということがいかに大切かということですね。
弱いところを補強しないで強いところばかり動かしても、バランスがとれません。バランスのとれない身体はキレイではないわけです。

ついでに補足。。
姿勢改善、および腸腰筋と大臀筋のバランスがとれ、股関節をしっかりと動かせるようになりましたら
アドバンスとして、次に歩行でのアプローチを指示しています。
これでようやく、ウォーキング、ランニングへと自分の身体を動かしていけます。

まず、大臀筋の役割は、股関節伸展ですが、歩行時においてはかかとが接地する際に
制動(ブレーキ、コントロール)の役割を果たします。
接地の際に臀筋収縮を促し、結果的に骨盤は後傾しますが
その後、骨盤前方の大腰筋の働きで腰椎の前弯を促し、腸骨筋にて骨盤の前傾を促し
結果、大腰筋+腸骨筋≒腸腰筋がスムーズな歩行を作ってくれています。

つまり、腸腰筋がしっかり使えて、かつ大臀筋で制動を行う。
前の筋肉も、後ろの筋肉もしっかりと使えていくことが大切なわけです。
歩くときもしっかり意識して動かせば、腸腰筋および大臀筋のトレーニングになるということです。

さて、お尻のトレーニングのまとめです!

『自分の姿勢のタイプおよび細かい癖をしっかりと知り
それに合わせてシリのトレーニングを行うように』


ということです。やってみてくださいね!(^^)/


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