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  ホーム >> frunブログ集 >> 三度目の 正直叶う リレーラン〜有森裕子なよろひまわりリレーラン完走記2

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link Road to SAROMAN BLUE Road to SAROMAN BLUE (2024-10-10 15:00:05)

feed 三度目の 正直叶う リレーラン〜有森裕子なよろひまわりリレーラン完走記2 (2015-8-13 23:38:14)

(2)終戦のサイレン

 やがてタイム申告制の部のスタート時間が迫ってきました。私たちは所定の場所に移動しました。

 競技場の建物には時計があります。タイム申告制で時計を見られるようなら意味ないじゃないかと思っていましたが、時計は10時15分過ぎで止められていました。

 場内アナウンスでは、競技場に設置されている温度計の気温が33度に達したと告げられています。体感的にはそれほど高いと感じていなかったのですが、そのアナウンスを聞くと急に暑くなったように感じました。「この情報はいらないよなあ」とぶつぶつ呟いていた私です。

 LRS北海道は第1走者がゆうまさん、第2走者がキジムナーRCさん、第3走者がよっちゃん、そしてアンカーが私の順番で走ります。想定タイムで走る自信のない私は、できるだけ貯金を作るよう皆さんにお願いしました。

 使用前後が比較できるように、スタート前の記念写真を撮っておきます。

スタート前

 それからスタートを待ちました。

 タイムレースは参加が25チームでしたが、タイム申告制は69チームが参加しています。これらが号砲とともに一斉にスタートしていきました。ゆうまさんも颯爽とスタートしていきました。

 待つこと10分あまり。早くも先頭のランナーが帰ってきます。無理もありません。一番早い申告タイムのチームは42分くらいですから、1周を10分そこそこで帰ってくる計算になります。

 一方わがチームは、エントリー時にそれぞれから聞き取ったところ、57分20秒となりました。第1走者のゆうまさんはキロ5分ということだったので、2.9キロで14分30秒ということになります。

 でも早々と競技場に入ってきました。推定12分台でしょうか。2分前後の貯金を作ってくれたようです。ゆうまさんからたすきを受け取ったキジムナーRCさんも颯爽と駆け出していきました。キジムナーRCさんも「おがまんさんに貯金を作る」と言ってスタートしましたので、きっと早く帰ってくるでしょう。

 キジムナーRCさんの想定ペースもキロ5分です。ゆうまさん同様、14分30秒というのが想定タイムです。

 しかしキジムナーRCさんも早々と競技場に姿を現しました。おそらく推定12分台でしょう。ゆうまさんと合わせて4分くらいの貯金ができているのではないでしょうか。さすがに私1人では4分の貯金を使い切ることは難しいかもしれません。第3走者のよっちゃんとともに貯金を吐き出すこととしました。

 よっちゃんの想定ペースはキロ4分55秒です。1周14分15秒が想定タイムです。しかしよっちゃんはこれ以上貯金を作らないよう、ゆっくりした足取りでスタートしていきました。

 待つこと10数分。1周目、2周目の順位をカウントしていたわけではありませんが、順調に順位を落としてよっちゃんは競技場に姿を見せました。どのくらいのタイムで帰ってきたかわかりませんが、おそらくかなり貯金を吐き出してくれたことでしょう。私はあまり手抜きをできそうにありません。

 私の想定ペースはキロ4分50秒でした。全力で走るとこのくらいだろうという申告です。想定タイムは14分05秒としています。でもここはキロ5分30秒のペースを狙うことにしました。

 たすきを受け取ってからゆっくりスタートします。最初の1キロの上りは無理をせず力を貯めながら上ります。それでもウォーミングアップで走ったときよりいいペースで走っているはずです。

 後続のランナーに1人、2人と抜かれます。しかしそれに惑わされないよう、自分のペースを守って走ります。

 上り坂で視線を前に落として走っていると、前方から有森裕子さんがやってきました。元気なふりをしてハイタッチを交わします。

 さらに進むとひまわり畑のところできすけさんがカメラを構えています。ここはまた元気そうな顔を作って通過します。

レース中

 やがて展望台のところまでやってきました。あとは下りが待っています。ただしここからはペースが速くなりすぎないように気をつけながら走ります。

 ここでもまた後続のランナーに抜かれながらも、私は自分のペースを守って走ります。そしてコースが平坦になるとあと1キロの表示がありました。

 下りの後の平坦はけっこうきついものです。ここでもペースを落とし過ぎないように、イーブンペースを心がけて走ります。キロ5分30秒……けっこういいペースで走っているんじゃないかな。そう思いながら競技場の横までやってきました。

 そのときです。突然サイレンが聞こえてきました。正午を告げるサイレンです。

 待てよ、正午ということは……タイム申告制の部は11時スタートですから、私は11時57分20秒にゴールしなければならなかったのです。でももう12時を過ぎてしまいました。

 ということは……。

 無情にも、あのサイレンは私たちの終戦を告げるサイレンだったようです。貯金があるつもりで走っていたら、逆に貯金はなくなっていたようです。

 これだけはっきりとわかってしまえば、かえって気楽に走れます。競技場に入ってからはリラックスをして軽く走りながらゴールに飛び込みました。(つづく)

ゴール


(1)熊出没注意


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