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1泊2日稚内の旅 (2015-7-21 23:26:42)
ということで、稚内に行ってきました。
5月の末、たまに1泊旅行でもしようかという話が持ち上がりました。稚内なら1泊で行けます。私は毎年のように利尻に行ってますから稚内にも行ってますが、意外と観光はしていません。奥さんに至っては、結婚間もない頃に一緒に行って以来、30年近く行ってません。
7月の3連休の宿はなかなか取れないだろうと思いながら探してみたら・・・あったんですよ、いい旅館が。そのプランの中で目についたのが、「料理イチオシ」稚内海の幸おまかせ1泊2食付プランです。稚内名物のタコシャブ、カニ、焼き魚又は煮魚、刺身、蓋物、小鉢など、ご主人が毎日仕入れた新鮮魚介のお任せメニューが好評!というプランです。
タコシャブにカニですよ。口コミを見ても食事の評価が高いんです。しかも7月18日は「残室1」の表示が!迷っている暇はありません。すぐに予約しました。
ということで、7月18日の朝、留萌を出発しました。
留萌から天塩までは国道232号を走り、天塩からは道道稚内天塩線(通称抜海線)を通ります。このルートは日本海側の海岸線を通る風光明媚なルートで、私はだいたいこちらのルートを利用することが多いのです。
発電用の風車が一直線に並ぶオトンルイ風力発電所を通り、北緯45度線を越え
海に浮かぶ利尻富士を眺めながら
稚内駅に到着しました。
時間は12時半を回っており、こちらで昼食です。行ったのは駅の中にある(JR駅と併設の道の駅の中)お食事処ふじ田です。2年前に食べたかにチャーハンを奥さんにも食べさせてやりたくてここを選びました。ちょっと塩味が強いのですが、かにがふんだんに入っているかにチャーハンはやはり美味しかったです。
昼食後は稚内港北防波堤ドーム(通称利礼ドーム)に立ち寄りました。ここはかつて樺太(現サハリン)の大泊(現コルサコフ)との間に稚泊航路があり、樺太への玄関口でした。
私の両親も樺太からの引揚者ですが、母は終戦後の引揚船でこの地に降り立ったそうです。その船・小笠原丸からは半数あまりが下船し、残りの引揚者は小樽に向かいました。ところが小笠原丸も含めて小樽に向かった引揚船3隻は、昭和20年8月22日に留萌沖でソ連軍の潜水艦に攻撃され沈没し、1,708名(諸説あり)もの多くが犠牲となりました。この事件は三船殉難事件とも呼ばれ、留萌に慰霊碑があります。
つまりこのとき母がここで下りていなければ、私はこの世に存在していないわけです。(つづく)
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