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link きよしのブログ きよしのブログ (2024-10-10 15:00:06)

feed 大切な友達 (2015-7-6 22:20:40)





本日の練習
朝5時半から、つなぎジョグ。
6km 44分32秒 (7’24”/km)
ものすごいスロージョグでしょ?
僕は
つなぎは短くていい〜だから6キロか8キロくらい
そしてゆっくりでいい~だからキロ8分とかが目標...(^^♪
なんて思っています。



今日はこれから、
他人にはとてもつまらないことかもしれないですが、
自分ではとても大切だと思っていること、
そのことに気づかせてくれた友のことについて書こうと思います。
すごく長くなりそうです。

僕がJogNoteでリンクさせていただいている友達の中に
「だぶろう」さんという方がいます。
僕たちがリンクしたのは2009年のサロマの前ですから、
リンクして6年になります。
だぶろうさんとリンクしていない人でもその名前くらいは
聞いた事があるんじゃないかと思われる
マラソン界(?)では有名な方です。
もちろん、ブログもフェイスブックもやっていますので
そちらでご存知の方もいらっしゃるかと思います。
雑誌にも何度か出ている(取材を受けた)んですよ。
サロマ湖100kmウルトラマラソンでは今年の大会で
19回目の完走を果たし、グランドブルーに王手をかけました。
僕にとって人間としてもランナーとしても尊敬する方であり、
たまにしか会えませんが”戦友”と言っても良いのではないかなあ、
などと勝手に思っている大切な人です。

そんなだぶろうさんが、今回のサロマを完走したあとの日記で
今回はゴールしても全く感動できなかったという内容のことを書いていました。
これまでの3年間故障やケガで苦しかった、リタイヤもあった、
今年も体は万全ではなく、きつい中なんとか完走できたが、
守りに入ったレースで納得いかない、大事に走りすぎてしまった後悔もある。
来年は故障を治しきちんと練習して納得いくレースでグランドブルーをゲットし
ゴールでは大泣きしたい。そういう内容でした。

そして、大会ホームページ(大会FaceBook)に公開された中から、
自身の写真をJogNoteにアップしていました。
僕はその日記を読ませてもらい写真を見て以下のようにコメントしました。

『だぶろうさんの写真見て思いました。
楽しくない感じがします。
僕の写真も笑っているんですが、
並走する人と喋っていたり、
何か嬉しいことが直前であったりでした。
一人の時の写真はつまらなそうでした。
なんだか義務感でとにかくゴールすればいい、
早く終わりたい...って声が聞こえてきそうな。
だぶろうさんの写真も同じような気がしました。
ゆっくりで大事にゴールしようなんて、
僕らのメンタリティーには合わないですね。
ゆっくりウルトラを楽しもうというのもいいと思いますが、
僕らはちょっと違う。
ちゃんと練習して、
自分の限界(もちろん100キロの限界ですが)で
自分を追い込んで、
十分練習の成果をそこで発揮できたと
自分で嘘偽りなく認められるような走りができたか?
そういうところに価値を求めるのだと思います。

来年に向かって、
少しでも今年よりはマシな状態になるよう
頑張りましょうね!

遠く離れていますが、北海道よりだぶろうさんへ!』

普通に素直な感想を書いただけでしたが。
このコメントに対してだぶろうさんが返信をしてくれました。
以下の文章です。


『ありがとうございます、
レースでは何の感動もなかったのに、
この文章を読んで涙が出ました、
まったくそのとおりです、
2回リタイヤして故障で6か月も走れないで、
完走できたら感動すると思ったら、まったく逆でした
来年の戒めにするためにも、
ご迷惑でなければ、このコメントを公開し、
来年のグランドブルーへ向かいたいと思います』

次の日のだぶろうさんの日記には
先の僕のコメントが紹介されて
『レースでは何の感動もなかったのに、
このコメントを読んで涙がでました、うれしいです、
この言葉を戒めとして、来年はしっかり練習して頑張りたいです!!!
きよしさんありがとうございます』
と結んであり、
だぶろうさんのリンク友の皆さんからも
いろいろコメントがありました。
概ね肯定的に読んでいただきました。

今回こうしたやりとりをする中で、
以前からだぶろうさんに対して感じていた「走ることを通した友達」
という意識がさらに強くなり、
また以前から二人でやりとりをする中で感じていた
「走ること」に対する共通した思いがさらに明確になったと感じました。
そして、JogNoteをやっていて良かったなあと思ったのです。

いや、僕は何もここでだぶろうさんとの仲良しごっこを見せつけようというのじゃあありません。
良かったなあと思ったのはどういうことだったのか、
ということを僕のJogNoteの日記で書かせてもらおうと思ったのです。

これ以降に書く事は、既に先のやり取りの中に書かれている内容であり、
その範囲を出るものではないかもしれませんが、
僕たちの走る事に対する思いとは...と、
いささか気恥ずかしい内容ながら補足させていただくものです。

僕は元々走る素質なんてものもなく、当然速くはなくて、
中学・高校とバスケット部・テニス部に所属して走らされていたものの、
走ることなんて苦しいだけで進んでやりたいことじゃないと感じていました。

それが25歳の時にだらけた自分を変えてみたい、
その頃周りにたくさんいた自堕落な生活を送る人々と同じになりたくない、
自分を変えたい、そのためにはどうしたら良いだろう?と思ったのでした。
そう考えたとき僕の頭に真っ先に浮かんだのは
あの苦しかった辛かった嫌でしょうがなかったランニングでした。
あの苦しい「走ること」をやってみたら
今とは違う何かが見えるんじゃないか?
今とは違う自分になれるんじゃないか?
そう思って走り始めたのです。
(これ以上は過去にブログに書いた内容なので、中略とさせていただきます)

だぶろうさんも社会人になって日が浅い割と若い時から走り始めたはずです。
細かい部分は置くとして、だいたい似たような経緯ではなかったでしょうか?
なんだかそんな匂いがします。(^^♪
とにかく、このままじゃあダメだと思って走り出し、
走り続けるうちに楽しくてやめられなくなり、
楽しくなったのだけれど、
やっぱり頑張ること自分を痛めつけるのが好きなんじゃないかなあと思います。
そして、自分はどこまで出来るんだろう?と
自分に挑む、自分と戦うのが好きなんじゃないかと。
いや、だぶろうさんだけではなくて
そういうランナーは多いはずです。少なくとも自分はそうです。

だから、今回のサロマは不満なんです。
タイムとかそういうことじゃなく。
大会まで過ごした日々の中で、
良し今回はきっちり仕上げてきたぞ、
サロマよ!僕はまた来たぞ!
またここを走らせてもらうからな、今年の僕を見てくれ!
ってな感じで、サロマの時期を迎えサロマへ向かっていくことができなかった。

あ〜、今回は不十分だった、
こんな状態でサロマに来るのは情けないなあと感じながら走り出し、
走りながらも、あ〜どうしようもないなあ、
なんとか無難に走り終えよう〜、あ〜ゴールかあ〜、
終わっちゃったなあ!なんだかなあ〜。
というサロマ湖100kmだったんです。
僕も、きっとだぶろうさんも。

そういう思いがだぶろうさんの今回のレース中の写真の
表情や走る姿に現れていると感じたのです。
それで、あ〜今回はだぶろうさんも楽しそうじゃないね、
という言葉になったんです。
そして、こんなサロマは悔しいね。
来年のサロマをまたこんな思いで迎えたくはないね。
年々歳をとり、長年の酷使で体はボロボロだけど、
故障勝ちで練習さえ思い通りにできないけれど、
来年までボロボロなりにいい状態を維持して体調を管理して、
できる限りの練習をこなした上でサロマに望み、
レースではしっかり苦しんで(苦しめるところまで体を作れたってこと)
タイムはどうでも、あ〜今回は精一杯やったと納得できる走りで、
バンザイでゴールできるようにしたいね。
そんな意味で僕はコメントさせてもらいました。

めんどくさい人間です。僕は。
こんなつまらないこと、
普通の人ならたった一言、
「今年はダメだったね、来年は頑張ろうね」
で終わらせるところを、
こんなに長々と書かなければ気がすまない。
めんどくさい人間です。

こんな人間だから、
なかなか周りには分かり合える人間がいない。
いや分かり会えるチャンスがない?
だけど、JogNoteやブログを通じて知り合った人達、
マラソン大会で出会って少しづつ増えたお友達、というのは
今回みたいに一般人から見たらつまらなく見える様な事を
本当は大切なこととして分かり合えるんじゃないかな。

時々ネットというものの弊害というか、
知りもしない人から変なことを言われて少々凹むこともありました。
もうJogNoteもブログもやめてしまおうか、と考えたことも何度かあります。
でも、今回みたいなことがあるから(何度もありましたよ)、
やめなくてよかった、続けていて良かった、と思えるんです。
そして仲間とのつながりの中で明日も頑張ろう、来年も続けよう、
って前に進む気持ちが芽生えるんです。

そういうことなんです。
僕が今回のことを通じて教えてもらったのは、
そして言いたいことというのは。

だぶろうさん、ありがとうございました。
そしてだぶろうさんだけじゃなく、
僕にはこうして励ましてくれたり、
時には痛いところをついてくれるいい友人がたくさんいます。

皆!いつもありがとうございます。\(^o^)/

そして、これからもどうかよろしくお願いします。m(_ _)m

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。



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