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エントリー狂走曲を避けて (2015-6-30 20:16:12)
2010年に始まった奈良マラソン。私はその第1回大会に参加しましたが、あのときは定員が埋まるまで5日くらい要したと記憶しています。
http://ameblo.jp/ogaman42195/entry-10744930047.html
今年の奈良マラソンのエントリーも行われましたが、マラソンは20分あまりで定員が埋まったようです。簡単には参加できない大会となってしまいました。
東京マラソンの成功後、空前のランニングブームが起こり、全国各地で新たな大会も誕生しました。それらの多くは制限時間も6時間から7時間と緩く、都市の中や観光地を巡るようなコースとなっています。沿道は多くの市民の皆さんで埋め尽くされて大声援を浴び、都市型マラソンの魅力は一度知ってしまうと病みつきになります。
東京、湘南国際、下関海響、しまだ大井川、奈良、神戸(以上第1回大会)、熊本城(第2回)と新しい大会を巡ってきた私としては十分に承知しています。
しかしいまやどの大会も参加するためのハードルが非常に高くなってしまいました。抽選の大会も増えていますし、先着の大会も定員が埋まるまでの時間が短くなっています。そんなエントリー狂走曲に嫌気がさしつつあります。
たしかにコースと沿道の声援は魅力ですが、マラソン大会として考えたときに、スタートロスが大きかったりコースが混雑していたり、けっして走りやすい大会ではありません。
東京マラソンで最後尾からスタートするとスタートラインに到達するまで18分以上かかりました。神戸マラソンでも約6分のロスタイムがありました。公式記録はグロスタイム(号砲からのタイム。これに対して自分がスタートラインを越えてからのタイムはネットタイム)ですから、こうした大会では自己ベストの更新はほぼ不可能です。自己記録をネットタイムで管理しているランナーもいますが、私はグロスタイムしか残していませんから。
私が走り始めたのは1999年です。当時、どうしてこんなにマラソン大会にのめりこんだかというと、そこには「おとなの運動会」といった雰囲気があったからです。チップやタグなどの自動計測を行っている大会は少なく、手動計時の場合だと集計でミスやトラブルが発生して混乱が生じることも少なくありませんでした。
ところが都市型マラソンにはもはやそのような雰囲気はありません。運動会というよりお祭りの雰囲気になっています。
それを否定するつもりはありません。お祭りはお祭りの楽しさがありますから。でもすべての大会がお祭りを目指す必要もないと思うのです。すべての大会が同じところを目指すのはむしろいけないことだと思うのです。運動会として残る大会も必要だと思うのです。そこにちょびっとお祭り的要素を加えるくらいにしておいて。
そんなわけで、昨年あたりからローカル大会回帰をしている私です。
今年は今のところ走った2大会はいずれもローカル大会です。このあと予定しているピンネシリ登山マラソン(DNSの可能性は高いのですが)もオロロンライン全道マラソンもローカル大会です。
8月の北海道マラソンは北海道を代表する都市型マラソンですが、9月の新大会・オホーツク網走マラソンは、マラソンの定員が2,500人ですから極端に大きな大会ではありません。しかし地域のキャパシティを考えると、ローカルというには大きな大会だと思います。今年はこの2つが大きな大会となりそうです。
10月はおろちゃんマラソンに出る予定ですが、こちらも超ローカル大会です。
そして今年の出場予定に思わせぶりな書き方をしましたが、秋に道外遠征を計画しています。おそらく北海道の皆さんは聞いたこともないような(私も知りませんでした)大会です。なんだか話の種になりそうな大会なので出てみようかなと思っています。
膝の不調もあって、このあとはレース間隔も空けて、無理せず走ろうと思います。そしてこれからも、エントリー狂走曲に縁のなさそうな、穴場大会を探していこうと思っています。
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今年の奈良マラソンのエントリーも行われましたが、マラソンは20分あまりで定員が埋まったようです。簡単には参加できない大会となってしまいました。
東京マラソンの成功後、空前のランニングブームが起こり、全国各地で新たな大会も誕生しました。それらの多くは制限時間も6時間から7時間と緩く、都市の中や観光地を巡るようなコースとなっています。沿道は多くの市民の皆さんで埋め尽くされて大声援を浴び、都市型マラソンの魅力は一度知ってしまうと病みつきになります。
東京、湘南国際、下関海響、しまだ大井川、奈良、神戸(以上第1回大会)、熊本城(第2回)と新しい大会を巡ってきた私としては十分に承知しています。
しかしいまやどの大会も参加するためのハードルが非常に高くなってしまいました。抽選の大会も増えていますし、先着の大会も定員が埋まるまでの時間が短くなっています。そんなエントリー狂走曲に嫌気がさしつつあります。
たしかにコースと沿道の声援は魅力ですが、マラソン大会として考えたときに、スタートロスが大きかったりコースが混雑していたり、けっして走りやすい大会ではありません。
東京マラソンで最後尾からスタートするとスタートラインに到達するまで18分以上かかりました。神戸マラソンでも約6分のロスタイムがありました。公式記録はグロスタイム(号砲からのタイム。これに対して自分がスタートラインを越えてからのタイムはネットタイム)ですから、こうした大会では自己ベストの更新はほぼ不可能です。自己記録をネットタイムで管理しているランナーもいますが、私はグロスタイムしか残していませんから。
私が走り始めたのは1999年です。当時、どうしてこんなにマラソン大会にのめりこんだかというと、そこには「おとなの運動会」といった雰囲気があったからです。チップやタグなどの自動計測を行っている大会は少なく、手動計時の場合だと集計でミスやトラブルが発生して混乱が生じることも少なくありませんでした。
ところが都市型マラソンにはもはやそのような雰囲気はありません。運動会というよりお祭りの雰囲気になっています。
それを否定するつもりはありません。お祭りはお祭りの楽しさがありますから。でもすべての大会がお祭りを目指す必要もないと思うのです。すべての大会が同じところを目指すのはむしろいけないことだと思うのです。運動会として残る大会も必要だと思うのです。そこにちょびっとお祭り的要素を加えるくらいにしておいて。
そんなわけで、昨年あたりからローカル大会回帰をしている私です。
今年は今のところ走った2大会はいずれもローカル大会です。このあと予定しているピンネシリ登山マラソン(DNSの可能性は高いのですが)もオロロンライン全道マラソンもローカル大会です。
8月の北海道マラソンは北海道を代表する都市型マラソンですが、9月の新大会・オホーツク網走マラソンは、マラソンの定員が2,500人ですから極端に大きな大会ではありません。しかし地域のキャパシティを考えると、ローカルというには大きな大会だと思います。今年はこの2つが大きな大会となりそうです。
10月はおろちゃんマラソンに出る予定ですが、こちらも超ローカル大会です。
そして今年の出場予定に思わせぶりな書き方をしましたが、秋に道外遠征を計画しています。おそらく北海道の皆さんは聞いたこともないような(私も知りませんでした)大会です。なんだか話の種になりそうな大会なので出てみようかなと思っています。
膝の不調もあって、このあとはレース間隔も空けて、無理せず走ろうと思います。そしてこれからも、エントリー狂走曲に縁のなさそうな、穴場大会を探していこうと思っています。
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