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  ホーム >> frunブログ集 >> 6/14 高橋真珠さん(Vn)・堀越恭子さん(Hp)を聴く〜 ハープのお話も。

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feed 6/14 高橋真珠さん(Vn)・堀越恭子さん(Hp)を聴く〜 ハープのお話も。 (2015-6-17 8:17:26)
成増駅から徒歩10分ほどにある「ゆらぎ」というある邸宅の中にある音楽ルームでの演奏会。

私はここに来るのは今回で2回め(前回もこのお二人の演奏を聴きました)。

テーマは「夢」ということで、それに関する名曲をいろいろと演奏してくれました。
真珠さんのVnはいつものように伸びやかに。また堀越さんのハープも心地よかったです。

アンコールはラフマニノフの「パガニーニ主題」等。

ハープをこんな至近距離で聴くのも、2回目。予想以上に大きな音が出ることに少しびっくり。

私にとってハープといえば、例えばワーグナーのオペラとか、ブルックナー8番といった大編成作品の中でしか殆ど聴いたことがないわけで、
こうやってハープ単体の音をじっくり聴く機会は貴重な時間でもありました。

またハープは配送等も大変で、演奏の度に費用がかなりかかるのですが、この「ゆらぎ」には素晴らしいハープがあります
(ここのオーナーのご夫妻はハープ弾きではなく、ここでハープ奏者が演奏して欲しいという、その理由だけで購入とか!)。

それゆえ、ヴァイオリンとのデュオもこうやって出来るわけです。

音大生や演奏家支援もよくされている素晴らしいご夫妻ですが、ご職業は何だったのか?(^^;)。
もうご定年されて悠々自適にお過ごしのようにも思えましたが。

門から音楽室までは10数メートルあるのですが、そこの庭のお手入れも素晴らしく、花々が咲いています。
ここを歩くだけで、演奏への期待も膨らむのです。

聴衆は20数名。近所の方が中心(歩いてきたり、自転車で来たり)。私のように電車で1時間少しかけてきた方はいなかったような(^^;)。

今回の演奏のトークは真珠さんが中心。作曲家の話等を交えて。

演奏終えて、皆で囲んでお茶菓子タイム(これもオーナーが提供)。ハープ、ヴァイオリンの質問コーナー等。

私もハープについて質問してみました。私はハープについては知識が殆ど無いものの、親指から薬指を使うことは知っていたのですが
(最大4つ指で演奏するということ)、確かワーグナーは5つの指を使う曲も多く、実際のところ、どうでしょうか?と尋ねると、


「もうワーグナーは大変です!ワーグナーやチャイコフスキーはハープ(の奏法)を知らなかったと思います!!
だから演奏時には少し音を減らします。」

と切実なお言葉。ラヴェルでしたっけ?ハープに精通していた作曲家って。


またハープの様々な奏法を使っての演奏もして披露してくれました。琴のような音色にしたり、あるいは爪を使った奏法など。

ハープにペダルがあるなんて知らなかった!という驚く方が結構いました。

真珠さんには「いつからヴァイオリンを?」という質問が来て、「2歳から。1歳半からという友人もいます」とお答えになっていてびっくり。
大抵は3歳後半、4歳ですね。

2歳とかは実際のところ、どんなレッスンだったのか?質問したかったです。



「どうやったら深い音色が出せるようになるのでしょう?」


という難問も(^^;)。これについては、真珠さんは各地でのオケでの活動や、また身体の使い方を中心にお話しされてました。

こういう演奏会もいいですね。「ゆらぎ」ではピアノ、ヴァイオリン演奏会に加え、声楽の演奏会も行われています。


駒込の「ソフィアザール」では、演奏中にシャッター音連発等、不快な思いをしたのですが、今回の「ゆらぎ」は皆さんマナーも良く、
本当に楽しい時間を過ごせました。


ゆらぎのサイトはこちら。




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