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【越谷市民交響楽団第32回定期演奏会を聴く】 (2015-6-15 8:16:02)
6/13(土)
サン=サーンス:交響詩「死の舞踏
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥 の湖」より抜粋
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」
ゲストコンサートミストレス:原実和子
指揮:清水醍輝
名曲プロとなりました。誰もがどこかで一部分でも聴いたことがある、そういう曲。市民オケに相応しい曲だと思います
(「死の舞踏」はそれには該当しないかもしれませんが)。
お客は8割〜9割の入り。集客活動、そしてこの名曲演奏会というのが、その要因かと思いますが、更にあともう少し集客出来たら..
と感じました。
毎回同様、開演前にはステージでのマナーアナウンス(これはその昔、私が違うオケで行っていた原稿をある団員さんに送り、
それを越谷オケが自分達用に再編集して作成)も良かったと思います。
マナーアナウンスを陰で読んで場内に流すとか、あるいはチラシに挟むこむ程度では、あまり効果がないのです。
演奏前にステージに堂々と立ち、お願いするという、ここまでしないと、違反者を撲滅出来ない世の中になってきました。
乳児が泣いても出て行かない。飲食する。...。
プロオケでも、今後はフライング拍手やブラヴォー根絶の為に、ステージでのマナーアナウンスをやってほしい位です。
特に今回は、チラシとして挟んだマナーレターを手にとってみてください!と話しかけて、読み上げていきました。。
この効果は強く、今回は殆どトラブルは無かったように思えました。
ただクッキーを親子で食する親子がいて、やんわりと注意に行きました。
また1F前方の客席を立入禁止にしたのも大正解。最前列に座って、落ち着かなくなって騒ぎ出す子供がいると、オケも聴衆も悲惨です。
演奏の感想は簡単に。ゲストコンミスの原さんについては私は全く知らない方だったのですが、国立で学び、
今年から群馬交響楽団団員として活躍。
今回の曲のソロも、そつなく弾かれていました。
オケの印象は、コントラバスのアンサンブルが特に秀逸だったように感じました。
フルートの男性も上手かった。
聴衆の層は、小学生連れの親子、そして年配の方々の二極化を感じました。中間層が少ない。
こういう客層ゆえ、今回の曲目は良かったのでは?とも思いました。
ちょっとマニアックな曲をやると、仮に演奏会を知っても来なかったかもしれませんし。
チャイコフスキー、ドヴォルザーク等は、仮に曲を知らなくても作曲家の名前は知っている方が多いでしょう。
なお、越谷オケはこの演奏会翌日の日曜日も市の行事で「新世界」を演奏(こちらは小ホール)。お疲れ様でした。
次回の秋の演奏会はメインはベートーヴェンの第7番等。
清水醍輝さんとは、今回限りではなく、また何かの機会で共演して欲しいと思います。
最近、少し団員減等、いろいろ悩みもあると思いますが、更により良いオケになっていきますように!
埼玉東部では一番歴史のある市民オーケストラですから。
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