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全力を 出した証の 大失速〜第15回利尻島一周悠遊覧人G完走記 (2015-6-9 22:55:03)
初めて利尻島一周悠遊覧人Gに出たのは今から9年前、第6回大会のことでした。
「1度、利尻を走ってみよう。サロマの練習にもちょうどいいし」
そのくらいの軽い気持ちで出た大会でしたが、気がつくと帯広にいた2年間を除き毎年エントリーをしています。帯広3年目だった第10回大会は、帯広から新千歳空港まで3時間をかけて移動し、さらにそこから飛行機で利尻に飛ぶという手間と費用をかけて参戦しました。おかげでQちゃんと手をつないでゴールをするという幸運にも恵まれました。
昨年もエントリーしていましたが、出発前日の金曜日に食あたりでダウンしてしまうというアクシデントに見舞われて、泣く泣く参加を断念しました。そのため今年は2年ぶりの参加となりました。
これまで参加したのは第6回、第7回、第10回、第11回、第12回、第13回の6回です。これまで利尻島を6周してきました。今年が7周目となります。
しかし今年は完走に向けて暗雲が漂っていました。なにしろ昨年の12月以降、ほとんど走っていないのです。
昨年の12月に右膝を痛めてしまい走れなくなってしまいました。その結果、楽しみにしていたはが路ふれあいマラソンを断念することとなってしまいました。その後もなかなか回復せず、走れない日が続きました。
3月には年度末の忙しさも加わったり、5月になると変形性頚椎症に起因すると思われる背中と腕の痛み等から走れなくなったりと、次々とアクシデントに見舞われます。
その結果、今年の月別走行距離はこんなことになっちゃいました。
(1月)2.4km(2月)28.4km(3月)72.0km(4月)80.7km(5月)66.8km
5ヶ月間の合計はわずか250.3kmです。ピーク時の1か月分にも届きません。1日の最大走行距離も12キロ程度です。この練習量で55キロも走れるのでしょうか?
思わずDNSをしようかとも思いましたが、体が大丈夫な限りたとえDNSになるとしても今年は利尻まで渡りたいのです。だから利尻に行かないという選択肢はまったく考えませんでした。あとは昨年のように直前で体調を崩すことのないよう、慎重に過ごしました。
その甲斐あって、食あたりになることもなく出発当日を迎えます。留萌から稚内までは180キロあまり。安全運転に加えて途中で休憩も入れますから3時間ちょっとかかります。稚内からのフェリーは10時50分発ですから、稚内には10時頃到着するように行きたいと思いました。そこから逆算した出発時刻は6時30分です。荷物は前夜のうちに準備をして、5時30分に目覚ましをセットしました。
朝は卵かけご飯を食べて出発します。小平のセイコーマートでそば茶を買い、羽幌のセブンイレブンでコーヒーを買い、順調に北上します。天気がよければ利尻島が海上に見えて、その姿が大きくなるにつれてテンションが上がってくるのですが、初山別、遠別と通過しても利尻は見えてきません。
天塩の道の駅に立ち寄ってトイレを使います。そしてまた北を目指したのですが、ここで雨が降り始めます。おかげでオトンルイ風力発電所も北緯43度の碑もゆっくり見ていられませんでした。
道道稚内天塩線は単調な景色が広がる道路ですが、天気さえよければ利尻の絶景を楽しめます。もっとも稚内に向かうときに景色がよすぎると、途中休憩をしすぎて遅れてしまう危険があります。往路はこんなものでよかったのかもしれません。
稚内まで順調に走行し、10時ちょっと前に着きました。車は稚内駅近くの公共駐車場に置きます。ここからターミナルまで10分ほど歩きます。でも雨が上がっていたので助かりました。
ターミナルに到着すると仲間の姿も大勢見かけます。やっと2年ぶりにここまで帰ってきました。
少々空腹感はありますが、新しくなった利尻のフェリーターミナル2階にある食堂丸善で昼食をとることにしています。しばしの我慢です。
やがて乗船時間がやってきて乗船します。たまたま同じLRS北海道のフーさんの前の席が空いていたのでそこに座ります。するとフーさんから糖質ゼロやらサラミやら、いろいろ差し入れをもらいました。
いつも私が利尻へ行くときはベタなぎでしたが、今回はちょっと揺れました。たぶん、今までの利尻行きの中では一番揺れたでしょう。トイレに行くときはまっすぐ歩くのが難しいほどでした。
それでも船酔いすることもなく無事に利尻に着きました。2年ぶりの利尻上陸です。
2年前来たときはまだフェリーターミナルは工事中でした。昨年は完成していたのに来れなかったものですから、新ターミナルは初めてです。ターミナル1階では黒川実行委員長もいつものように出迎えてくれました。
黒川さんの歓迎を受けてから私は再び2階に上がり食堂丸善に入ります。そしてうにめし丼定食を注文しました。
このうにめし丼は、第2回、第3回と全国ご当地どんぶり選手権を連覇して殿堂入りしている丼です。ぜひ食べたいと思っていました。そして写真を撮ろうとしたら・・・なんと、スマホのバッテリー切れで撮れません。これはいったい何を暗示しているのでしょうか・・・。(つづく)
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「1度、利尻を走ってみよう。サロマの練習にもちょうどいいし」
そのくらいの軽い気持ちで出た大会でしたが、気がつくと帯広にいた2年間を除き毎年エントリーをしています。帯広3年目だった第10回大会は、帯広から新千歳空港まで3時間をかけて移動し、さらにそこから飛行機で利尻に飛ぶという手間と費用をかけて参戦しました。おかげでQちゃんと手をつないでゴールをするという幸運にも恵まれました。
昨年もエントリーしていましたが、出発前日の金曜日に食あたりでダウンしてしまうというアクシデントに見舞われて、泣く泣く参加を断念しました。そのため今年は2年ぶりの参加となりました。
これまで参加したのは第6回、第7回、第10回、第11回、第12回、第13回の6回です。これまで利尻島を6周してきました。今年が7周目となります。
しかし今年は完走に向けて暗雲が漂っていました。なにしろ昨年の12月以降、ほとんど走っていないのです。
昨年の12月に右膝を痛めてしまい走れなくなってしまいました。その結果、楽しみにしていたはが路ふれあいマラソンを断念することとなってしまいました。その後もなかなか回復せず、走れない日が続きました。
3月には年度末の忙しさも加わったり、5月になると変形性頚椎症に起因すると思われる背中と腕の痛み等から走れなくなったりと、次々とアクシデントに見舞われます。
その結果、今年の月別走行距離はこんなことになっちゃいました。
(1月)2.4km(2月)28.4km(3月)72.0km(4月)80.7km(5月)66.8km
5ヶ月間の合計はわずか250.3kmです。ピーク時の1か月分にも届きません。1日の最大走行距離も12キロ程度です。この練習量で55キロも走れるのでしょうか?
思わずDNSをしようかとも思いましたが、体が大丈夫な限りたとえDNSになるとしても今年は利尻まで渡りたいのです。だから利尻に行かないという選択肢はまったく考えませんでした。あとは昨年のように直前で体調を崩すことのないよう、慎重に過ごしました。
その甲斐あって、食あたりになることもなく出発当日を迎えます。留萌から稚内までは180キロあまり。安全運転に加えて途中で休憩も入れますから3時間ちょっとかかります。稚内からのフェリーは10時50分発ですから、稚内には10時頃到着するように行きたいと思いました。そこから逆算した出発時刻は6時30分です。荷物は前夜のうちに準備をして、5時30分に目覚ましをセットしました。
朝は卵かけご飯を食べて出発します。小平のセイコーマートでそば茶を買い、羽幌のセブンイレブンでコーヒーを買い、順調に北上します。天気がよければ利尻島が海上に見えて、その姿が大きくなるにつれてテンションが上がってくるのですが、初山別、遠別と通過しても利尻は見えてきません。
天塩の道の駅に立ち寄ってトイレを使います。そしてまた北を目指したのですが、ここで雨が降り始めます。おかげでオトンルイ風力発電所も北緯43度の碑もゆっくり見ていられませんでした。
道道稚内天塩線は単調な景色が広がる道路ですが、天気さえよければ利尻の絶景を楽しめます。もっとも稚内に向かうときに景色がよすぎると、途中休憩をしすぎて遅れてしまう危険があります。往路はこんなものでよかったのかもしれません。
稚内まで順調に走行し、10時ちょっと前に着きました。車は稚内駅近くの公共駐車場に置きます。ここからターミナルまで10分ほど歩きます。でも雨が上がっていたので助かりました。
ターミナルに到着すると仲間の姿も大勢見かけます。やっと2年ぶりにここまで帰ってきました。
少々空腹感はありますが、新しくなった利尻のフェリーターミナル2階にある食堂丸善で昼食をとることにしています。しばしの我慢です。
やがて乗船時間がやってきて乗船します。たまたま同じLRS北海道のフーさんの前の席が空いていたのでそこに座ります。するとフーさんから糖質ゼロやらサラミやら、いろいろ差し入れをもらいました。
いつも私が利尻へ行くときはベタなぎでしたが、今回はちょっと揺れました。たぶん、今までの利尻行きの中では一番揺れたでしょう。トイレに行くときはまっすぐ歩くのが難しいほどでした。
それでも船酔いすることもなく無事に利尻に着きました。2年ぶりの利尻上陸です。
2年前来たときはまだフェリーターミナルは工事中でした。昨年は完成していたのに来れなかったものですから、新ターミナルは初めてです。ターミナル1階では黒川実行委員長もいつものように出迎えてくれました。
黒川さんの歓迎を受けてから私は再び2階に上がり食堂丸善に入ります。そしてうにめし丼定食を注文しました。
このうにめし丼は、第2回、第3回と全国ご当地どんぶり選手権を連覇して殿堂入りしている丼です。ぜひ食べたいと思っていました。そして写真を撮ろうとしたら・・・なんと、スマホのバッテリー切れで撮れません。これはいったい何を暗示しているのでしょうか・・・。(つづく)
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