frunブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
vol.462 富山マラソンのエントリー状況 (2015-4-21 22:34:22)
昨日の12時からエントリーが始まった富山マラソンの一般エントリー。他にもさまざまな枠があるため、今回の募集定員は8,100名となっていますが、昨日の時点では7,000人を突破したそうです。
やはりこの大会にどうしても出たいと思っていた人は、エントリー受付開始と同時に申し込んでいるようで、1時間足らずで定員の半分を突破したそうです。
私はひそかに24時までに定員に達するかどうか、くらいと予想していたのですが、私の予想ほどには参加者が伸びなかったようです。でも大会事務局では「予想を上回るペース」ということですから、冷静に分析していたのですね。
この11月1日という時期は、道外では本格的なマラソンシーズンに突入しており、人気大会が数多く行われる激戦時期です。それだけにどれだけの人がエントリーしてくれるか、事務局としては気が気でなかったでしょうね。
そのあたり、抽選方式を取らずに先着としたのも事務局の好判断だとおもいます。クリック合戦が予想される人気大会や、大阪、神戸、金沢などの人気抽選大会の中で、富山マラソンがすべり止め扱いをされることも十分に予想できます。それを避けるには、入金期限を他のどの大会より早くするか、先着順にするかしかありません。抽選制にするより先着の方が事務処理の煩雑さも少なくなるし、結果的に見てもこれでよかったと思います。
もうひとつ好判断と思ったのはエントリー開始時刻です。平日の昼というのは良かったと思いますよ。
最近のエントリー状況の厳しさから、エントリー開始と同時にアクセスするという人が増えています。私は以前からそうしていましたが、最近は特にその傾向が顕著です。超人気大会ともなると30分もかからずに定員が埋まってしまうのですから、いたし方ありません。
ただそうなると、エントリーのシステムがなかなかつながらなくなります。1、2年前からRUNNETの能力は大幅に向上しました。そのため以前と比べると待ち時間は極端に短くなりました。それでもエントリー開始直後はなかなかつながらないことがあります。
それを回避するための有効な手段の一つは、平日の日中にエントリーを開始するということだと思います。ただこれについては、「仕事中だからすぐにエントリーできない」というランナーからの批判の声も多くあります。
この批判の声にも一理あります。平日の10時にエントリーを開始して10時半に定員になってしまうようでは、多くの勤め人は休暇を取ってパソコンやスマホからエントリーしないと出られなくなります。それでは困るという声が多く上がっても仕方ないでしょう。
でもそんな超人気大会はほんの一握りです。先日エントリーが行われた北海道マラソンも、昨年は10時間程度で1万人を超える定員が埋まった人気大会です。昨年までは月曜日の10時エントリー開始ということで、勤め人にはアクセスしづらい時間という不満が一部で出ていました。でも定員になるのは夜の20時頃でしたから、この日にエントリーが開始となることを忘れていなかったランナーの大半はエントリーできていたのです。
それが今年は日曜日の夜、20時からエントリー開始となりました。するとどうなったでしょうか。エントリー開始から約1時間半の間、アクセスが集中してなかなか繋がらないという事態が発生しました。それでいて定員に達するまでの時間が大幅に短縮されたかというと逆でした。今年は定員に達するまで約13時間かかったのです。
結局どうなったかというと、平日の日中にエントリーを開始することで開始直後のアクセス集中を回避していたのが、日曜の夜からエントリーを開始したことでアクセスの集中を招き、かえってエントリーしづらくなるという現象を引き起こしてしまったのです。
あくまでも結果論ですが、(おそらく)参加者の利便性を高めるために多くの人がアクセスしやすい時間からエントリーを開始したため、逆に多くの人がアクセスしづらくなるという弊害を発生してしまったのです。
結果的にエントリー開始から24時間以上が経過しても定員が埋まらないという状況を見ると、月曜日の昼12時からエントリーを開始したという富山マラソンは好判断だったと思います。
初日で7,000人を超えたというエントリー状況から、定員が埋まるのは確実だと思います。この大会、私の嗅覚では間違いなくいい大会になると思います。参加される皆さんは存分に楽しんでいただきたいと思います。
21日22時30分現在。富山マラソンはまだエントリー可能です。
http://www.toyamamarathon.com/
以上、おがまんレポートでした。
FMアップル「アスリートの風」は、2004年9月2日から2014年12月25日まで、毎週木曜日の夜20時から21時に放送されていました。
この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組でした。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えており、私も2005年11月に初出演して以来、14回もゲストに呼んでいただきました。
さらに2006年2月から大会インフォメーションの中に「おがまんレポート」のコーナーを作っていただくこととなり、最初はメールを送って読んでもらうというコーナーでしたが、そのうち電話レポートをすることになりました。
自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりでしたが、いつの間にかレポーターとしてチームアップルの一員に加わらせていただくようになりました。
毎回わずか3分程度の短いレポートでしたが、当人はこのレポートに力を入れてやってきたつもりです。それだけにこの番組とともにこのレポートが消滅するのがとても寂しく思いました。
ということで、番組は終わりましたが、おがまんレポートはこのブログの中で不定期に継続していくことにしました。ネタがない時はしばらくなくなってしまうこともあるかもしれませんが、行けるところまで続けていこうと思います。
これからもおがまんレポートをよろしくお願いします。
Let's Run with a Smile!
いつも読んでいただきありがとうございます。
↓応援クリック↓をよろしくお願いします。
マラソン・ジョギングランキングへ
やはりこの大会にどうしても出たいと思っていた人は、エントリー受付開始と同時に申し込んでいるようで、1時間足らずで定員の半分を突破したそうです。
私はひそかに24時までに定員に達するかどうか、くらいと予想していたのですが、私の予想ほどには参加者が伸びなかったようです。でも大会事務局では「予想を上回るペース」ということですから、冷静に分析していたのですね。
この11月1日という時期は、道外では本格的なマラソンシーズンに突入しており、人気大会が数多く行われる激戦時期です。それだけにどれだけの人がエントリーしてくれるか、事務局としては気が気でなかったでしょうね。
そのあたり、抽選方式を取らずに先着としたのも事務局の好判断だとおもいます。クリック合戦が予想される人気大会や、大阪、神戸、金沢などの人気抽選大会の中で、富山マラソンがすべり止め扱いをされることも十分に予想できます。それを避けるには、入金期限を他のどの大会より早くするか、先着順にするかしかありません。抽選制にするより先着の方が事務処理の煩雑さも少なくなるし、結果的に見てもこれでよかったと思います。
もうひとつ好判断と思ったのはエントリー開始時刻です。平日の昼というのは良かったと思いますよ。
最近のエントリー状況の厳しさから、エントリー開始と同時にアクセスするという人が増えています。私は以前からそうしていましたが、最近は特にその傾向が顕著です。超人気大会ともなると30分もかからずに定員が埋まってしまうのですから、いたし方ありません。
ただそうなると、エントリーのシステムがなかなかつながらなくなります。1、2年前からRUNNETの能力は大幅に向上しました。そのため以前と比べると待ち時間は極端に短くなりました。それでもエントリー開始直後はなかなかつながらないことがあります。
それを回避するための有効な手段の一つは、平日の日中にエントリーを開始するということだと思います。ただこれについては、「仕事中だからすぐにエントリーできない」というランナーからの批判の声も多くあります。
この批判の声にも一理あります。平日の10時にエントリーを開始して10時半に定員になってしまうようでは、多くの勤め人は休暇を取ってパソコンやスマホからエントリーしないと出られなくなります。それでは困るという声が多く上がっても仕方ないでしょう。
でもそんな超人気大会はほんの一握りです。先日エントリーが行われた北海道マラソンも、昨年は10時間程度で1万人を超える定員が埋まった人気大会です。昨年までは月曜日の10時エントリー開始ということで、勤め人にはアクセスしづらい時間という不満が一部で出ていました。でも定員になるのは夜の20時頃でしたから、この日にエントリーが開始となることを忘れていなかったランナーの大半はエントリーできていたのです。
それが今年は日曜日の夜、20時からエントリー開始となりました。するとどうなったでしょうか。エントリー開始から約1時間半の間、アクセスが集中してなかなか繋がらないという事態が発生しました。それでいて定員に達するまでの時間が大幅に短縮されたかというと逆でした。今年は定員に達するまで約13時間かかったのです。
結局どうなったかというと、平日の日中にエントリーを開始することで開始直後のアクセス集中を回避していたのが、日曜の夜からエントリーを開始したことでアクセスの集中を招き、かえってエントリーしづらくなるという現象を引き起こしてしまったのです。
あくまでも結果論ですが、(おそらく)参加者の利便性を高めるために多くの人がアクセスしやすい時間からエントリーを開始したため、逆に多くの人がアクセスしづらくなるという弊害を発生してしまったのです。
結果的にエントリー開始から24時間以上が経過しても定員が埋まらないという状況を見ると、月曜日の昼12時からエントリーを開始したという富山マラソンは好判断だったと思います。
初日で7,000人を超えたというエントリー状況から、定員が埋まるのは確実だと思います。この大会、私の嗅覚では間違いなくいい大会になると思います。参加される皆さんは存分に楽しんでいただきたいと思います。
21日22時30分現在。富山マラソンはまだエントリー可能です。
http://www.toyamamarathon.com/
以上、おがまんレポートでした。
************************************************
FMアップル「アスリートの風」は、2004年9月2日から2014年12月25日まで、毎週木曜日の夜20時から21時に放送されていました。
この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組でした。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えており、私も2005年11月に初出演して以来、14回もゲストに呼んでいただきました。
さらに2006年2月から大会インフォメーションの中に「おがまんレポート」のコーナーを作っていただくこととなり、最初はメールを送って読んでもらうというコーナーでしたが、そのうち電話レポートをすることになりました。
自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりでしたが、いつの間にかレポーターとしてチームアップルの一員に加わらせていただくようになりました。
毎回わずか3分程度の短いレポートでしたが、当人はこのレポートに力を入れてやってきたつもりです。それだけにこの番組とともにこのレポートが消滅するのがとても寂しく思いました。
ということで、番組は終わりましたが、おがまんレポートはこのブログの中で不定期に継続していくことにしました。ネタがない時はしばらくなくなってしまうこともあるかもしれませんが、行けるところまで続けていこうと思います。
これからもおがまんレポートをよろしくお願いします。
Let's Run with a Smile!
いつも読んでいただきありがとうございます。
↓応援クリック↓をよろしくお願いします。
マラソン・ジョギングランキングへ
execution time : 0.035 sec