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スタートの 1分後には 息上がる〜WINTER MARATHON IN るもい完走記3 (2015-3-18 22:15:53)
(3)来年は10km復帰!
軽やかな足取りで私を抜いていくランナーがいます。一方の私は息は上がり足は上がらないという状態で何も抵抗できません。
しかしそのナンバーを見ると10km参加者のものでした。私の順位はかろうじてキープできているようです。
上りきって緩やかに左カーブをして下りに入ります。そのカーブを利用して後ろを確認しましたが、20mほどの間には後続ランナーの姿は見えません。そのさらに後ろの上り坂を上ってくるランナーの姿があるだけです。このままのペースをキープしていけば、今の順位をキープできそうに思えてきました。そのためにはペースダウンは許されません。
幸いなことに、ちょっと前方には10kmのランナーの背中があります。その背中を目標にじっくりゆっくり足を出します。
下りをおりきってスタート地点横を通ります。へばっていても人前を走るときだけはそんな顔を見せないように走ります。右にカーブをしながら、ちらっと後ろを確認しますが、まだ後続とは差がありそうです。
もう残りわずかですが、体力の残りもわずかです。見た目はたいした上りでもないのに、疲れ切った体には激坂のようにさえ思えてしまいます。それでもとにかく歩かぬように上ります。
上りきったところでまたしても後ろを確認しますが、迫ってくるランナーの姿は見えません。どうやらこのまま順位をキープできそうです。安心して走りました。
最後の坂は「どうしてこんなコースを付け加えたんだよっ!」と心の中で毒づきながら越えました。
ゴールに向かっていくと私の前を走っている10kmの選手は3周目に誘導されています。でも私はゴールの方に進むように促され、苦しかった5kmの走りを終えました。
時計は35分を切っていました(正式計時は34分27秒)。今の状態で、この練習量で、このタフなコースをキロ6分台で走れたのは上出来です。結果的にはオーバーペースで入ったおかげで、今の力をすべて搾り出すような走りができました。
ゴール後は、道新の記者の方からコメントを求められました。聞かれるままにいろんなことをしゃべりましたが、その一部は翌日の記事の中に取り上げてもらいました。
ビブスを返すと抽選をひかせてもらえます。そこで私が当たったのは「ルモンド」の「萌える海」というお菓子です。こういう食べ物はお土産としても一番喜ばれるから助かります。
走り終えるとカジカ汁とホットココアが用意されており、体を温めることができます。
私は着替えを済ませ、やがてゴールをしたshinさんと話しながら競技終了を待ちました。
最終ランナーがゴールをしてしばらくすると表彰式が始まりました。10km男子の表彰に続いて5km男子の表彰が始まります。1位、2位と表彰された後、3位で呼ばれたのは私の名前でした。
留萌産の美味しいななつぼしを1.5kg、ありがたくちょうだいしました。
閉会式終了後、いったん自宅に帰ってから、奥さんとともに神居岩温泉に向かいます。そして参加賞としていただいた入浴券と食事券を使います2,500円の参加料で入浴券、食事券、萌える海にお米・・・元を取ってます(笑)。
タフなコースで楽苦しく走り、温泉に入って美味しいご飯を食べて(食事券は一部のお寿司屋さんなどでも使えます)、楽しい1日を過ごすことができる大会です。留萌に住んでいる限り、出続けたい大会です。
来年は万全の体調で、また10kmに挑もうかなあ・・・。(おわり)
(1)いきなりの号砲
(2)オーバーペース
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軽やかな足取りで私を抜いていくランナーがいます。一方の私は息は上がり足は上がらないという状態で何も抵抗できません。
しかしそのナンバーを見ると10km参加者のものでした。私の順位はかろうじてキープできているようです。
上りきって緩やかに左カーブをして下りに入ります。そのカーブを利用して後ろを確認しましたが、20mほどの間には後続ランナーの姿は見えません。そのさらに後ろの上り坂を上ってくるランナーの姿があるだけです。このままのペースをキープしていけば、今の順位をキープできそうに思えてきました。そのためにはペースダウンは許されません。
幸いなことに、ちょっと前方には10kmのランナーの背中があります。その背中を目標にじっくりゆっくり足を出します。
下りをおりきってスタート地点横を通ります。へばっていても人前を走るときだけはそんな顔を見せないように走ります。右にカーブをしながら、ちらっと後ろを確認しますが、まだ後続とは差がありそうです。
もう残りわずかですが、体力の残りもわずかです。見た目はたいした上りでもないのに、疲れ切った体には激坂のようにさえ思えてしまいます。それでもとにかく歩かぬように上ります。
上りきったところでまたしても後ろを確認しますが、迫ってくるランナーの姿は見えません。どうやらこのまま順位をキープできそうです。安心して走りました。
最後の坂は「どうしてこんなコースを付け加えたんだよっ!」と心の中で毒づきながら越えました。
ゴールに向かっていくと私の前を走っている10kmの選手は3周目に誘導されています。でも私はゴールの方に進むように促され、苦しかった5kmの走りを終えました。
時計は35分を切っていました(正式計時は34分27秒)。今の状態で、この練習量で、このタフなコースをキロ6分台で走れたのは上出来です。結果的にはオーバーペースで入ったおかげで、今の力をすべて搾り出すような走りができました。
ゴール後は、道新の記者の方からコメントを求められました。聞かれるままにいろんなことをしゃべりましたが、その一部は翌日の記事の中に取り上げてもらいました。
ビブスを返すと抽選をひかせてもらえます。そこで私が当たったのは「ルモンド」の「萌える海」というお菓子です。こういう食べ物はお土産としても一番喜ばれるから助かります。
走り終えるとカジカ汁とホットココアが用意されており、体を温めることができます。
私は着替えを済ませ、やがてゴールをしたshinさんと話しながら競技終了を待ちました。
最終ランナーがゴールをしてしばらくすると表彰式が始まりました。10km男子の表彰に続いて5km男子の表彰が始まります。1位、2位と表彰された後、3位で呼ばれたのは私の名前でした。
留萌産の美味しいななつぼしを1.5kg、ありがたくちょうだいしました。
閉会式終了後、いったん自宅に帰ってから、奥さんとともに神居岩温泉に向かいます。そして参加賞としていただいた入浴券と食事券を使います2,500円の参加料で入浴券、食事券、萌える海にお米・・・元を取ってます(笑)。
タフなコースで楽苦しく走り、温泉に入って美味しいご飯を食べて(食事券は一部のお寿司屋さんなどでも使えます)、楽しい1日を過ごすことができる大会です。留萌に住んでいる限り、出続けたい大会です。
来年は万全の体調で、また10kmに挑もうかなあ・・・。(おわり)
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