ゴールして、キロ3分でバスタオルコーナーへ行って、バスタオル、水、バナナ、みかん、メダルと全て女子高生からいただいた。

荷物受け取りの場所へ進む。これが遠い！！

ようやく指定ブロックに着く。並んでいるか？と思いきや、大して並んでいなくて良かった。
荷物を受け取るも、更衣室はまた別のところで、今度は荷物を持っての移動。足は攣る直前。
ようやく着替え会場に着いて、腰を下ろす。やはり攣った。

本当に、攣るのは辛い！着替えていると、隣で同様に着替えている年配のランナーが奥様に「新記録、新記録！！」と
携帯電話で報告していた。

電話後、「自己新ですか？」と声をかけると、「そう、3時間45分！！」と答えてくれて、周辺のランナー達が拍手で称えた。
失礼ながら寝転びながらの拍手だ。もう大半が一杯一杯で転がっている。ちなみに「おいくつですか？」と訊くと
「70歳！60歳からマラソンを始めたんですよ！！」との返答に、周辺ランナーは「おお！！」とまたまた盛り上がった。

これは凄い。70歳でも自己新を出すランナーがいるということだ！でも70歳にはとても見えない。60歳位だと思っていた。

ようやく着替えて、frunのありきよさんと電話でやりとりし、また、くらっち＆にこぱと近くで食事することにした。

しかし、毎回思うのだが、「東京マラソン」はゴールしてからビッグサイトを脱出するまで、かなり歩かされる。
混乱を防ぐために、遠回りの一方通行になっていて、疲労困憊な状態であちこち歩く。結局、42.1925km+2km位あったと思う。

その後はビッグサイト近くで飲食。瀬古さんの歌は聞かなかった。


こうやって無事に今年の東京マラソンは終わった。主催者、ボランティアスタッフ、警察の方々を始め、
運送業や各町内会の協力、ご理解あっての大会。素晴らしい大会だった。

新宿から日比谷、品川、銀座、浅草、再び銀座、そしてビッグサイト．．、4時間のレースだった。

昨秋から12月の「はが路ふれあいマラソン」、2月の「東京マラソン」のフルマラソン２本に
向けて頑張ったが、１月に足を痛めたのが情けなかった（しかも仮装して）。
それが本当に悔しいし、自分の弱さなのだと思った。猛省。


銀座．山野楽器には時々、買い物に行くのだが、「東京マラソン」経験後は、行く度に４丁目交差点をしばし凝視するようになった。
交差点を見るだけで感動する。ここを走ったのだ！！と。

(終）