2015/2/24tue
12時オープン、22時クローズ。パーソナルトレーニング6件。

営業前にフィットネスショップ水道橋店へ行き、器具を調達してきました。

これはなんでしょう

 
やかんのような形をしていますね。
そう、ケトルベルです！

ケトルベルは、持ち手よりも下のほうに重心があるのでやや扱いづらく、それが逆にいい刺激となります。
スナッチなど、全身を刺激するトレーニングが行えますね。
これから指導に組み込んでまいります。

そして、コレ
パラレルラットバーです。
ラットプルダウンや、ローイングで使用するパラレル(並行)グリップのバーですね。

 
引くものが増えましたね。。


まず、ゼロでよく行っている
ラットプルダウン(およびチンニング)とローイングの違いについて説明しましょう。

ラットプルダウンは身体の上から下にバーを引く行為です。
このとき、肩関節の内転動作が行われます。 
肩関節の内転動作とは、身体の側面にて腕が上から下に降りていく動作です。
このとき、広背筋が使われます。
また、その上にある大円筋も使われます。
したがって、ラットプルダウンではまず広背筋と大円筋を鍛えます。
チンニング(懸垂)もほぼ同じです。
たとえば、背中の逆三角形などはこの動作で作りやすいです。広い背中を作りたい人はここを鍛えましょう。

いっぽう、ローイングは身体の前から後ろにバーを引く行為です。
このとき、肩胛骨の内転動作(内に寄せる動き)が行われます。
この動きをつかさどるのが僧帽筋と菱形筋という筋肉です。
ローイングはおもにここを鍛えることができます。ボコボコした背中を作りたい人はここを鍛えましょう。

えーと、広い背中もボコボコした背中も要らないけど、キレイな背中を作りたい女性の方！
同様のエクササイズをやりましょうｗ
でも背中がムキムキになることはありません。大丈夫。
ちゃんとやればかなりスタイリッシュな背中美人になれますよ。

ラットプルダウンでも内転動作は行えますが、ややテクニックを必要とします。
挙上、下制、上方回旋、下方回旋
など、肩胛骨を上にあげたり下に下げたり斜め上や斜め下に伸ばしたりすることですね。

その、 肩胛骨の内転および挙上、下制、上方回旋、下方回旋
などの動きを制するのが僧帽筋と菱形筋です。

プルダウンでもローイングでも
広背筋、大円筋、僧帽筋、菱形筋
それぞれすべてを鍛えることができますが、グリップやフォームでかなり効き方が変わってきます。

なのでいつも、いろんなフォームを取り入れて背中のトレーニングをやっていますが
色々な部分を刺激するためです。そういう意味があると捉えてください。

あと、デッドリフト(ルーマニアン)では、引き上げる際にややローイング気味に肩胛骨を内転させ
さらに下制させますが、これは僧帽筋と菱形筋を刺激しているわけです。 

背中をしっかり鍛え、固有背筋も鍛え(脊柱起立筋など)身体を姿勢よく支えるようにして
良い姿勢およびスタイリッシュな身体を作っていきましょう。


で、なんでパラレルグリップを買ったかというとこれがやりたかったから

 
パラレルグリップ、ワイドチンニングです。

肩関節の内転および
肩胛骨の内転および
挙上、下制、上方回旋、下方回旋
すべてが行えます！私はコレだけでも十分です。

もちろん皆さんのローイングエクササイズにたくさん活かしますので、よろしくお願いします！

ZEROFight&Fit神保町http://zerofit.info