先日、歩いていて左足が滑り、とっさに右足を踏ん張ったために治りかけの右膝をまたやっちゃったと書きました。その右膝の状態も徐々に良くなってきました。明日あたりはまた走れるかなと思ってました。

　そうしたら・・・。

　今日、国道を歩いていました。ちょうど吹雪きだした時で、そちらに気を取られて足元への注意がおろそかになってしまいました。

　歩道は一見すると圧雪で歩きやすそうでした。しかしそれは見かけだけのこと。除雪されたツルツルの面の上にうっすらと雪が積もっているに過ぎなかったのです。

　左足がつるっと滑りました。するとまた反射的に右足を踏ん張ってしまいました。

　ところが今回は幸運なことに、その瞬間右足も滑ってしまったのです。おかげで膝におかしな力が加わらずに済みました。

　しかし、左足が滑って右足も滑るとどうなるでしょう。そうです、もう体勢を立て直すことは不可能です。転ぶしかありません。

　この時私は意外と冷静でした。もう転ぶしかないから、じたばたしないできれいに転ぶしかないと思っていました。

　こういう時に危ないのが手のけがです。とっさにかばって手をつくと骨折などのけがをすることもよくあります。倒れ込む全体重を支えるのですから、腕1本では大変危険です。

　だから絶対に手を出しちゃいけないと私の脳は命令を下しました。左半身を下にする体勢で倒れながら、手で支えるのではなく受け身を取るような姿勢で倒れました。

　きれいにこけました（笑）。

　次の瞬間、私がしたことはというと・・・前後左右をキョロキョロして、目撃者の存在を確認しました。こんな無様な姿、誰にも見られたくありませんから。でもこういうときに田舎はいいですね。目撃者は誰もいませんでした。

　私は何事もなかったような顔をして立ち上がり、雪をほろいました。

　転倒したときに左ひざの外側と左腕の外側を地面にぶつけていました。でも大きなけがではありませんでした。不幸中の幸いです。

　ということで、明日は走れそうな気がします。吹雪にでもならない限り、ちょこっと走ってみようと思います。

　皆さんも転倒にはくれぐれもお気をつけくださいね。


　この記事が「いいね！」と思った方は
　↓応援クリック↓をよろしくお願いします。