念願の北九州マラソンに参加し、完走しました。

北九州マラソンは昨年抽選で当選したにもかかわらず、入院手術でDNS。　今年も再度応募し抽選に当選しました。　約3年振りのフルマラソンとなりました。(前回は長野マラソンでした)

北九州市は私の故郷です。　生まれて18年間住みましたが、今もかけがえのない故郷です。　北九州マラソン開催という話があった時は是非参加したいと気持ちを持ち続けていました。

前日、新幹線で小倉に移動。　受付会場である西日本総合展示場へ移動しました。　西日本総合展示場がある小倉駅の北口は昔と違って賑やかになっていました。　
受付終了後、受付会場で私が応援している女子ソフトボールチームの「CLUB北九州」のブースに立ち寄り塩キャラメルを買い写真も一緒に撮って頂きました。 実業団チームでしたが、廃部となりましたので塩キャラメルにて支援金の一部となります。　今から思うともう少し買っておけば良かったと思います。





その後、JR小倉駅からJR折尾駅へ移動。　兄が駅まで向かいにきて貰って兄の家へ宿泊しました。義姉の手料理の鍋で夕食。　しっかりと栄養を付けました。　兄と久し振りにビールを飲み、亡父の思い出話等をしました。

翌朝、義姉の朝食を頂き、義姉が作ったおにぎり2個を持参し、6時前に出発。　7時にスタート地点の北九州市役所に到着。　天気は曇りでした。
女子更衣室は市役所庁舎、男子更衣室は地下駐車場でした。　男子更衣室に行く動線が少しわかりずらく少し迷いました。
しかし地下駐車場しスペースたっぷりで暖かく、Goodでした。　義姉のおにぎりを食べてエネルギー充填。
じんさんと会うことが記念撮影



荷物をビニル袋に入れて、仮説トイレに行きました。　トイレの数も多く、待ち時間は長くなかったです。

さてスタートラインは最後尾Kブロックからスタートです。　風が強く、いつ雨が降るかもしれませんので上は長袖シャツの上にランシャツ、さらに簡易のビニルカッパを被ります(大会事務局が準備して頂きました。　感謝です)

スタート20分前にKブロックに並びます。　フルは1万人を超えています。　コの字に整列していましたのでスタートラインと逆方向となります。



ゲストランナーは有森裕子さん、君原健二さん、金哲彦さん。　君原さんと金さんは北九州市出身です。

9時、スタート。　各ブロックの順番に整然とスタートします。　Kプロックは一番最後で10分過ぎに漸く、スタートラインを超えました。
その時にスタート台に立っていた有森さんとジャンプしてハイタッチしました。　スタート後、東へ走ります。　びっくりしたのは寒い中の沿道のたくさんの応援です。　「あっきー」、「あっきー」と声がかかります。　ナンバーカードに「あっきー」と印字されていたので、呼んでくれたのでしょう。　これは嬉しかったです。　

小倉から私の実家がある八幡へ移動。　5km地点の大蔵(出身高校の八幡高校のすぐ近くです)を45'33"通過。
写真撮影しながらのランなので超スローペースです。私が生まれ、心臓病での毎日通院していた、また父が亡くなった病院近くの中央町を右折。　
そして高炉台公園に近づきます。　さて少し楽しみにしていた1901年に火入れした八幡製鐵所の溶鉱炉はちらっとしか見えなかったです。(スポーツ店の死角となっていました)少しがっかりでした。　



但し遊園地のスペースワールドははっきりと見えます。

ここから10km地点のJR枝光駅前を通過。　10km 1:20'45"(35'12")でした。そこから上りに入ります。　歩いている人が結構います。　私は走り続けます。
暫く走ると洞海湾を跨いでいる赤い吊橋の若戸大橋が見えます。　しかしここもちらっと見えるだけ。　残念です。

15km　2:02:05 (41'20")、10分位トイレ待ちしていましたのでペースダウンしました。　トイレ待ちに地元のランナーと談笑しました。　楽しかったです。
ここから晴れてきたのでビニルカッパを脱ぎ、少しペースアップ。そして小倉日明地区の皆さんの熱い応援があり。ハイタッチの連続。　元気が出ました。　

JR小倉駅前に向かいます。　JR小倉駅前の20km地点を2:32'16"(30'11")で通過。そして中間点を2:42'09"を通過。5時間半ペースです。

ここから腰のだるさが出てきて少し辛い走りになりつつありますが、追い風に乗っていよいよ海岸線を走ります。　門司港で折り返しした後のランナーと
すれ違います。　すれ違いのランナーを見ると向かい風で苦しんでいます。　少し不安になりました。　暫くして、じんさんとしぶママさんとエールの交換。　frunのランシャツはわかりやすくので助かります。

25km地点(JR門司駅前)を3:04'29"(32'13")で通過。ここも沿道の応援が多く、ハイタッチ!! 30km地点(門司港)を3:35'21"(30'52")で通過。　31kmを通過し折り返し後、関門海峡の写真を撮影直後、右腰、脚に異変が発生します。　ここで少し休んで冷えたかもしれません。　右腰が固まり右脚が上がらなくなりました。
歩くのも困難となりました。　この時は完走は無理かなと一瞬思いました。　寒風の中、急いでストレッチした後、漸く歩ける様になりましたが、11kmを歩き続けるのはタイム的に完走はNGなので少しでも走らないといけません。　それに向かい風の中、苦痛でしたが何とかとぼとぼ走れる様になりました。

35kmを4:25'25"(50'14")で通過。　ストレッチを何回か行い走れる様になりました。　雪もちらつき向かい風。　回りのランナーも見ると歩いているランナーが多いです。

40kmを5:02'27"(36'52")で通過。　ペースを少し上げることができました。　42km地点を通過。　たくさんの応援の中、ぐっと来るものがあり泣きそうになりました。　
そして右折。　有森さんとハイタッチ。　5:18'24"でフィニッシュ。
36回目のフルマラソンでワースト記録です。　しかし、走り切った私を褒めたいです(有森さんの言葉を思い出しました)

フィニッシュ後は振り返り深々と一礼しました。　寒い中、沿道の応援の皆さんと大会スタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいでした。
そして完走メダルをかけてもらいました。　鉄の都らしく何とも重厚があるメダルです。



初めての参加でしたが、素晴らしい大会だと思いました。　沿道の皆さんの応援は途切れがなかったです。　沿道の距離感が近く、東京マラソンには負けていないです。　欲を言えば、名所(溶鉱炉、若戸大橋、門司港レトロ)の目の前を走れるコース設定であれば、北九州市のさらなるPRとなったと思います。
選手も主催者という考えで事務局に機会を見て感想を寄せたいと思います。

走り終わった後、すぐに大分へ移動し、大分で友人と再会。　飲み会とカラオケに行きました。　楽しかったです。　カラオケではたくさん歌い、あっという間に時間が過ぎました。

最後に、応援して頂いたラン仲間、兄、義姉、私の家族、大会で応援の皆さん、大会スタッフの皆さん、そしてアフターに一緒に飲んでくれたIKEさんに感謝です。
次は東京マラソンです。　また楽しく感動できる走りがしたいです。　


Start 00:10'15"
5km 45'33"(35'18")
10km 1:20'45"(35'12")
15km 2:02'05"(41'20")
20km 2:32'16"(30'11")
Half 2:42'09"
25km 3:04'29"(32'13")
30km 3:35'21"(30'52")
35km 4:25'35"(50'14")
40km 5:02'27"(36'52")
Finish 5:18:24(15:57)