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【山行報告】北海道大雪山層雲峡アイスクライミング20150207ー08 (2015-2-8 23:20:00)
北海道層雲峡でアイスクライミングしてきました。
ここは国道沿いの温泉街、ホテルや温泉宿がたくさんたっていて、滝はそこからすぐでとっても便利です。アイスが終わったら温泉も入れます。今回は美瑛のSさんに連れてきてもらいました。
初日は定番の銀河の滝
駐車場から川をわたって取り付きます。細い木4本で橋?が作ってあったので、そこをずるずると渡りました、立って渡ろうとしましたが撓むので無理。この橋は最後に使った人が片付けるのがルールとのこと。橋がないと渡渉か、かなりの遠回りをしないといけないそうです。
銀河の滝、マルチピッチです。50mだと3ピッチでは苦しいです。途中の雪の部分で工夫しないといけないです。
中断は傾斜が緩いので雪がついてしまっています。核心部分は最後の抜けるところです。マルチピッチなので時間はかかります。支点は整備されていますが、捨て縄は用意した方がいいです。
アイスクライミングを終えると公共の温泉施設黒岳の湯に行くのが定番だそうです。
その後、セブンイレブンで買い出しをして、少し離れた除雪センターの駐車場でテント泊。
ここは暖房の効いたトイレが24時間使える快適なテント場だそうです。
でもとっても寒いのです。いったい明け方は何度も下がったのでしょうか。-15度以下にはなっていたはずです。懐かしい灯油コンロで暖まり、水は断熱したポットで凍らないようにしてます。
2日目は、わたしが神戸まで戻らないといけないので、午前中で登れる小函エリアに行きました。ここは銀河トンネルに続くシェルターの上にあります。トンネル入り口横の駐車場に車を止めて、そこからトンネル沿いに10分ほど歩きます。
滝は3本あってNAKA滝、尾滝(写真右)、パラグーフォールと続きます。
この日のお題は、パラグーフォール。バーティカルな部分が長いのでちょっと不安になります。
高さ40m、グレードはV級だそうです。
いやあ、今まで登った氷瀑の中でいちばんきついリードでした。八ヶ岳の人がいっぱい登る氷と違って穴はなく、氷も硬く、しかもこの垂直部分の長さに、体重が増えてもともと腕力のない私は、腕力のエネルギー切れで途中からアックステンションでスクリューをセットすることにしてなんとか切り抜けました。
このシーズンからアイススクリューはグリベルのスピーディーやそれと同等のセットを使っていますが、これは本当に便利。アックステンションしてたら同じですが、片手でセットする場合、かなりセット時間が短くなり、腕の負担が少なくなります。
それと、びっくりしているのが愛用のミズノの手袋ですが、これ、スマホが操作できることがわかりました。5年前に買ったのでスマホ対応なんて書いてませんがばっちり画面操作できました。電気が通じる素材が使われているようです。
アイスの手袋は、寒さがそれほどキツくないときは日本製のこの手袋が指が余らずわたしにはぴったりです。
ここは国道沿いの温泉街、ホテルや温泉宿がたくさんたっていて、滝はそこからすぐでとっても便利です。アイスが終わったら温泉も入れます。今回は美瑛のSさんに連れてきてもらいました。
初日は定番の銀河の滝
駐車場から川をわたって取り付きます。細い木4本で橋?が作ってあったので、そこをずるずると渡りました、立って渡ろうとしましたが撓むので無理。この橋は最後に使った人が片付けるのがルールとのこと。橋がないと渡渉か、かなりの遠回りをしないといけないそうです。
銀河の滝、マルチピッチです。50mだと3ピッチでは苦しいです。途中の雪の部分で工夫しないといけないです。
中断は傾斜が緩いので雪がついてしまっています。核心部分は最後の抜けるところです。マルチピッチなので時間はかかります。支点は整備されていますが、捨て縄は用意した方がいいです。
アイスクライミングを終えると公共の温泉施設黒岳の湯に行くのが定番だそうです。
その後、セブンイレブンで買い出しをして、少し離れた除雪センターの駐車場でテント泊。
ここは暖房の効いたトイレが24時間使える快適なテント場だそうです。
でもとっても寒いのです。いったい明け方は何度も下がったのでしょうか。-15度以下にはなっていたはずです。懐かしい灯油コンロで暖まり、水は断熱したポットで凍らないようにしてます。
2日目は、わたしが神戸まで戻らないといけないので、午前中で登れる小函エリアに行きました。ここは銀河トンネルに続くシェルターの上にあります。トンネル入り口横の駐車場に車を止めて、そこからトンネル沿いに10分ほど歩きます。
滝は3本あってNAKA滝、尾滝(写真右)、パラグーフォールと続きます。
この日のお題は、パラグーフォール。バーティカルな部分が長いのでちょっと不安になります。
高さ40m、グレードはV級だそうです。
いやあ、今まで登った氷瀑の中でいちばんきついリードでした。八ヶ岳の人がいっぱい登る氷と違って穴はなく、氷も硬く、しかもこの垂直部分の長さに、体重が増えてもともと腕力のない私は、腕力のエネルギー切れで途中からアックステンションでスクリューをセットすることにしてなんとか切り抜けました。
このシーズンからアイススクリューはグリベルのスピーディーやそれと同等のセットを使っていますが、これは本当に便利。アックステンションしてたら同じですが、片手でセットする場合、かなりセット時間が短くなり、腕の負担が少なくなります。
それと、びっくりしているのが愛用のミズノの手袋ですが、これ、スマホが操作できることがわかりました。5年前に買ったのでスマホ対応なんて書いてませんがばっちり画面操作できました。電気が通じる素材が使われているようです。
アイスの手袋は、寒さがそれほどキツくないときは日本製のこの手袋が指が余らずわたしにはぴったりです。
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