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link Road to SAROMAN BLUE Road to SAROMAN BLUE (2024-10-10 15:00:05)

feed 壮絶なクリック合戦と抽選 (2015-2-4 21:51:06)
 先日エントリー受付が行われたサロマ湖100kmウルトラマラソンの100kmの部は、わずか24分で定員が埋まってしまいました。近年ではエントリーが先着順ではなく抽選となっている大会もありますが、東京マラソンはその倍率が10倍を超え、簡単には走ることができません。

 ランニングの世界では走りたい大会を走ることも年々難しくなっていますが、こんなのまだまだ甘い!という世界があります。それが鉄道の世界です。

 2月1日の北海道新聞に『廃止決定「北斗星」「トワイライト」予約は0・1秒の争い 毎朝10時、全国の端末1万台から殺到』という記事が載りました。

 JR各社の寝台券などは、乗車日の1カ月前の午前10時から全国一斉に発売されます。窓口の担当者がこの時刻に合わせて予約端末機のタッチパネルを押す「10時打ち」という操作が全国で行われ、早い者順で予約が成立するということです。そのため札幌駅のみどりの窓口の前には、営業開始の午前5時半にはすでに待っている人もいたとか。

 トワイライトエクスプレスの定員が130名。北斗星の定員が217名。これに対して全国約1万台の端末から一斉に10時打ちで予約が入るとなると・・・たしかに0.1秒の勝負でしょうね。RUNNETのクリック合戦の比ではありません。この日も札幌駅では全員が落選だったそうです。

 そんなトワイライトエクスプレス。先日も雪害の影響で16時間遅れで到着した、というニュースがありましたが、1日に札幌を出発したトワイライトエクスプレスが雪の影響で立ち往生し、3日未明にようやく15時間遅れで終点大阪に到着したようです。

 普通、列車が15時間も遅れたとなると、乗客の不満もかなり大きくなりますよね。でも面白かったのは、こんなに遅れたのに喜んでいた人もいるということです。0.1秒の勝負を制して乗った人にとっては、少しでも長い時間乗っていられるのは嬉しいと思いますよ、私も。

 もちろん疲れきった表情の人もいれば、その後の旅行の日程が狂ったと困っている人もいるようですが、トワイライトエクスプレスの場合は寝台車ですから、疲れたときは横になれるというのも長時間乗車していられる強みですね。いくら鉄道ファンでも、座席で2泊というのはかなり応えるでしょうから。テレビのニュースでインタビューされていた乗客がニコニコ笑って目が輝いていたというのがとても印象的でした。

 鉄道の世界で行われる抽選のニュースもありました。昨年12月20日に東京駅開業100周年記念Suicaが発売されたときの大混乱を皆さんご記憶でしょうか。このときは途中で販売を中止し、増刷して希望者全員に販売するという告知がされました。

 そしてその購入申し込み受付が1月30日から2月9日までの予定で行われています。当初発売時には限定15,000枚ということでしたが、今回は10万枚を予定しているそうです。

 ところが2月2日午前8時までの予約枚数が1,695,343枚に達したとか。すでに17倍ですよ。初日の1月30日午後4時時点でもすでに約48万枚に達していたというのですから、この人気の高さはすごいですね。

 ただ今回はすべての希望者に売る方針は変わらないということです。でも今年度内に発送可能なのは10万枚ですから、年度内の発送分は、申込期間の終了後に抽選で決めるとのことです。さて、こちらの倍率は最終的に何倍になるのでしょうか。そしてすべての発送が終わるのはいつごろになるのでしょうか。

 そして・・・Ogamanのもとにはいつごろ届くのでしょうか?(笑)

 届いたらまた報告します。


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