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feed 夢を追うということ (2015-1-14 22:39:12)
 面白い話を聞きました。ある中学生の話です。

 その子は2年生ながら野球部のエースピッチャー。野球に燃えているようです。

 担任の先生と親と本人の3者面談があり、将来の進路について話し合ったそうです。事前に先生と本人の間で進路についての話をしたいたそうです、親御さんはその時の話の内容を先生から聞かされたそうです。

 それによると、本人の希望はプロ野球選手だとのこと。よくある話ですよね。

 これに対して先生は、プロ野球選手は狭き門ですから、なれなかった時のことも考えておいた方がいいとアドバイスしたようです。先生の知り合いにもプロ野球志望だったけど夢かなわず、鍼灸師となってある球団の専属となりチームと行動を共にしている人もいるという例を出し、野球に関係するいろいろな道があると。

 でもその生徒はプロ野球志望ということを頑として譲らず、他の進路にはまったく興味を示さなかったそうです。

 たしかに、先生の考えもよくわかります。大人の考えですよね。プロ野球選手なんてよほど秀でている人しかなれませんから、それ以外の道も頭に入れておかねばならないだろうと。私も自分の子供には似たようなことを言ってたような気もします。

 だけど今は思うんです。中学2年生くらいで自分の将来設計をあまりにも綿密にたてるのはどうなのかって。

 自分が中学2年生の頃のことを思い返すと、自分が将来何になりたいか、明確な夢は何もありませんでした。いい大学に行って政治家とか弁護士とかになる?ふーん、ってな感じでしたもん。そもそもどんな仕事が世の中にあるかもはっきりとはわかっていませんでしたよ。

 そんな中でプロ野球選手といったような具体的な夢があるのって、すばらしいじゃないですか。なれなかったときのことを具体的に考える必要なんて、まだないと思いますよ。

 なーんてことを言ってたら、「今はそんな時代じゃない!中学生のころから具体的な進路を考えないと遅いんだ!」などと叱られるのかもしれませんね。

 でも、だとしたら今の子供たちはかわいそうです。中学2年くらいの時なんて、まだまだ本人の適性なんてわかりませんよ。そして本人も、どういう道があるかをちゃんと理解して判断することなんてできませんよ。中学2年の頃に自分の道を決めなければならない社会だとしたら、私はその社会の方が間違っていると思います。

 だから若者たちにはどんどん夢を見てほしいと思います。そんな中から現実社会を少しずつ知り、道を模索して探していけばいいと思います。

 そして現実の道を見つけてからも、また新たな夢を早く見つけてほしいと思います。夢はいくつになっても見られますから。

 かくいう私も、まだまださまざまな夢を追いかけていきますよ!


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