第30回サロマ湖100kmウルトラマラソンは2015年6月28日の開催です。今年は30回記念大会ということもあって、参加希望者はさらに増えるでしょうね。エントリー開始は1月21日（水）20時です。昨年は約1時間40分で定員となりました。今年はさらに短くなるでしょうから、エントリーされる皆様は忘れないようにしてくださいね。

　さてすでに発表されている今年の要項を見ますと、昨年との変更点がいくつか見られます。中にはエントリー前に決めておかなきゃならないこともあるので、事前に確認をしておくようお願いします。

　まず1点目の変更点ですが、関門の場所と制限時間が一部で変更となります。変更となるのはこちらの関門です。

（昨年）80km　10時間24分　（今年）79.3km　10時間19分
（昨年）90km　11時間42分　（今年）91.5km　11時間54分

　昨年までの80km関門は、ワッカの入り口の急坂を上ったところにありました。これが手前にずれるようです。ワッカ入り口の手前、もしかするとエイドの手前になるのかもしれません。そうなってくれれば、関門を通過してからゆっくりエイドで休めます。私は今まで80km関門を通過したときも全部ギリギリだったので、往路ではここのエイドでのんびり休むことができませんでした。

　90km関門はワッカの折り返しを回ってからでしたが、だいたい意識が朦朧となっていますのでほとんど記憶がありません。なぜこの関門をずらすのか理由はわかりませんが、この関門も位置を動かすようです。

　以上の関門変更が1点目です。

　2点目はウェルカムパーティーについてです。昨年までは参加者は全員無料参加できたウェルカムパーティーですが、今年からは事前登録制で有料となるようです。料金は1,000円で、その代わり大会参加者以外の参加も可能です。

　このウェルカムパーティーも近年は人数が増えすぎてさまざまな問題が生じていましたから、このような対応もやむをえないかもしれません。

　この参加についてはエントリー時に申し込まなければなりません。ですからエントリーの際には、ウェルカムパーティーを申し込むかどうか、申し込むなら何名分を申し込むか決めておかないと、ここで時間をとられることになってしまいますのでご注意を。

　3点目は受付についてです。100kmのナンバーカードの引き換えはこれまで大会前日まで湧別町で行われていました。今年もそれは同様に行われますが、希望をすれば（500円かかります）ナンバーカードを事前発送してもらえます。前日の受付が不要となりますので、これは助かります。

　サロマの場合、宿泊場所が湧別からかなり離れていることも少なくありません。それでも昨年までは受付のために前日に湧別に行かなければなりませんでした。これが事前発送となればその手間がなくなりますので、助かる人も大勢いると思います。

　これもエントリー時に申し込む必要があります。事前にどうするか決めておいたほうが、エントリーの手続きはスムーズになります。

　あと蛇足ながら、「たぶん変わらなかったであろうこと」をひとつ書いておきます。それはサロマの参加資格です。

　噂話として、今年のサロマから参加資格を設けられるということを聞いていました。それは1年以内にフルマラソンの完走経験がある、ということです。ですがサロマの公式サイトやパンフレットを見ても、そのような項目はありませんでした。

　ところがRUNNETを見るとサロマの参加資格備考としてこのように書かれていました（2015年1月7日22時時点）。

100km13時間、50km8時間以内で完走できる走力を有する者。1年以内にフルマラソン完走経験を有する者。日本陸連登録の部は平成27年度陸連登録。伴走者(大会出場者に限る)を伴う視覚障がい者の参加可。車イス不可

　でもエントリー時の入力項目にはフルマラソンの完走経験はないようですから、どうやらこれは幻の参加資格となりそうです。RUNNETの方は消し忘れたのかもしれません。ただ来年以降はこの項目が現れてくるのかもしれませんね。

　以上、おがまんレポートでした。

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　FMアップル「アスリートの風」は、2004年9月2日から2014年12月25日まで、毎週木曜日の夜20時から21時に放送されていました。

　この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組でした。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えており、私も2005年11月に初出演して以来、14回もゲストに呼んでいただきました。

　さらに2006年2月から大会インフォメーションの中に「おがまんレポート」のコーナーを作っていただくこととなり、最初はメールを送って読んでもらうというコーナーでしたが、そのうち電話レポートをすることになりました。

　自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりでしたが、いつの間にかレポーターとしてチームアップルの一員に加わらせていただくようになりました。

　毎回わずか3分程度の短いレポートでしたが、当人はこのレポートに力を入れてやってきたつもりです。それだけにこの番組とともにこのレポートが消滅するのがとても寂しく思いました。

　ということで、番組は終わりましたが、おがまんレポートはこのブログの中で継続していくことにしました。毎週木曜日を基本に、ネタがない時は飛ばしたり、ネタがあるときは週に2本も3本もやったりすることもあるかもしれませんが、行けるところまで続けていこうと思います。

　これからもおがまんレポートをよろしくお願いします。


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