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今年一番の思い出 (2014-12-31 17:59:50)
ブログネタ:今年思い出に残っている出来事 参加中
今年一番思い出に残っていることと言えば、4月19日に行われた加賀谷はつみワンマンライブ“MUSIC TRAIL”です。
このライブの開催が発表された時から行きたくてたまらなくなり、思い切っていくことにしました。
土曜日夜の開催ですから、休みを取らずに1泊2日で行くことも可能です。でもOgakunの勤務地が大宮に決まったこともあり、Ogakunの様子伺いも兼ねて行くことにしました。
そうと決まれば東京のまきおさんにお願いして路上ライブでチケットを買っていただきました。
早目に路上で買ってもらったおかげで、その番号はA23と24です。早い番号のチケットを手にしたおかげで、2列目のセンターというものすごい場所で聴くことができました。
開演前にはグッズを購入しました。このライブ限定のTシャツと缶バッジです。Tシャツは私と同行した奥さんの分。そして缶バッジはこの日これなかったOgakunや北海道のファン仲間の分です。
Tシャツは記念に買ったつもりでしたが、コアなファンの皆さんはすぐに着替えています。それを見て私も奥さんもすぐに着替えました。
ライブハウスに行った経験はこれが2度目です。前回に行ったライブハウスと比べて客席とステージの距離が近かったこともあり、本当に目の前で見ることができました。
1曲目の【雲の向こう】のイントロ演奏が始まったときから私は感激で胸がいっぱいになりました。それからの時間は、本当に夢のような時間でした。
これまで加賀谷はつみさんの生歌を聴いたのは、すべてギター1本での弾き語りでした。でもこの日はフルバンドでのライブです。今までとは違うはつみさんの姿を見ることができました。【赤いパンプス】や【LOVE&PEACE】では、ギターを置いてボーカリストとしてのはつみさんを見せてもらえました。
ともかく彼女の歌からは元気をもらえます。わかりやすいストレートな歌詞を素直なメロディーに乗せて伝えてきます。おかげで私のような世代にも素直に伝わってくるのです。
そして彼女は登山をして、その時の気持ちも歌にしています。そんな歌の内容は、私たちランナーが感じているのと同じ世界を見ているのです。だからよけいに引き込まれます。
アンコールのラスト、この日19曲目となる【あの星と空】まで本当に幸せな時間でした。今までに感じたことのないような時間でした。
彼女自身も言ってましたが、人生はつらい時や苦しい時、悔しい時の方が多いのかもしれません。彼女自身、今ではポジティブの塊のように見えますが、15年間の音楽活動の中でなかなか芽が出ず方向性も見つけられずに苦しんでいた時が続いていたようです。
でも諦めずに頑張って続けていたこと。それが今の彼女を作り出したのでしょう。居合わせた人すべてをこれだけ感動させる力を持っている彼女です。これからももっと多くの人に幸せな時間を与えてくれることと、私は信じています。
この日、新曲【Go
ahead】も披露されました。昨年9月にマウントシャスタに登ったときのことをイメージして作ったというこの曲。来場者にはCDが無料配布されました。
はつみさんらしいストレートな歌詞でそのときの苦しみや葛藤を歌っています。それって、私がサロマを走っているときに感じていることとまったく同じなんです。だからこの曲にもどんどん引き込まれてしまいます。
つらい時間は長く感じるのに、楽しい時間は一瞬のうちに終わってしまいます。この日もそうでした。でもきっとまたこうして幸せを感じることができる時間がやってくる。そう信じて、その日を楽しみにして、毎日頑張って過ごしたいと思います。
今年はそのあと、10月に富良野で彼女と会うことができました。
来年もまた彼女の歌を聴き、走り続けたいと思います。