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おがまんの10大ニュース第2位 (2014-12-30 20:56:32)
長年の 低迷抜ける 好記録
ハーフマラソンの自己ベストを記録したのは2009年9月の旭川ハーフマラソンでした。タイムは1時間36分10秒。このとき49歳と8か月でした。
50歳目前にして自己ベストを更新し、50代になってからもまだまだいけると思っていたのですが、意に反して50歳を過ぎてから記録は急激に低下してしまいます。
50歳の初戦で走ったハーフマラソンは1時間44分32秒でした。シーズン初戦で練習不足の中での遠征レース。こんなものでしょうと思ったのですが、このタイムが50代になってからのベストタイムとしてここまで生き残るとは思いませんでした。
一時は1時間50分を切ることも難しくなっていましたが、今年はピパオイヘルシーロードレースで久しぶりに1時間45分を切りました。この大会は50代のベストタイムを狙うレースとなりました。
スタートラインを越えるまで41秒かかり、その後の流れもよくありません。参加者が年々増えていることもあって、コースは人がびっしりと埋まり思うように走れません。
1km地点のタイムは5分55秒でした。スタートロスを除いても5分15秒と、想定より遅いペースです。1時間44分台を出すには、キロ5分を切るペースで走らなければなりません。いきなり1分の借金を背負ったことになります。
その後は少しペースが上がりましたが、頑張っている割には思うようにペースが上がったという実感がありません。ちょっと気持ちが焦り始めます。それでも沿道の大声援のおかげで心を落ち着けながら走ることができました。
5?のタイムは25分43秒。ネットタイムにしても25分02秒と、キロ5分を切ることができません。5?で25分を切れなかったため、私は覚悟を決めました。後半つぶれてしまうことを覚悟して、突っ込んでいこうと。
その甲斐あってか、6?以降のラップタイムは4分50秒前後に上がってきました。ちょっとペースを上げ過ぎたかな?とも思いましたが、でももう行くところまで行くしかありません。そしてこのコース最大の山場ともいえる栄通の上り坂に差しかかりました。数百mで20mほど上る急坂をどう上がるかが大きなポイントです。ただ上るだけではなく、後半に向けて余力も残しておかねばなりません。
この急坂を上り終えてからも10.4km地点の折返点までは緩い上り坂が続きます。それでもラップは5分ちょっとでしたから十分に及第点です。10km地点は50分08秒で通過しました。でもまだキロ5分を超えるペースで、このままでは目標タイムをクリアするのも難しそうです。
折返点を回ると復路は緩やかな下り坂です。ここからはペースが上がりました。ラップは4分30秒台〜40秒台となりました。しかしその代償として12kmあたりからは足が上がらなくなってきました。下り坂のおかげでどうにかペースは保っているものの最後までもつかどうかは微妙なところです。
急坂が終わると体は急に重くなったように感じます。しかしこのあたりで帯広南商業高校前にさしかかりました。帯広南商業高校チアリーディング部と吹奏楽部の皆さんが演技と演奏で応援をしてくれています。チアリーディング部の皆さんはポンポンを持った手を差し出し、ハイタッチを求めています。私はすべての手にハイタッチをしました。吹奏楽部の皆さんも、手が空いている人は手を振って応援してくれます。もちろん私はそれに応えて、手を振りながら走ります。こうした応援に力をもらい、なんとか力を振り絞ります。
このあたりから徐々に沿道の応援の人も増えてきます。そうした皆さんからの声援に私は積極的に応えます。ときにはこちらから手を振って応援を引き出します(笑)。そのように沿道の力を利用してペースダウンを最小限にするよう努めました。ウェアに刻み込まれている「Let's Run with a Smile!」の文字。これを実践するために、苦しくなってからでも、いや、むしろ苦しいからこそ笑顔を作ります。
コース終盤の白樺通は切れ目なく応援の人が続きます。私はコースの左端を走り、声援に応えます。手を振って「ありがとう」と言いながら走ると、次々と応援の人々から声をかけてもらえます。その声に背中を押してもらいながら走ります。時には手を伸ばしてくる人もいて、ハイタッチを交わしながら走ります。
足はどんどん動かなくなり、沿道からの声援にはなんとか笑顔で応えますが、周りの様子もなかなか目に入らなくなってきます。それでもどうにかペースを落とさずにゴールをしました。
タイムは1時間42分52秒。まだまだ自己ベストには遠く及びませんが、50代での自己ベストを大きくクリアしました。
今年の後半になってから徐々に復活の兆しが見えてきました。なによりも、苦しみながらも簡単に諦めずに走り切れたこと。こういう走りをできるようになってきたことに、確実に復活に近づいているという手ごたえを感じました。来年につながる素晴らしい走りができました。
ということで、今年の第2位は、
長年の 低迷抜ける 好記録
(ハーフマラソンで50代の自己ベストを更新)
ハーフマラソンの自己ベストを記録したのは2009年9月の旭川ハーフマラソンでした。タイムは1時間36分10秒。このとき49歳と8か月でした。
50歳目前にして自己ベストを更新し、50代になってからもまだまだいけると思っていたのですが、意に反して50歳を過ぎてから記録は急激に低下してしまいます。
50歳の初戦で走ったハーフマラソンは1時間44分32秒でした。シーズン初戦で練習不足の中での遠征レース。こんなものでしょうと思ったのですが、このタイムが50代になってからのベストタイムとしてここまで生き残るとは思いませんでした。
一時は1時間50分を切ることも難しくなっていましたが、今年はピパオイヘルシーロードレースで久しぶりに1時間45分を切りました。この大会は50代のベストタイムを狙うレースとなりました。
スタートラインを越えるまで41秒かかり、その後の流れもよくありません。参加者が年々増えていることもあって、コースは人がびっしりと埋まり思うように走れません。
1km地点のタイムは5分55秒でした。スタートロスを除いても5分15秒と、想定より遅いペースです。1時間44分台を出すには、キロ5分を切るペースで走らなければなりません。いきなり1分の借金を背負ったことになります。
その後は少しペースが上がりましたが、頑張っている割には思うようにペースが上がったという実感がありません。ちょっと気持ちが焦り始めます。それでも沿道の大声援のおかげで心を落ち着けながら走ることができました。
5?のタイムは25分43秒。ネットタイムにしても25分02秒と、キロ5分を切ることができません。5?で25分を切れなかったため、私は覚悟を決めました。後半つぶれてしまうことを覚悟して、突っ込んでいこうと。
その甲斐あってか、6?以降のラップタイムは4分50秒前後に上がってきました。ちょっとペースを上げ過ぎたかな?とも思いましたが、でももう行くところまで行くしかありません。そしてこのコース最大の山場ともいえる栄通の上り坂に差しかかりました。数百mで20mほど上る急坂をどう上がるかが大きなポイントです。ただ上るだけではなく、後半に向けて余力も残しておかねばなりません。
この急坂を上り終えてからも10.4km地点の折返点までは緩い上り坂が続きます。それでもラップは5分ちょっとでしたから十分に及第点です。10km地点は50分08秒で通過しました。でもまだキロ5分を超えるペースで、このままでは目標タイムをクリアするのも難しそうです。
折返点を回ると復路は緩やかな下り坂です。ここからはペースが上がりました。ラップは4分30秒台〜40秒台となりました。しかしその代償として12kmあたりからは足が上がらなくなってきました。下り坂のおかげでどうにかペースは保っているものの最後までもつかどうかは微妙なところです。
急坂が終わると体は急に重くなったように感じます。しかしこのあたりで帯広南商業高校前にさしかかりました。帯広南商業高校チアリーディング部と吹奏楽部の皆さんが演技と演奏で応援をしてくれています。チアリーディング部の皆さんはポンポンを持った手を差し出し、ハイタッチを求めています。私はすべての手にハイタッチをしました。吹奏楽部の皆さんも、手が空いている人は手を振って応援してくれます。もちろん私はそれに応えて、手を振りながら走ります。こうした応援に力をもらい、なんとか力を振り絞ります。
このあたりから徐々に沿道の応援の人も増えてきます。そうした皆さんからの声援に私は積極的に応えます。ときにはこちらから手を振って応援を引き出します(笑)。そのように沿道の力を利用してペースダウンを最小限にするよう努めました。ウェアに刻み込まれている「Let's Run with a Smile!」の文字。これを実践するために、苦しくなってからでも、いや、むしろ苦しいからこそ笑顔を作ります。
コース終盤の白樺通は切れ目なく応援の人が続きます。私はコースの左端を走り、声援に応えます。手を振って「ありがとう」と言いながら走ると、次々と応援の人々から声をかけてもらえます。その声に背中を押してもらいながら走ります。時には手を伸ばしてくる人もいて、ハイタッチを交わしながら走ります。
足はどんどん動かなくなり、沿道からの声援にはなんとか笑顔で応えますが、周りの様子もなかなか目に入らなくなってきます。それでもどうにかペースを落とさずにゴールをしました。
タイムは1時間42分52秒。まだまだ自己ベストには遠く及びませんが、50代での自己ベストを大きくクリアしました。
今年の後半になってから徐々に復活の兆しが見えてきました。なによりも、苦しみながらも簡単に諦めずに走り切れたこと。こういう走りをできるようになってきたことに、確実に復活に近づいているという手ごたえを感じました。来年につながる素晴らしい走りができました。
ということで、今年の第2位は、
長年の 低迷抜ける 好記録
(ハーフマラソンで50代の自己ベストを更新)
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