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奈良マラソンと衆院選 (2014-12-12 22:18:15)
今週末の日曜日、12月14日は奈良マラソンが開催されます。
奈良マラソンは2010年に行われた第1回大会に参加しましたが、沿道の応援も素晴らしくてとても楽しく走れる大会でした。
ところがこの日は衆院選の投開票日が重なってしまいました。そのため最悪の場合は大会中止ということもあるのではないか?というニュースが駆け巡ったことは、覚えておられる方もいることでしょう。
選挙事務のためスタッフが必要となるので大会運営のスタッフの確保が問題となることや、着替え場所として予定していた体育館が開票作業で使われるため新たな場所の確保が必要となったことなどが大きな問題でした。でも県職員を増員するなどして代替スタッフの手配をしたり着替え用のテントを張るなどをして日程どおり開催されることとなりました。
しかしこのとき、ネット上ではもうひとつの大きな問題も指摘されていました。それは交通規制による投票所への影響です。幹線道路の交通規制を行うため、コース周辺の投票所に行くにも支障をきたすだろう、という問題です。私は個人的にはこれが最大の問題となるのではないかと心配していました。
そうしたところ、やはり19の投票所が交通規制の影響を受けるということで、実行委員会がランナーを一時停止させて有権者を投票所に出入りさせるという対応を検討しているという報道がありました。
記事をよく読んでいくと、このうち奈良市の5投票所は、往路と復路の道路に挟まれるなどして投票所への道が分断され、有権者約1万4千人が5〜3時間にわたって投票所への出入りに制約を受けるとのことです。
そこでコース上の主要交差点108カ所に「投票者誘導」スタッフを配置して、通行規制が行われる時間帯でもコースの横断を希望する市民はランナーの間隔を見計らって誘導して横断させる計画だとのことでした。
さらに投票所への一本道が規制されるなど影響が特に大きいと予想される25カ所では、車の通行も許可する方針とのことです。
今まで参加した大会でも、ランナーストップが設けられて、一般車両を通す大会はありました。初めてハーフマラソンを走った2000年の千歳日航国際マラソン(現千歳JAL国際マラソン)では3カ所のランナーストップすべてで止められるという運の悪さでしたから。ちなみに初海外マラソンのバンクーバーマラソンでも止められました。
立体交差が発達している都市部ならば交通に影響の少ないコース設定も可能ですが、平面交差しかないところではどうしても影響が出てしまいます。特に参加者の多いマラソン大会では規制時間も長くなりますし、市民マラソンの大会ではこうしたランナーストップが設けられることは仕方がないと私は思います。21日のはが路ふれあいマラソンは踏切横断もあり、時間によってはランナーストップになりますし。
ただ数カ所のランナーストップならいざ知らず、108カ所もの交差点で歩行者を横断させるとするならば、混乱を防止して安全確保をするのは大変なことと思います。参加するランナーも、そして願わくば選挙に向かう地元の皆さんも、安全優先でスタッフの指示に従って行動していただきたいと思います。
参加者も応援の皆さんもそして投票に行く皆さんも、みんなが楽しめる奈良マラソンであってほしいと思います。
奈良マラソンは2010年に行われた第1回大会に参加しましたが、沿道の応援も素晴らしくてとても楽しく走れる大会でした。
ところがこの日は衆院選の投開票日が重なってしまいました。そのため最悪の場合は大会中止ということもあるのではないか?というニュースが駆け巡ったことは、覚えておられる方もいることでしょう。
選挙事務のためスタッフが必要となるので大会運営のスタッフの確保が問題となることや、着替え場所として予定していた体育館が開票作業で使われるため新たな場所の確保が必要となったことなどが大きな問題でした。でも県職員を増員するなどして代替スタッフの手配をしたり着替え用のテントを張るなどをして日程どおり開催されることとなりました。
しかしこのとき、ネット上ではもうひとつの大きな問題も指摘されていました。それは交通規制による投票所への影響です。幹線道路の交通規制を行うため、コース周辺の投票所に行くにも支障をきたすだろう、という問題です。私は個人的にはこれが最大の問題となるのではないかと心配していました。
そうしたところ、やはり19の投票所が交通規制の影響を受けるということで、実行委員会がランナーを一時停止させて有権者を投票所に出入りさせるという対応を検討しているという報道がありました。
記事をよく読んでいくと、このうち奈良市の5投票所は、往路と復路の道路に挟まれるなどして投票所への道が分断され、有権者約1万4千人が5〜3時間にわたって投票所への出入りに制約を受けるとのことです。
そこでコース上の主要交差点108カ所に「投票者誘導」スタッフを配置して、通行規制が行われる時間帯でもコースの横断を希望する市民はランナーの間隔を見計らって誘導して横断させる計画だとのことでした。
さらに投票所への一本道が規制されるなど影響が特に大きいと予想される25カ所では、車の通行も許可する方針とのことです。
今まで参加した大会でも、ランナーストップが設けられて、一般車両を通す大会はありました。初めてハーフマラソンを走った2000年の千歳日航国際マラソン(現千歳JAL国際マラソン)では3カ所のランナーストップすべてで止められるという運の悪さでしたから。ちなみに初海外マラソンのバンクーバーマラソンでも止められました。
立体交差が発達している都市部ならば交通に影響の少ないコース設定も可能ですが、平面交差しかないところではどうしても影響が出てしまいます。特に参加者の多いマラソン大会では規制時間も長くなりますし、市民マラソンの大会ではこうしたランナーストップが設けられることは仕方がないと私は思います。21日のはが路ふれあいマラソンは踏切横断もあり、時間によってはランナーストップになりますし。
ただ数カ所のランナーストップならいざ知らず、108カ所もの交差点で歩行者を横断させるとするならば、混乱を防止して安全確保をするのは大変なことと思います。参加するランナーも、そして願わくば選挙に向かう地元の皆さんも、安全優先でスタッフの指示に従って行動していただきたいと思います。
参加者も応援の皆さんもそして投票に行く皆さんも、みんなが楽しめる奈良マラソンであってほしいと思います。
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