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  ホーム >> frunブログ集 >> 【東京国際女子マラソン〜横浜国際女子マラソン】

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link 高橋のブログ 高橋のブログ (2024-11-9 9:00:05)

feed 【東京国際女子マラソン〜横浜国際女子マラソン】 (2014-10-23 7:15:15)

来月行われる女性エリートランナー向けのフルマラソン大会。
前身は東京国際女子マラソン、この伝統の大会が今年で終了となる。

一報を知った時は驚いた。マラソンブームなのに、こういう状況になっていたとは!


「横浜国際女子」は女性市民ランナーにとっては憧れの大会、また自己を磨く最高の大会の1つだと思う。
エリート大会ゆえ、参加資格が非常に厳しく、市民ランナーは生半可な練習では、この参加規定のタイムを
クリアーすることは出来ない。血を吐くような練習は大げさかもしれないが、この大会に出られる人は、
走力はもちろんながら、一日中、頭の片隅ではマラソンのことを考えているに違いないと思う。
いや、寝ていても頭の中では走っているだろう。

私の記憶で一番古いのは、TVで見た佐々木七恵選手が優勝した時だ(「東京国際女子」時代)。
当時、駅伝で次々と選手を抜いていく彼女の力強い走りはここでも同様だった。

10数年前、「新宿ハーフ」の招待選手で彼女が会場にいたことがあった。勇気を出して、

「佐々木さん!私、東京国際での走りをTVで見て感動しました!」

と話すと、「まぁ、もう昔の話しですよ!!」と笑いながら返事してくれたことを思い出す。
彼女は「新宿ハーフ」を楽しく走っていた(ちなみにこの時は瀬古さんもハーフに招待選手として出走したが、
5km程度でリタイアしていた!おいおい!!)。


佐々木さん、その後、急逝して本当に残念。


浅利純子選手が優勝した時は、高橋家は盛り上がった。彼女は高橋家の本家がある秋田県鹿角市出身だ。
その後、私が「東京マラソン」で走った時に、彼女も招待選手として走っていた。
当然、彼女にとってはゆっくりペースの1km:5分ペース。
私は追いついて、鹿角の話、そして「東京国際女子」の話をさせてもらった。

応援では、私は何度か四ッ谷の例の坂道で仲間と応援した。初応援はQちゃんが復活優勝した時だ。彼女が競技後、「再び時計が動き出した!」と話した時。

野口みずき選手の時の走りも凄かった。30km余りを高速で走ってからの、四ッ谷の上り坂はとてもきついはず。
しかし、野口選手は、その上り坂を、ピョンピョンと跳ねるように駆け上がって行った。
あんな走りは2位以降の選手には見られなかった。あの衝撃は今も鮮烈に覚えている。

渋井陽子選手もここで初めて見た。

実業団選手が四ッ谷の坂を過ぎ去ると、次には高速女性市民ランナーが続く。
私たちはガードレールの上に乗って声を枯らして、一人一人に応援した。
途中の厳しい関門を突破し、ゴールに向かっての必死の走りは感動的だった。

外人ではドーレの印象が強い。「長野」で彼女は招待選手として走ったが、ゆっくりランとはいえ、私はとても追いつけなかった。


「横浜国際」として大会の場が変わってからは私はTV応援のみだ。
尾崎選手が優勝した時の後半の走りにはこれまたびっくりした。35km以降のスパート!
髪の毛が全て後ろにたなびくスピードだった。地面に平行して髪の毛が後方に!殆ど無風状態とのことだったので、
この髪の毛が後ろにたなびく様子を見ただけで、とんでもない速さだと思った。

尾崎選手は今年の「長野」の招待選手だった。パーティーでお見かけし、ミーハーながら一緒に写真を撮らせてもらった。
この時も「横浜国際」の話をした。

私は「長野」は大会後も一泊し、昼頃に長野を発ったのだが、朝、厳しい筋肉痛状態ながら駅付近を散歩していたら、
尾崎選手が道路を普通に走っているのを見かけ、これまた驚いた。


このように「東京国際女子」「横浜国際女子」は女性ランナーに限らず、私のようなオヤジ市民ランナーにとっても、
非常に強い影響を与えてくれた。マラソンは楽しく走るのもいいが、自分に厳しく走る機会も作るべきだと感じた。

私は国際大会というと、何度か走った仙台国際ハーフしか経験がない
(参加資格がハーフ:95分以内。国際とはいえ、参加資格は緩い!)。

しかし国際大会を走るきっかけの1つになったのは、「東京国際女子」「横浜国際女子」の存在だ。
同じくマラソンを趣味として頑張る女性市民ランナーが、この大会に走っている。自分も頑張らねば!!と思ったからだ。

「横浜国際女子」が終わるのは本当に悲しい。実業団達にとっても影響は大きいだろう。

11/16、私は応援に出向くが、恐らくナンバーリストは事前に発表になるだろう。
走ってくる選手のナンバーからリストで名前を確認し、極力、名前で各選手を応援しようと思う
。ニッポンランナーズ所属の選手はもちろんだが、走っている全員を応援予定!

首都圏で行われる最後の女性エリートランナーの戦いなのだから!


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