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vol.439 全国民泊マラソン (2014-10-2 22:11:08)
先週末の日曜日は、函館や旭川のハーフマラソンをはじめ、道内各地で様々な大会が行われましたが、鳥取県の智頭町でも大変ユニークな大会が開催されました。今日はこの大会を紹介したいと思います。
この智頭町という町、リスナーの皆さんは知らない方がほとんどじゃないかと思いますが、人口7,000人台の小さな町です。「みどりの風が吹く“疎開”のまち」というキャッチフレーズで、ゆったり深呼吸できる豊かな自然空間と人々のつながりを育むまちづくりに取り組んでいるということです。
この町で取り組んでいるのが、民泊です。1泊2日の食事は、宿主の家族を手伝って一緒に調理するという面白いスタイルなのですね。
こういう民泊の取り組みに参加している家庭が40軒ほどあるそうなんですね。そこでこの『民泊』と『マラソン』を組み合わせて開催されたのが、『全国民泊マラソン』です。
日程は9月27日、28日の2日間です。民泊をするのですからそういうことになりますね。スケジュールをざっとお話しますと、1日目は11時から14時まで受付、そして14時からオープニングセレモニーです。それから神社で安全祈願祭を行い、それぞれ民泊家庭に向かいます。そのほか出店や体験コーナーなどのイベントも開催されています。
2日目は朝9時からマラソンですが、約31キロのコースを制限時間6時間30分で走ります。順位やタイムによる表彰はありません。途中のチェックポイントでは地域の住民の皆さんとの交流を楽しみながらゆっくり走る、という大会ですね。
当日は秋晴れの素晴らしい天気だったようで、約100人の参加者が時折立ち止まって沿道の町民と会話や記念撮影をしたり、沢の水で喉を潤したりしながら、のんびり楽しく走ったということでした。また途中のチェックポイントでは、住民の皆さんが名物の「焼さば寿司」ですとか手作りの豚汁や漬物などを振る舞ってくれたといいますから、これもありがたいですよね。
新聞記事には参加者の声も載っていますが、やはり民泊家庭の温かさや食事に感激したようです。また受け入れた民泊側もランナーの食べっぷりのよさが嬉しかったようで、お互いに満足のできる大会になったようです。
定員は町外者100名、智頭町民20名の計120名とのことでした。智頭町民はマラソンのみの参加ですが、町外者は民泊とマラソンに参加しなければなりません。そのようなわけで、智頭町民の参加料は3,000円、町外者の参加料は12,500円ということです。
今年は智頭町の町制施行100周年ということで開催をしたようですが、来年からはどうなるのでしょうか。
民泊ではないですが、この大会の話を聞いたときにイメージしたのは利尻島一周悠遊覧人Gでした。あの大会も離島ですから前泊は必須ですし、美味しい料理や島民の皆さんとの交流がひとつの目玉になっている大会ですね。ですから、アクセスも悪くてお金も時間もかかるというのに、毎年私たちのようなリピーターが絶えないわけです。マラソンを競技として楽しむだけではなく、こうしてその地域をも楽しむことができる大会というのが、これからも増えてくれたら嬉しいですね。
参加者が1万人を超えるような大規模な大会は都市でしか開催できませんが、こういう大会はむしろ田舎の方が印象に残る大会を作れると思いますから。
以上、おがまんレポートでした。
FMアップルアスリートの風は、毎週木曜日の夜20時から21時に76.5MHzで放送されています。コミュニティ放送のため聴取可能範囲は限られています(札幌市内の一部)が、インターネット放送も行われているため、全国から聴取可能です。
この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組です。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えています。かくいう私も、2005年の11月に出演して以来、準レギュラー兼旭川支部長を拝命することとなりました。
2006年の2月から大会インフォメーションの中におがまんレポートのコーナーを作っていただくこととなり、最初はメールを送って読んでもらうというコーナーでしたが、そのうち電話レポートをすることになりました。ただ、どうしても時間が足りなくなることも多く、巻きが入ってしまうことがほとんどです。一時は無理やり収めるように短くしようと思いましたが、最近では無理に縮めることなく、HITOMIさんのグルグルを楽しんでいます。
自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりでしたが、100回記念放送の時はスタッフの一員として参加させて頂き、2006年の10月に創刊されたプログラムピックアップ誌・ピックアップルの中でもレポーターとして紹介されるようになりました。第4号のピックアップルでも、ムコレンジャーが載っているし、第9号のピックアップルでも250回記念としてアスリートの風が紹介され、私の姿も載っています。そして第13号のピックアップルでは、アスリートの風300回記念特集、第17号では350回記念特集、第21号では400回記念特集、第25号では450回記念巻頭特集、第29号では500回記念巻頭特集が組まれ、またまた私の姿とコメントも載っています。
招待選手としても、2007年8月16日の放送では、家族で2度目のゲスト出演、そして2008年1月10日には3度目、9月4日には4度目、2009年3月19日には5度目、8月6日は6度目、2010年2月11日には7度目、9月16日には8度目、2011年4月28日には9度目、12月1日には10度目、2012年5月3日には11度目、2012年8月9日には12度目、2013年8月15日には13度目、2014年3月20日には14度目のゲスト出演を果たしました。
あっという間に9年目に突入したこのレポート。転勤に伴い、2008年4月からは帯広支部長、2011年4月からは留萌支部長としてやらせていただいています。
これからも皆さんに興味を持って聴いていただけるレポートをしたいと思っていますので、もしも「こんなレポートを聴いてみたい」という意見等があれば、ぜひお聞かせください。
みなさん、木曜夜はアスリートの風を是非聴いてくださいね〜!
Let's Run with a Smile!
この智頭町という町、リスナーの皆さんは知らない方がほとんどじゃないかと思いますが、人口7,000人台の小さな町です。「みどりの風が吹く“疎開”のまち」というキャッチフレーズで、ゆったり深呼吸できる豊かな自然空間と人々のつながりを育むまちづくりに取り組んでいるということです。
この町で取り組んでいるのが、民泊です。1泊2日の食事は、宿主の家族を手伝って一緒に調理するという面白いスタイルなのですね。
こういう民泊の取り組みに参加している家庭が40軒ほどあるそうなんですね。そこでこの『民泊』と『マラソン』を組み合わせて開催されたのが、『全国民泊マラソン』です。
日程は9月27日、28日の2日間です。民泊をするのですからそういうことになりますね。スケジュールをざっとお話しますと、1日目は11時から14時まで受付、そして14時からオープニングセレモニーです。それから神社で安全祈願祭を行い、それぞれ民泊家庭に向かいます。そのほか出店や体験コーナーなどのイベントも開催されています。
2日目は朝9時からマラソンですが、約31キロのコースを制限時間6時間30分で走ります。順位やタイムによる表彰はありません。途中のチェックポイントでは地域の住民の皆さんとの交流を楽しみながらゆっくり走る、という大会ですね。
当日は秋晴れの素晴らしい天気だったようで、約100人の参加者が時折立ち止まって沿道の町民と会話や記念撮影をしたり、沢の水で喉を潤したりしながら、のんびり楽しく走ったということでした。また途中のチェックポイントでは、住民の皆さんが名物の「焼さば寿司」ですとか手作りの豚汁や漬物などを振る舞ってくれたといいますから、これもありがたいですよね。
新聞記事には参加者の声も載っていますが、やはり民泊家庭の温かさや食事に感激したようです。また受け入れた民泊側もランナーの食べっぷりのよさが嬉しかったようで、お互いに満足のできる大会になったようです。
定員は町外者100名、智頭町民20名の計120名とのことでした。智頭町民はマラソンのみの参加ですが、町外者は民泊とマラソンに参加しなければなりません。そのようなわけで、智頭町民の参加料は3,000円、町外者の参加料は12,500円ということです。
今年は智頭町の町制施行100周年ということで開催をしたようですが、来年からはどうなるのでしょうか。
民泊ではないですが、この大会の話を聞いたときにイメージしたのは利尻島一周悠遊覧人Gでした。あの大会も離島ですから前泊は必須ですし、美味しい料理や島民の皆さんとの交流がひとつの目玉になっている大会ですね。ですから、アクセスも悪くてお金も時間もかかるというのに、毎年私たちのようなリピーターが絶えないわけです。マラソンを競技として楽しむだけではなく、こうしてその地域をも楽しむことができる大会というのが、これからも増えてくれたら嬉しいですね。
参加者が1万人を超えるような大規模な大会は都市でしか開催できませんが、こういう大会はむしろ田舎の方が印象に残る大会を作れると思いますから。
以上、おがまんレポートでした。
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FMアップルアスリートの風は、毎週木曜日の夜20時から21時に76.5MHzで放送されています。コミュニティ放送のため聴取可能範囲は限られています(札幌市内の一部)が、インターネット放送も行われているため、全国から聴取可能です。
この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組です。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えています。かくいう私も、2005年の11月に出演して以来、準レギュラー兼旭川支部長を拝命することとなりました。
2006年の2月から大会インフォメーションの中におがまんレポートのコーナーを作っていただくこととなり、最初はメールを送って読んでもらうというコーナーでしたが、そのうち電話レポートをすることになりました。ただ、どうしても時間が足りなくなることも多く、巻きが入ってしまうことがほとんどです。一時は無理やり収めるように短くしようと思いましたが、最近では無理に縮めることなく、HITOMIさんのグルグルを楽しんでいます。
自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりでしたが、100回記念放送の時はスタッフの一員として参加させて頂き、2006年の10月に創刊されたプログラムピックアップ誌・ピックアップルの中でもレポーターとして紹介されるようになりました。第4号のピックアップルでも、ムコレンジャーが載っているし、第9号のピックアップルでも250回記念としてアスリートの風が紹介され、私の姿も載っています。そして第13号のピックアップルでは、アスリートの風300回記念特集、第17号では350回記念特集、第21号では400回記念特集、第25号では450回記念巻頭特集、第29号では500回記念巻頭特集が組まれ、またまた私の姿とコメントも載っています。
招待選手としても、2007年8月16日の放送では、家族で2度目のゲスト出演、そして2008年1月10日には3度目、9月4日には4度目、2009年3月19日には5度目、8月6日は6度目、2010年2月11日には7度目、9月16日には8度目、2011年4月28日には9度目、12月1日には10度目、2012年5月3日には11度目、2012年8月9日には12度目、2013年8月15日には13度目、2014年3月20日には14度目のゲスト出演を果たしました。
あっという間に9年目に突入したこのレポート。転勤に伴い、2008年4月からは帯広支部長、2011年4月からは留萌支部長としてやらせていただいています。
これからも皆さんに興味を持って聴いていただけるレポートをしたいと思っていますので、もしも「こんなレポートを聴いてみたい」という意見等があれば、ぜひお聞かせください。
みなさん、木曜夜はアスリートの風を是非聴いてくださいね〜!
Let's Run with a Smile!
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