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札幌歌舞伎観劇弾丸ツアー報告 (2014-9-22 23:02:01)
楽しみにしていた錦秋特別公演。なんでも札幌で開催されるのは5年ぶりとのことです。北海道では歌舞伎を生で見る機会がほとんどないため、楽しみにしていました。
13時からの昼の部のチケットを購入したため、日帰りも可能です。でもどうせなら泊れないものかと思い宿を探してみたのですが、この日の札幌の宿は空室が皆無です。それもそのはず、20日と21日は札幌ドームでSMAPの公演が行われるのでした。
ということで、札幌歌舞伎観劇弾丸ツアーが始まりました。
朝8時30分の高速るもい号で札幌に向かいました。しかしSMAP公演で宿もなくなっているほどですから、バスだって混むはずです。そう思っていたら、やはりいつもよりも多くの乗客がありました。滝川ターミナルでは補助席を5つ残すのみという状態になり、その次の停留所でその5つがすべて埋まりました。
私は前の方の席でしたから、運転手さんが会社とやりとりする無線の声もよく聞こえました。それによるとこれ以上の乗客があっても増車はできないということです。どうするのだろうと思いました。
次の停留所でも乗客がいましたが、バス会社のライトバンに乗せているようでした。そのあとの停留所でもう1人の乗客がいましたが、こちらも同様にライトバンに乗せました。
まさかそのライトバンで札幌まで運ぶのか?と思いましたが、その謎は高速道路に乗って最初の停留所でわかりました。そこでも待っていたお客さんがいて、バスの運転手さんは満席で乗れないことを告げた上で、後続の高速ふらの号に乗るようにお願いします。そして高速ふらの号に無線でここで3名の乗客がいることを連絡していました。ライトバンは札幌までではなくこの停留所まで乗客を運んで、高速ふらの号に乗せるということのようです。高速に乗ってしまえば、そこを通っている中央バスの高速バスはたくさんありますからね。
そんな様子を見ながら満員のバスで札幌に向かいました。
高速道路の出口が近づいてきたとき、情報板に見慣れぬ文字を発見します。
『新川IC〜銭函IC間、人侵入のため通行止め』
高速道路にどうやって人が侵入するのだ?まったく人騒がせな話です。高速るもい号はそちらに向かうわけではないので影響はありませんでしたが・・・。
バスが混んでいたこともあって、札幌にはかなり遅れて到着しました。でもまだ開場時刻までは余裕があり、ゆっくり昼食を食べました。奥さんの希望でマクドナルドでしたが・・・。
昼食後に札幌市民ホールの前に行くと、大勢の人が周辺に集まっています。その大半が私たちよりも年齢層の高いご婦人たちです。そこにいると私たちが若者になったような錯覚を起こします。
「今日は若い女性は札幌ドームで、おばさまたちは市民ホールだな」
周りの人には聞こえないよう声を潜めて私は奥さんに囁きました。
やがて12時30分になり、私たちが並んでいた行列は動き出します。入場するとグッズのコーナーに人だかりができます。私たちは何も買いませんでしたが、やはりパンフレットは買うべきでした。これ、次回への教訓としておきます。
私たちの席は「く列」の9番と10番です。つまり前から8列目というステージに近い席です。4月の歌舞伎座では3階の一番後ろの席でしたから、それとは大きな違いです。おかげで勘九郎と七之助の顔もはっきりわかりました。
なにしろ北海道には歌舞伎を行うのに適した施設がありませんから、できる演目は限られてしまいます。そのため芸談の中では、北海道のお金持ちの方に対して「ぜひ札幌にも歌舞伎をできる劇場を造ってください」という呼びかけが2人からありました(笑)。
その中で開場からの質問を受けたのですが、質問した人は帯広とか釧路とか、私たちよりはるかに遠くからやってきた人たちです。やはりめったにない機会だけに、各地から集まってきていたようです。
パンフレットを買わなかったために話のストーリーがよくわかりませんでしたが、それでも十分楽しむことができました。またこのような機会があったらぜひ見に行きたいと思います。
終了後はサッポロファクトリーに向かいました。クリスチャン・ラッセン来日展をやってると奥さんに言うと、見に行きたいと言うのです。そこで会場に足を運びました。
会場で受付をするとポスターをもらえました。そして会場内には数々の作品が並べられ、販売されています。もちろん、我が家ではとても手が出ません(一番安い作品でもン十万円でした)。
小さなステージでは、15時45分からラッセン本人が登場するとのこと。私たちがそこについたのは15時30分頃でしたから、立って待つことにしました。
ところが15時45分になると、交通事情により到着が遅れているということがアナウンスされます。仕方ないので待ち続けましたが・・・本人が登場したのは16時30分近くになってからでした。どうやら空港も道路も大混雑だったようで・・・はい、これもSMAP公演の影響です。新千歳空港から札幌に向かうとドームの横を通る形になりますから、ドーム周辺が混雑する影響をもろに受けてしまいます。
そして登場したラッセンを、写真撮影はOKとのことで一生懸命撮りまくります。
それから司会者の質問に答えてトークが始まりますが、4問ほどでトークは終了します。あとはラッセンの作品を購入した人がもらえる写真撮影券を持っている人たちが、ラッセンとのツーショット写真を撮る時間となりました。
1時間近く待ってトークは5分足らず。まあこんなものでしょう(笑)。
それから赤レンガテラスに回りました。奥さんはオープン直後に1度行ってますが、私は初めてです。まずは3階のフードコートに行ってみようとエスカレーターに向かうと、モンベルから出てきたまきおさんと鉢合わせしました。東京のまきおさんと留萌の私が札幌で鉢合わせとは、なんとも驚きの瞬間でした。
さて赤レンガテラスの感想ですが、思っていたよりも狭いのですね。なんだかちょっと圧迫感を感じて、あずましくないな、と感じました。
それから夕食です。昼はマクドナルドでしたから夜はがっつり食べたいと思い店を探しました。行きついたのはESTAにある大戸屋です。初めて入るのでどういう店か知りませんでしたが、全国チェーンの店なんですね。まだ夕食にはちょっと早い17時30分という時間だったのに、店の前には6名(2組)の方が待っていて、人気がありそうだということで期待も膨らみました。
私が食べたのは、四元豚ロースの味噌かつ煮定食です。ご飯は白米と雑穀米が選べるというので雑穀米を、盛りも大盛、普通盛、少なめから選べるというので大盛を選びました。
なかなか美味しくてボリュームもありました。ただご飯とおかずのペース配分を誤り、終盤のご飯がほとんどなくなってしまったときは、若干しょっぱかったのですが、ご飯と一緒に食べるにはちょうどいいです。
夕食を終えた後、18時50分発の高速るもい号(直行便)に乗って帰りました。家に着いたのは21時過ぎで、さすがにぐったりと疲れてしまいました。
オータムフェストを覗く時間がまったくなかったのは残念でしたが、それ以外はいろいろと回ることもでき、充実した秋の1日を楽しむことができました。
13時からの昼の部のチケットを購入したため、日帰りも可能です。でもどうせなら泊れないものかと思い宿を探してみたのですが、この日の札幌の宿は空室が皆無です。それもそのはず、20日と21日は札幌ドームでSMAPの公演が行われるのでした。
ということで、札幌歌舞伎観劇弾丸ツアーが始まりました。
朝8時30分の高速るもい号で札幌に向かいました。しかしSMAP公演で宿もなくなっているほどですから、バスだって混むはずです。そう思っていたら、やはりいつもよりも多くの乗客がありました。滝川ターミナルでは補助席を5つ残すのみという状態になり、その次の停留所でその5つがすべて埋まりました。
私は前の方の席でしたから、運転手さんが会社とやりとりする無線の声もよく聞こえました。それによるとこれ以上の乗客があっても増車はできないということです。どうするのだろうと思いました。
次の停留所でも乗客がいましたが、バス会社のライトバンに乗せているようでした。そのあとの停留所でもう1人の乗客がいましたが、こちらも同様にライトバンに乗せました。
まさかそのライトバンで札幌まで運ぶのか?と思いましたが、その謎は高速道路に乗って最初の停留所でわかりました。そこでも待っていたお客さんがいて、バスの運転手さんは満席で乗れないことを告げた上で、後続の高速ふらの号に乗るようにお願いします。そして高速ふらの号に無線でここで3名の乗客がいることを連絡していました。ライトバンは札幌までではなくこの停留所まで乗客を運んで、高速ふらの号に乗せるということのようです。高速に乗ってしまえば、そこを通っている中央バスの高速バスはたくさんありますからね。
そんな様子を見ながら満員のバスで札幌に向かいました。
高速道路の出口が近づいてきたとき、情報板に見慣れぬ文字を発見します。
『新川IC〜銭函IC間、人侵入のため通行止め』
高速道路にどうやって人が侵入するのだ?まったく人騒がせな話です。高速るもい号はそちらに向かうわけではないので影響はありませんでしたが・・・。
バスが混んでいたこともあって、札幌にはかなり遅れて到着しました。でもまだ開場時刻までは余裕があり、ゆっくり昼食を食べました。奥さんの希望でマクドナルドでしたが・・・。
昼食後に札幌市民ホールの前に行くと、大勢の人が周辺に集まっています。その大半が私たちよりも年齢層の高いご婦人たちです。そこにいると私たちが若者になったような錯覚を起こします。
「今日は若い女性は札幌ドームで、おばさまたちは市民ホールだな」
周りの人には聞こえないよう声を潜めて私は奥さんに囁きました。
やがて12時30分になり、私たちが並んでいた行列は動き出します。入場するとグッズのコーナーに人だかりができます。私たちは何も買いませんでしたが、やはりパンフレットは買うべきでした。これ、次回への教訓としておきます。
私たちの席は「く列」の9番と10番です。つまり前から8列目というステージに近い席です。4月の歌舞伎座では3階の一番後ろの席でしたから、それとは大きな違いです。おかげで勘九郎と七之助の顔もはっきりわかりました。
なにしろ北海道には歌舞伎を行うのに適した施設がありませんから、できる演目は限られてしまいます。そのため芸談の中では、北海道のお金持ちの方に対して「ぜひ札幌にも歌舞伎をできる劇場を造ってください」という呼びかけが2人からありました(笑)。
その中で開場からの質問を受けたのですが、質問した人は帯広とか釧路とか、私たちよりはるかに遠くからやってきた人たちです。やはりめったにない機会だけに、各地から集まってきていたようです。
パンフレットを買わなかったために話のストーリーがよくわかりませんでしたが、それでも十分楽しむことができました。またこのような機会があったらぜひ見に行きたいと思います。
終了後はサッポロファクトリーに向かいました。クリスチャン・ラッセン来日展をやってると奥さんに言うと、見に行きたいと言うのです。そこで会場に足を運びました。
会場で受付をするとポスターをもらえました。そして会場内には数々の作品が並べられ、販売されています。もちろん、我が家ではとても手が出ません(一番安い作品でもン十万円でした)。
小さなステージでは、15時45分からラッセン本人が登場するとのこと。私たちがそこについたのは15時30分頃でしたから、立って待つことにしました。
ところが15時45分になると、交通事情により到着が遅れているということがアナウンスされます。仕方ないので待ち続けましたが・・・本人が登場したのは16時30分近くになってからでした。どうやら空港も道路も大混雑だったようで・・・はい、これもSMAP公演の影響です。新千歳空港から札幌に向かうとドームの横を通る形になりますから、ドーム周辺が混雑する影響をもろに受けてしまいます。
そして登場したラッセンを、写真撮影はOKとのことで一生懸命撮りまくります。
それから司会者の質問に答えてトークが始まりますが、4問ほどでトークは終了します。あとはラッセンの作品を購入した人がもらえる写真撮影券を持っている人たちが、ラッセンとのツーショット写真を撮る時間となりました。
1時間近く待ってトークは5分足らず。まあこんなものでしょう(笑)。
それから赤レンガテラスに回りました。奥さんはオープン直後に1度行ってますが、私は初めてです。まずは3階のフードコートに行ってみようとエスカレーターに向かうと、モンベルから出てきたまきおさんと鉢合わせしました。東京のまきおさんと留萌の私が札幌で鉢合わせとは、なんとも驚きの瞬間でした。
さて赤レンガテラスの感想ですが、思っていたよりも狭いのですね。なんだかちょっと圧迫感を感じて、あずましくないな、と感じました。
それから夕食です。昼はマクドナルドでしたから夜はがっつり食べたいと思い店を探しました。行きついたのはESTAにある大戸屋です。初めて入るのでどういう店か知りませんでしたが、全国チェーンの店なんですね。まだ夕食にはちょっと早い17時30分という時間だったのに、店の前には6名(2組)の方が待っていて、人気がありそうだということで期待も膨らみました。
私が食べたのは、四元豚ロースの味噌かつ煮定食です。ご飯は白米と雑穀米が選べるというので雑穀米を、盛りも大盛、普通盛、少なめから選べるというので大盛を選びました。
なかなか美味しくてボリュームもありました。ただご飯とおかずのペース配分を誤り、終盤のご飯がほとんどなくなってしまったときは、若干しょっぱかったのですが、ご飯と一緒に食べるにはちょうどいいです。
夕食を終えた後、18時50分発の高速るもい号(直行便)に乗って帰りました。家に着いたのは21時過ぎで、さすがにぐったりと疲れてしまいました。
オータムフェストを覗く時間がまったくなかったのは残念でしたが、それ以外はいろいろと回ることもでき、充実した秋の1日を楽しむことができました。
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