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【2014 ヴァレー指揮 小澤音楽塾 「ヘンゼルとグレーテル」を聴く】 (2014-9-7 10:44:19)
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音楽塾オーケストラが、数年公演を続けてきた「ヘンゼルとグレーテル」も今年で終了(来年からは違う演目に)。
その最終公演を聴いてきました。音楽塾オケはこの日で5回目の公演。
開演の15分ほど前、着席して本を読んでいると、いきなり拍手が沸き、ん??と思うと、大きなスコアを持って小澤さんが登場。
オケピ近くのL席へ。それを知った音楽塾メンバーは、驚いて?更に必死の直前練習(^^;。
指揮はピエール・ヴァレーさん。メトロポリンタン歌劇場、ロイヤルフィル等を振っている指揮者です。
長く小澤さんのアシスタントもしていました。
このような曲だからと思いますが、全体に演奏は軽めで、小澤さんがもし振ったら、似たような解釈だったかもしれないと感じました。
魔女役の石井藍さんが好演。歌唱も演技も抜群。グレーテルの三宅さんは、もう一歩、声が通れば!!といったところ。
演出は森安淳さん。子供に親しみやすいスタイルでした。ただ、天使達が兄妹を囲むところは、もう少し工夫があっても良かったのでは?と
思いました。ちょっと天使達が来たようには思えず(^^;。霧の中、登場してくるあたりは良かったのですが。
全体にセット物、衣装はかなりお金をかけたなぁ!!という印象(この数年、使い回しでしょうけど)。
お菓子の家は、本当に甘い香りが漂ってくるようなリアルさ!写真で見ていましたが、直に見ると、迫力が(^^;。食べ応えあり!!
オーケストラも3月の「フィガロ」、そして今回の「第九」「ヘンゼル〜」で、かなりアンサンブルは高まったように思えました。
最後、魔法が解かれた子供達が次々と現れ、皆で大合唱となるあたりは、ちょっとグッと来ましたね。
最近、すぐ目頭が熱くなるんですよ(^^;。
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