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【2014 第83回日本音楽コンクール ヴァイオリン部門 第一次予選初日を聴く】 (2014-9-3 22:32:14)
【2014 第83回日本音楽コンクール ヴァイオリン部門 第一次予選初日を聴く】
一次課題曲
(1) Paganini:24 Caprices op.1
パガニーニ:24のカプリス 作品1から
No.3 E minor 第3番 ホ短調
No.8 E flat major 第8番 変ホ長調
No.13 B flat major 第13番 変ロ長調
上記の3曲から任意の1曲を選択すること。
※第3番と第8番は繰り返しなし、第13番はすべての繰り返しとダカーポあり。
(2) Mozart:Violin Concerto No.5 A major KV 219 1st mov.
モーツァルト:バイオリン協奏曲 第5番 イ長調 KV219 から 第1楽章
※ピアノ伴奏で演奏すること。
※Bärenreiter版を使用すること。
※Cadenzaなし。
※伴奏の前奏はVnソロの3小節前から演奏し、後奏は最後の3小節を弾くこと。
今年の審査員
漆原啓子、岡山潔、加藤知子、川久保賜紀、清水?師、辰巳明子、野口千代光、安永徹、渡辺玲子
開演前の注意アナウンスとして、「演奏会ではなく審査会であること」「「指定された時以外の入退場は禁止」等、毎年同様のことが流れました。
各受検者の演奏前後の拍手も無し。午前10時〜午後6時半まで。6人演奏毎に休憩(この時に入退場可)
一次初日に42人(2人棄権)ですから、エントリー全体では例年同様に120人弱かと思われます(配布されるのは当日の演奏者リストのみ)。
二次予選進出者はこれも例年同様と考えれば25人前後ですから、約120人中約100人がこの一次で姿を消してしまいます。
私は例年、二次予選ないし三次予選のどちらかと本選を聴いてきたのですが、今年はいろいろ都合があって、初めて一次予選(初日のみ)を鑑賞。
どの予選でもそうですが、毎年、真剣に朝から夕方まで聴くので、帰宅途中に気持が悪くなってしまいます。
それだけ全神経で聴いているからかと思います。
審査員の先生方は、ポイントを絞って聴いていると思うのですが、私はそのポイントを熟知していないわけで、
冒頭から最後までしっかりと(^^;)。
初日で特に上手だった方は14名。そのうち数名は音質、解釈が飛び抜けていて、モーツァルトの時は、思わず笑みが出てしまうほどでした。
ただ、素人感想と審査員評価は異なるわけで、5日夕刻に発表されるアナウンスを待とうと思います。
カプリスはやはり13番を選択した方が半数以上。3番は弓の運びが難しそうでしたし、8番は音程をしっかり取るのが
大変そうでした。13番も難しいですが、3番・8番ほどではないと思います。
また、聴いていてちょっとあれれ??と思った方が7名。弾けてはいますが、まだ課題多し!という印象の方(悪く言えば記念受検)。
すっと下を向いて弾いていたり、ピアノ伴奏者のすぐ近くで弾いたり、登場するやすぐ弾き始めたり・・といった、
いわゆる場数を踏んでいない方かな?と思いました。
上手な方は姿勢もよく、立つ位置もきちんと、そして少し沈黙(精神集中)してから弾き始めました。この段階で、もう差が出てしまっていました。
それからピアノ伴奏ですが、やはり専門の先生と共演した受検者の演奏が高水準だったように思えます。
ピアノ科のお友達に伴奏をお願いした方が何名かいましたが、少しギクシャクしていましたね。
本選は10/26(土)16:00- 梅田・東響と協奏曲。本日、チケットを買いました。
最後に、高校野球の甲子園のバックネット裏のオジサン達のようですが、毎年、必ず来ている方々がいます。マナーはいいですけどね。
1次から本選まで通っているようです。怪しい、オッチャンやなぁ!!と思うも、私も毎年、彼らほどではないですが、
この20年少し、このコンクールを聴いているわけで(^^;)。
一次課題曲
(1) Paganini:24 Caprices op.1
パガニーニ:24のカプリス 作品1から
No.3 E minor 第3番 ホ短調
No.8 E flat major 第8番 変ホ長調
No.13 B flat major 第13番 変ロ長調
上記の3曲から任意の1曲を選択すること。
※第3番と第8番は繰り返しなし、第13番はすべての繰り返しとダカーポあり。
(2) Mozart:Violin Concerto No.5 A major KV 219 1st mov.
モーツァルト:バイオリン協奏曲 第5番 イ長調 KV219 から 第1楽章
※ピアノ伴奏で演奏すること。
※Bärenreiter版を使用すること。
※Cadenzaなし。
※伴奏の前奏はVnソロの3小節前から演奏し、後奏は最後の3小節を弾くこと。
今年の審査員
漆原啓子、岡山潔、加藤知子、川久保賜紀、清水?師、辰巳明子、野口千代光、安永徹、渡辺玲子
開演前の注意アナウンスとして、「演奏会ではなく審査会であること」「「指定された時以外の入退場は禁止」等、毎年同様のことが流れました。
各受検者の演奏前後の拍手も無し。午前10時〜午後6時半まで。6人演奏毎に休憩(この時に入退場可)
一次初日に42人(2人棄権)ですから、エントリー全体では例年同様に120人弱かと思われます(配布されるのは当日の演奏者リストのみ)。
二次予選進出者はこれも例年同様と考えれば25人前後ですから、約120人中約100人がこの一次で姿を消してしまいます。
私は例年、二次予選ないし三次予選のどちらかと本選を聴いてきたのですが、今年はいろいろ都合があって、初めて一次予選(初日のみ)を鑑賞。
どの予選でもそうですが、毎年、真剣に朝から夕方まで聴くので、帰宅途中に気持が悪くなってしまいます。
それだけ全神経で聴いているからかと思います。
審査員の先生方は、ポイントを絞って聴いていると思うのですが、私はそのポイントを熟知していないわけで、
冒頭から最後までしっかりと(^^;)。
初日で特に上手だった方は14名。そのうち数名は音質、解釈が飛び抜けていて、モーツァルトの時は、思わず笑みが出てしまうほどでした。
ただ、素人感想と審査員評価は異なるわけで、5日夕刻に発表されるアナウンスを待とうと思います。
カプリスはやはり13番を選択した方が半数以上。3番は弓の運びが難しそうでしたし、8番は音程をしっかり取るのが
大変そうでした。13番も難しいですが、3番・8番ほどではないと思います。
また、聴いていてちょっとあれれ??と思った方が7名。弾けてはいますが、まだ課題多し!という印象の方(悪く言えば記念受検)。
すっと下を向いて弾いていたり、ピアノ伴奏者のすぐ近くで弾いたり、登場するやすぐ弾き始めたり・・といった、
いわゆる場数を踏んでいない方かな?と思いました。
上手な方は姿勢もよく、立つ位置もきちんと、そして少し沈黙(精神集中)してから弾き始めました。この段階で、もう差が出てしまっていました。
それからピアノ伴奏ですが、やはり専門の先生と共演した受検者の演奏が高水準だったように思えます。
ピアノ科のお友達に伴奏をお願いした方が何名かいましたが、少しギクシャクしていましたね。
本選は10/26(土)16:00- 梅田・東響と協奏曲。本日、チケットを買いました。
最後に、高校野球の甲子園のバックネット裏のオジサン達のようですが、毎年、必ず来ている方々がいます。マナーはいいですけどね。
1次から本選まで通っているようです。怪しい、オッチャンやなぁ!!と思うも、私も毎年、彼らほどではないですが、
この20年少し、このコンクールを聴いているわけで(^^;)。
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