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あるあしかのはなし
(2024-11-23 6:00:06)
IRONMAN Louisville Kentucky（3）レース編
(2014-9-3 21:16:03)
2014アイアンマンルイビル、レースレポート編です。
8/24sun
8/24sun
レース当日
ぐっすり眠り、3時半に起床。
前夜と同じくサトウのごはんを2つあたためて、レトルトのカレーでかきこむ。
味噌汁、オレンジジュースもとる。
あと、CCDを溶かしたものをボトルに入れて、のべつ口にしていた。
これは、前日からやっている。とにかく身体中をエネルギーで満たすイメージ
で、それを心掛ける。
スイム直前にはジェル2つ、トップスピード1つ、カロリーメイトなどをとった。
スイム直前にはジェル2つ、トップスピード1つ、カロリーメイトなどをとった。
5時にバイクトランジットへ移動して、エア入れと補給食とガーミンなどの設置。
トランジションバッグは前日から地面に直置き(！)だったのだが、そして当日は
触れないルールにもかかわらず、まったく関係なくみんなバッグを
チェックし
ていた。
そういうアメリカの大会といえばアメリカらしい、大らかなところがある。
前夜に結構雨が降っていたので気になって中をチェックした。
問題なし。
それからスイムスタート地点へ移動。
スイムはローリングスタートといって、3秒に2人ずつ入水して泳いでいくルール。
そのため全参加者2300人以上が列をなす。
7時のスタートだが、早い人は4時から並んでいるという。
行くのが遅かったため約、2kくらい後方から並ぶ。
なかなか大変だがこれのおかげでスタート直前まで皆が一緒にいることができて
よかった。
並ぶ途中、トイレにいってまた戻ってもとくに文句は言われない。
7時半にはスタート地点に辿り着き、いよいよ入水！
がんがん飛び込んでいく。
SWIM 3.8k
きのうの試泳で流れが気になっていたが、きのうほどではないにしても結構な向
かい波。
1.5kほどそれに逆らってまず泳ぐ。
それが大変で、いつもの倍くらい時間がかかる。
また、そこまでは中洲と陸の間を泳ぐため狭く、割と混雑する。（混雑を避ける
ためには、早めに並ぶことだろう）
また、ノーウェットスーツのため、ヘッドアップすると足がいったん沈む。
といって水も濁っているので常にヘッドアップしてないといけない。
なかなか大変だ。
とはいえ、1.5kの折り返し地点に到着するころには大分慣れてきて楽に。
折り返しのブイをギリギリでまわろうとしたら内側に入りすぎてしまい息が出来
なくなって危なかった。
大回りが原則。
折り返してからはスピードアップ。
残り2.5kはサクサクと。
感覚的には
上りの1.5k＝下りの2.5k
がほぼ同じ時間。
3.8kだが、ガーミンをみると4k。だいたいいつも200mくらい余計に泳いじゃうので。。
3.8kだが、ガーミンをみると4k。だいたいいつも200mくらい余計に泳いじゃうので。。
1時間21分でスイムアップ。
前回のアイアンマンがスイム2時間12分かかり、完走を危うんでいたのがウソの
よう。
それなりに練習していてよかった。
BIKE
180k
40〜50kほど先のエリアへ行き、そこで45kを2周回、そしてまた戻ってくるとい
うコース。だったと思う。
20kくらいまではフラットだが、そこから坂がでてくる。
坂の感じは、登ったらすぐ下ることが多い。ちょっと宮古島大会に似ている。
あれを、もっと坂を多くして距離を長くしたような印象。
バイクはあまり練習していない（速いスピードで廻していない）のでやはり速い
スピードをなかなか維持できない。
坂はこのところ結構やっていたので楽だったが。
結局、時速30kくらいでダラダラのる練習ではなく、35k以上で60〜70kをババッ
と乗り、その頻度を増やすのがロングには有効だと感じた。
それをやらないと結局アベレージのスピードが落ちる。
それを学べたのが今回の収穫。
バイクは6時間19分かかってしまった。
RUN
42.2k
バイクの途中から気持ち悪くなり、ランに入り更に気持ち悪くなった。
ゲップすると、正露丸のにおいが上がってくる。
そして暑い。。！
でもそれは皆同じ条件。。体調がいい、快適だぜ！なんて気持ちで走っている人
は一人もいないはず。
皆が苦しさを我慢して動き続ける。
キロ6分で押すことが目標だったが、足も終わってしまい、無理。。
7、8分から上げられなくなった。
時差ボケの影響もあったのか？ここまで足が動かなかったのは初めて。
時差ボケの影響もあったのか？ここまで足が動かなかったのは初めて。
ただ歩くより遅いスピードになっても絶対歩かないと決めており、それだけは
守った。
とはいえ、過去のフルマラソンも含めて超ワーストの5時間かかってしまった。
ランはこれほどかかると思っていなかったので残念だが、バイクも含めてまだま
だ改善の余地がありだなあと。
そう思えたのは収穫。
暑さ、気持ち悪さ、筋力、持久力、すべて今の力が如実に現れるのがタイム。
スイム、バイク、ラン、筋トレなど、これからやっていくべきこと、方向性を見
出せた。
最初のスイムに並んだ時間を32分引いて
トータル13時間14分
最初のスイムに並んだ時間を32分引いて
トータル13時間14分
IRONMAN Louisville
Kentucky
完走！
完走するとやはり嬉しい。ゴールはガッツポーズした。
749位/2388人
相変わらず可も無く不可も無い順位。
749位/2388人
相変わらず可も無く不可も無い順位。
先にゴールしていた滝川さん、小川さん、たまちゃん、そして今回も惜しくもス
イムでリタイアとなってしまったのりさんと、握手を交わす。
レース中は本当に辛くきついが、ゴールした瞬間にその全てが吹き飛ぶ。
レースに出て良かった、無事完走できた、と心から思える。
これは何度出てもおそらく変わらないだろう。
この甘美な時間を享受したくてまたきっとアイアンマンに出てしまう。
ルイビルはゴールが街中なのでとても盛り上がる。
最後の花道は過去に出たレースで最も印象に残った。
そして、過去最もきついレースだった。
その分思い出に残る。
コンベンションセンターでゴール後用の荷物を引き取り、ホテルへ戻ってシャ
ワーを浴びて、皆でバイクトランジットへ。
レースのその日にバイク回収が必要（翌日は不可）だ。
バイクとトランジットバッグを持ち帰り、バドワイザーで乾杯。
いつもどおり疲れ切って、ベッドに身体を横たえた瞬間に寝た。
いつもどおり疲れ切って、ベッドに身体を横たえた瞬間に寝た。
(4.レース後観光編につづく)
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