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【都民交響楽団 第118回定期演奏会を聴く】 (2014-9-1 10:02:41)
2014.8.31 トリフォニーホール
バルトーク:「舞踊組曲」「中国の不思議な役人」
ブラームス:交響曲第1番
指揮:末廣誠
このオケを聴くのは今回で3回目となります。
チケットは葉書と交換です(指定席)。開場の10分ほど前にホール前について、葉書を鞄から出すと、
すかさず(あたかも私を見ていたかのように)、
「葉書をお持ちのお客様ですね。こちらへどうぞ」
と誘導され、チケット引き替えのスペースへ。男性団員さん。最初、トリフォニーのスタッフかな?と思ったのですが、
そうではなく、既に礼装済みの団員さん。
チケット受理の時も「ご来場、ありがとうございます。お楽しみいただけたら嬉しいです」と、女性団員さんから
笑顔で挨拶を受けまして、もうこれで今日の演奏会は感動です。
そして整列。そもそも、指定席ですから、並ばなくてもいいので、私はしばし入り口近くでスカイツリーを
眺めていたのですが、開場前から年配のお客様達は早々に並び始めました。
それを想定しているかのように、都民響の「整列担当部隊」(係なのか、有志なのか?何人も!)が
きちんと心配りしながら並ばせて、少し早めの開場です。
演奏前って、団員達は楽屋で少し談笑したり、喫煙スペースで休憩しているってイメージもあるのですが、
今回の都民響のように、団員が開場前後に受付スタッフの応援に来るところもありますよね。
馬場管なんて、ロビーに団員が全員来て、で聴衆をお招きしますし。
都民響は過去2回、聴いた時も感じたのですが、聴衆はやや年配の方々が多いです。
長年、このオケを応援してきた方が多いように思えます。会場は満席です。見事な動員力!
前半のバルトーク2曲。「不思議な役人」は新響でも聴いたことがありますが、「舞踊組曲」をアマオケで
聴くのは初めてでした。ショルティ盤等で数日前から聴いて臨みました。
アマオケでも例えば、「オケコン」は、時々取り上げられますが、今回のように違う作品に挑戦するという
都民響の心意気にも感激しました。両曲ともTrbのグリッサンド(曲の中で意味深というか重要な意味を持つ)も好調。
「舞踊」の第5組曲の例のVlaによるテーマもお見事でした。凄いなぁ..と、その一言。
後半はブラームスの第1番。この曲って、団員さん達は子どもの頃から聴いてきた曲の1つだと思います。
小学生時か中学生時か。だからもう40年とかそういう付き合いの曲だと思います。
人ぞれぞれ思い出もあるでしょう。実演、レコード、CD等々。「この曲の思い出は?」
なんて居酒屋で話題にしたら、どうなることやら(^^;)。
今回の演奏はもう完全に手中に入っているような感じでした。ティンパニ奏者はまだ休憩時間中でも、
舞台に来て最終チェック&精神集中でした。
そして後半プロ開始。ティンパニの一つ一つの力強い打音がホール中を響き渡る堂々たる序奏で
会場の集中度は高くなったように感じ、第2楽章のコンミスさんのソロも安定。
第4楽章のホルンパートが、これまたお上手。山頂にいるようなそんな空気が漂い、フルートもそれを継承。
この曲は後半、アマオケだとどうしても熱が入りすぎてややアンサンブルに乱れを感じる演奏もあるのですが、
都民響は長年の経験か、事故もなく、圧倒的な終結に進みました。
私の席はやや前でしたので、ブラームスのホルンパートはわからなかったのですが、終演後、指揮者が立たせると、
なんと4人中3人が女性奏者!いや、別に女性ということで、
差別的なことを書くわけではないのですが、この4人のホルンの音量が素晴らしく、てっきり男性が吹いているのかと
思ってました。
ノイネッカーを始め、女性ホルン奏者も凄い方々が多くなってきましたが、アマオケでも同様ですね。
今回の都民響、弦団員数はVn:25、Vla:12、Vc:13、Cb:9。賛助はオケ全体で8人(ハープやPerc.等)。
シンフォニカ、新響同様に厚い層です。
バルトーク:「舞踊組曲」「中国の不思議な役人」
ブラームス:交響曲第1番
指揮:末廣誠
このオケを聴くのは今回で3回目となります。
チケットは葉書と交換です(指定席)。開場の10分ほど前にホール前について、葉書を鞄から出すと、
すかさず(あたかも私を見ていたかのように)、
「葉書をお持ちのお客様ですね。こちらへどうぞ」
と誘導され、チケット引き替えのスペースへ。男性団員さん。最初、トリフォニーのスタッフかな?と思ったのですが、
そうではなく、既に礼装済みの団員さん。
チケット受理の時も「ご来場、ありがとうございます。お楽しみいただけたら嬉しいです」と、女性団員さんから
笑顔で挨拶を受けまして、もうこれで今日の演奏会は感動です。
そして整列。そもそも、指定席ですから、並ばなくてもいいので、私はしばし入り口近くでスカイツリーを
眺めていたのですが、開場前から年配のお客様達は早々に並び始めました。
それを想定しているかのように、都民響の「整列担当部隊」(係なのか、有志なのか?何人も!)が
きちんと心配りしながら並ばせて、少し早めの開場です。
演奏前って、団員達は楽屋で少し談笑したり、喫煙スペースで休憩しているってイメージもあるのですが、
今回の都民響のように、団員が開場前後に受付スタッフの応援に来るところもありますよね。
馬場管なんて、ロビーに団員が全員来て、で聴衆をお招きしますし。
都民響は過去2回、聴いた時も感じたのですが、聴衆はやや年配の方々が多いです。
長年、このオケを応援してきた方が多いように思えます。会場は満席です。見事な動員力!
前半のバルトーク2曲。「不思議な役人」は新響でも聴いたことがありますが、「舞踊組曲」をアマオケで
聴くのは初めてでした。ショルティ盤等で数日前から聴いて臨みました。
アマオケでも例えば、「オケコン」は、時々取り上げられますが、今回のように違う作品に挑戦するという
都民響の心意気にも感激しました。両曲ともTrbのグリッサンド(曲の中で意味深というか重要な意味を持つ)も好調。
「舞踊」の第5組曲の例のVlaによるテーマもお見事でした。凄いなぁ..と、その一言。
後半はブラームスの第1番。この曲って、団員さん達は子どもの頃から聴いてきた曲の1つだと思います。
小学生時か中学生時か。だからもう40年とかそういう付き合いの曲だと思います。
人ぞれぞれ思い出もあるでしょう。実演、レコード、CD等々。「この曲の思い出は?」
なんて居酒屋で話題にしたら、どうなることやら(^^;)。
今回の演奏はもう完全に手中に入っているような感じでした。ティンパニ奏者はまだ休憩時間中でも、
舞台に来て最終チェック&精神集中でした。
そして後半プロ開始。ティンパニの一つ一つの力強い打音がホール中を響き渡る堂々たる序奏で
会場の集中度は高くなったように感じ、第2楽章のコンミスさんのソロも安定。
第4楽章のホルンパートが、これまたお上手。山頂にいるようなそんな空気が漂い、フルートもそれを継承。
この曲は後半、アマオケだとどうしても熱が入りすぎてややアンサンブルに乱れを感じる演奏もあるのですが、
都民響は長年の経験か、事故もなく、圧倒的な終結に進みました。
私の席はやや前でしたので、ブラームスのホルンパートはわからなかったのですが、終演後、指揮者が立たせると、
なんと4人中3人が女性奏者!いや、別に女性ということで、
差別的なことを書くわけではないのですが、この4人のホルンの音量が素晴らしく、てっきり男性が吹いているのかと
思ってました。
ノイネッカーを始め、女性ホルン奏者も凄い方々が多くなってきましたが、アマオケでも同様ですね。
今回の都民響、弦団員数はVn:25、Vla:12、Vc:13、Cb:9。賛助はオケ全体で8人(ハープやPerc.等)。
シンフォニカ、新響同様に厚い層です。
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