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feed いいかげん 歯止めかけたい 夏の陣 (2014-8-14 0:28:16)

 私が北海道マラソンに初めて出場したのは2003年のことでした。

 当時の参加資格は、男性が「フル4時間以内またはハーフ1時間40分以内」という厳しいものです。当時の私の持ちタイムは、フルマラソンは3回走って4時間17分というのがベストでした。ハーフマラソンは下りワンウェイのもこと山ふきおろしマラソンと、距離疑惑のあったおたる運河ロードレースだけが1時間40分を切っていました。そのハーフの記録で参加したのです。

 当時は今よりも関門制限時間も厳しく、最終40キロの関門を3時間45分以内に通過しなければなりません。ところが私はここで奇跡の完走を果たしてしまいます。40キロ関門を通過して気が弛んだとたんに足が止まって失速してしまいましたが、それでも3時間50分18秒と大幅な自己ベスト更新でゴールしました。

中島公園

 以来、北海道マラソンは毎年参加しています。その結果は次の通りです。

2003年 3時間50分18秒
2004年 3時間56分36秒
2005年 29.5kmタイムオーバー
2006年 32kmタイムオーバー
2007年 3時間52分50秒
2008年 3時間59分37秒
2009年 3時間58分25秒
2010年 4時間17分55秒
2011年 4時間19分30秒
2012年 4時間31分13秒
2013年 4時間33分47秒

 2009年からは関門制限時間が1時間ほど延びました。近年ではそのおかげでやっと完走しているといった始末。そればかりか、記録は右肩下がりで推移しています。そのあたりはグラフにすると一目瞭然です。

 50歳になるまでは5割くらいの確率でサブフォー(フルマラソン4時間切り)で走っていましたが、50歳を過ぎたとたんに4時間を切れなくなりました。2011年の神戸マラソンで、3時間59分55秒で走ったというのが唯一のサブフォーです。

神戸

 これだけタイムが落ちたうえに練習量も落ちているのですから、「サブフォーに復帰する!」と声高らかに宣言することなど恥ずかしくてできません。でもこのままでは5時間を切って走ることも難しくなる日が遠からずやってきそうです。それだけは避けたいので、まずはここで長期低落傾向になんとか歯止めをかけたいと思います。

 北海道マラソンで4時間を切れなくなって4年。しかもここ2年は4時間30分を超えています。

 ここ2年の共通点は、30キロを過ぎてから歩いているということです。中間点は2時間前後で通過しているのですが、25キロを過ぎるあたりからペースが落ち、30キロを過ぎると耐えられずに歩いてしまいます。たとえ失速しても歩きさえ入らなきゃ4時間30分は切れると思うのですが・・・。

 だから今年の目標は、歩かないことです。その目標を達成できれば、長期低落傾向に歯止めをかけることはできるでしょう。そう考えて目標タイムは設定しません。とにかく歩かずに42.195キロを走りきります。



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