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【ザ・シンフォニカ 第56回定期演奏会を聴く】 (2014-7-21 8:38:21)
【ザ・シンフォニカ 第56回定期演奏会を聴く】
すみだトリフォニーホール
ファリャ/バレエ音楽『三角帽子』第2組曲
ラヴェル/バレエ音楽『ダフニスとクロエ』第2組曲
ベルリオーズ/幻想交響曲
指揮:三石精一
前回2月の「英雄の生涯」で、あまりの素晴らしさに、演奏後に呆れて帰った(^^;私ですが、
今回も見事な演奏を聴かせてくれました。
前回は金坂様がコンミスでしたが、今回は彼女はセコバイ2プルへ。今回は森田様がコンマスです。
このオケの層の厚さを感じました。
森田様は私がこのオケを初めて聴いた(この時も「英雄の生涯」)時のコンマス。
当時、新響のような高いレヴェルのオケは他にはないと思っていた私に衝撃を与えてくれました。
それ以降、毎回ではないが、極力、このオケの演奏会に伺っています。
指揮は三石さん。私の父より3つも上、既に80歳を超えるお歳ですが(もしかしたら、現在の日本での最高齢指揮者?)、
舞台脇から姿勢を正して指揮台へ向かうお姿は威厳を増し、また指揮も若々しかったです。
数年前、一時期、体調を崩されたようですが、全くその影響は感じられませんでした。
「幻想」でも楽章間の休憩は長く取らず、一息入れたら、すぐ指揮を始めていました。
ファリャでは、Hnがホールを包み込むような明快な音色を奏で、ラヴェルでは時に弦と木管が
一体化し、このオケの能力を強く感じました。
そして「幻想」。ワインガルトナー校訂版、日頃聞きなれている版と少し異なり、
興味深く聴くことが出来ました。ただ、私は版については無知なもので、演奏が版の違いによるものか、
あるいは解釈によるものか、そこがはっきりせず。それが少し残念。
第4楽章のトロンボーンのペダルトーンが無いのは、プログラム解説にもありましたが、
ここはそれを拝読しなくてもわかりました。
私はこの曲といったら、このペダルトーン!!という位、この部分が好きなのですが、
今回はそれをテューバが担当。音色は明らかに異なり、非常に新鮮に聞こえてきました。
ただ、私にはやはりトロンボーンのぶふひぶひの方が好きかな?(^^;。
弦の音程も殆ど気にならず、第2楽章も秀演。第5楽章では後半、一気に音量を上げ、
ラストは予想以上の大音量へ!それでも音色は濁ることなく、また各団員の力量、ペース配分(^^;の上手さに驚きました。
常々、書いてますが、シンフォニカ、新響、都民響を始め、都内では高技量のアマオケがいくつも存在します。
音大生顔負けの奏者もいるのです。
一体、どういうことなのだろう??と、シンフォニカ定期を聴いた帰り道は、いろいろと考えさせられます。
趣味でここまで出来るというのは、絶えず向上心を維持していないと無理でしょう。
その飽くなき追求のエネルギーはどこから生まれるのでしょう?
平日は、仕事でなかなか楽器練習に費やす時間を捻出出来ず、僅かな時間に集中して練習されていると
思いますが、その集中度も高いのでしょうね。
演奏以外でもいろいろと刺激を受けるオケです。
次回は2月15日。指揮は高関さん。曲目はまだ発表されていません。
最後に前半ストバイの後方で弾かれていた茶髪のお兄さん、後半の「幻想」では森田様の隣(コンマスサイド)でした。
このお兄さん、文京区シビックホールで行った演奏会の時、開演前、長蛇の列になっているのをチェックに来てました。
並んでいるご老人の方々が転ばないように、配慮されていたのを記憶しています。お!いいニイチャンだ!!と思いました(^^)。
今回もシンフォニカは開場時刻を早めてくれました。そもそも早く来てしまうのもいけないのですが..。
私、1時前に来たし(^^;。
すみだトリフォニーホール
ファリャ/バレエ音楽『三角帽子』第2組曲
ラヴェル/バレエ音楽『ダフニスとクロエ』第2組曲
ベルリオーズ/幻想交響曲
指揮:三石精一
前回2月の「英雄の生涯」で、あまりの素晴らしさに、演奏後に呆れて帰った(^^;私ですが、
今回も見事な演奏を聴かせてくれました。
前回は金坂様がコンミスでしたが、今回は彼女はセコバイ2プルへ。今回は森田様がコンマスです。
このオケの層の厚さを感じました。
森田様は私がこのオケを初めて聴いた(この時も「英雄の生涯」)時のコンマス。
当時、新響のような高いレヴェルのオケは他にはないと思っていた私に衝撃を与えてくれました。
それ以降、毎回ではないが、極力、このオケの演奏会に伺っています。
指揮は三石さん。私の父より3つも上、既に80歳を超えるお歳ですが(もしかしたら、現在の日本での最高齢指揮者?)、
舞台脇から姿勢を正して指揮台へ向かうお姿は威厳を増し、また指揮も若々しかったです。
数年前、一時期、体調を崩されたようですが、全くその影響は感じられませんでした。
「幻想」でも楽章間の休憩は長く取らず、一息入れたら、すぐ指揮を始めていました。
ファリャでは、Hnがホールを包み込むような明快な音色を奏で、ラヴェルでは時に弦と木管が
一体化し、このオケの能力を強く感じました。
そして「幻想」。ワインガルトナー校訂版、日頃聞きなれている版と少し異なり、
興味深く聴くことが出来ました。ただ、私は版については無知なもので、演奏が版の違いによるものか、
あるいは解釈によるものか、そこがはっきりせず。それが少し残念。
第4楽章のトロンボーンのペダルトーンが無いのは、プログラム解説にもありましたが、
ここはそれを拝読しなくてもわかりました。
私はこの曲といったら、このペダルトーン!!という位、この部分が好きなのですが、
今回はそれをテューバが担当。音色は明らかに異なり、非常に新鮮に聞こえてきました。
ただ、私にはやはりトロンボーンのぶふひぶひの方が好きかな?(^^;。
弦の音程も殆ど気にならず、第2楽章も秀演。第5楽章では後半、一気に音量を上げ、
ラストは予想以上の大音量へ!それでも音色は濁ることなく、また各団員の力量、ペース配分(^^;の上手さに驚きました。
常々、書いてますが、シンフォニカ、新響、都民響を始め、都内では高技量のアマオケがいくつも存在します。
音大生顔負けの奏者もいるのです。
一体、どういうことなのだろう??と、シンフォニカ定期を聴いた帰り道は、いろいろと考えさせられます。
趣味でここまで出来るというのは、絶えず向上心を維持していないと無理でしょう。
その飽くなき追求のエネルギーはどこから生まれるのでしょう?
平日は、仕事でなかなか楽器練習に費やす時間を捻出出来ず、僅かな時間に集中して練習されていると
思いますが、その集中度も高いのでしょうね。
演奏以外でもいろいろと刺激を受けるオケです。
次回は2月15日。指揮は高関さん。曲目はまだ発表されていません。
最後に前半ストバイの後方で弾かれていた茶髪のお兄さん、後半の「幻想」では森田様の隣(コンマスサイド)でした。
このお兄さん、文京区シビックホールで行った演奏会の時、開演前、長蛇の列になっているのをチェックに来てました。
並んでいるご老人の方々が転ばないように、配慮されていたのを記憶しています。お!いいニイチャンだ!!と思いました(^^)。
今回もシンフォニカは開場時刻を早めてくれました。そもそも早く来てしまうのもいけないのですが..。
私、1時前に来たし(^^;。
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