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周回を 重ねるたびに 距離延びる?〜北ガスグループ6時間リレーマラソンin札幌ドーム完走記6 (2014-7-20 1:08:46)
(6)テンション急上昇
スタートから4時間半が経過しました。会場内は42.195kmの部に参加していたチームが続々と撤収を開始し、私たちの周辺も空席が目立つようになります。コースの方も走行しているランナーが減り、リレーゾーンも手ごろな人数になってきました。
そんな中、6時間の部に参加しているチームは、延々と走り続けています。私たちLRS北海道も、相変わらず熾烈なバトルを繰り広げています。
花組 月組
26周 4時間37分45秒 4時間37分16秒
27周 4時間46分58秒 4時間48分23秒
28周 4時間59分14秒
4時間58分09秒
29周 5時間08分31秒 5時間09分12秒
30周 5時間18分49秒 5時間24分08秒
花組と月組は周回ごとに順位が入れ替わる熾烈な戦いとなっています。本来ですと私は31周目を走るはずでしたが、daroさんが早く自分の務めを終えてしまいたいと29、30周と連続で走ったため、私の出番は32周目となりました。1周でも遅くなれば、その分少しでも休養できるので助かります。daroさんからrosehip
teaさんにタスキがつながったのを見て、私はリレーゾーンに向かいました。
1周目から順にブルズアイ、スライム、素顔、ブルズアイ、スライムときています。順番で行くと次は素顔です。でも残り時間からすると次が間違いなく最後の周回です。最後がこの顔では・・・。
それともうひとつ。5周目を走ったときのていたらくからすると、次もまたよれよれの走りとなるでしょう。それならばブルズアイをかぶって手を振りながら走った方が、苦しんでいるのではなくクルージングをしているように見えるでしょう。そんなわけで、ブルズアイをかぶることにしました。
やがてrosehip teaさんがやってきてタスキを受け取りました。
花組 月組
31周 5時間33分27秒
5時間35分28秒
残り30分を切りました。そろそろゴールが見えてきました。私も最後の周回はのんびり楽しもうとゆっくりスタートしました。
ほかのランナーはラストスパートとばかりに速いスピードで走っています。そんな中を私は次々と抜かれながら走っていました。
7度の急勾配を上り終えてしばらく走ると、沿道で応援していた1人の子供が私を指さして大声で叫びます。
「あっ!バズ・ライトイヤーと一緒に出てるやつだ!」
私はすぐに満面の笑みで手を振って応えます。
「馬、がんばれ〜!」
「ありがとう〜!」
私はペースを上げて彼の前を通過しました。
その先で折り返してまた彼の前を通ります。往路のコースを挟む形で遠くなりましたが、彼は再び
「馬、がんばれ〜!」
と応援してくれます。私は再び彼に応えて通過しました。
私は大事なことを忘れていました。沿道から応援されると、特にお年寄りと子供に応援されると一気にテンションが急上昇します。クルージングをしていたはずがいつの間にかマジ走りになっていました。
気持ちよく走り終えてakomさんにタスキをつなぎましたが、この周回は結局10分を切って走ることができました。
花組 月組
32周 5時間43分14秒 5時間46分46秒
残り時間は20分を切っています。記録が残るのはあと1周となりそうです。いよいよ大詰めが近づいてきました。(つづく)
(1)楽しい楽しいリレーマラソン
(2)ゆっくりスタート
(3)花組vs月組
(4)段数が増え、間隔が早まる
(5)力尽きたか?