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  ホーム >> frunブログ集 >> 周回を 重ねるたびに 距離延びる?〜北ガスグループ6時間リレーマラソンin札幌ドーム完走記3

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link Road to SAROMAN BLUE Road to SAROMAN BLUE (2024-10-10 15:00:05)

feed 周回を 重ねるたびに 距離延びる?〜北ガスグループ6時間リレーマラソンin札幌ドーム完走記3 (2014-7-14 22:43:03)

(3)花組vs月組

 気配を感じて右を見ると、なんとテレビカメラを持ったカメラマンが私を撮りながら併走しているではありませんか。あんな重そうなカメラを持ってこんな急な坂を駆け上がるなんて、ご苦労なことです。まあ私程度のスピードだから併走できるのでしょうが(笑)。

 でもスタート直後にカメラを向けられたらおかしな走りはできません(放送では使われないと思いますが)。緊張しながらしっかり走りました。

 坂を上り終えてトンネルを出るとカメラマンはついてきてはいませんでした。ここでホッとしたものの、ほんの数秒間の緊張した走りで体に変なスイッチが入ってしまったのかもしれません。けっしてペースを上げているつもりではありませんが、かといってそれほど楽なペースでもなかったようです。

走る馬

 1人、2人と抜きながら走ります。悲しいかな、前方に抜けないことはないペースで走っている人を見かけると体が勝手に反応してしまいます。

 1周目でまだまだ元気なこともあり、給水所も給食所も目もくれずに走ります。でもこのあたりから呼吸が苦しくなってきました。練習でキロ7分を超えるペースで走っているときでさえ1kmくらい走ると呼吸が苦しくなるのですから仕方がありません。とりあえずこの周回はもつでしょう。でも2周目以降は・・・少なくとも1周13分というペースよりは速いということは、うすうす感じながら走っていました。

 ドーム外のコースを終えてアリーナへの進入路に入ります。ここまできたらもう少し、とスパートしたくなりますが、最後の苦しさを感じるところでもあります。

 アリーナ内をぐるっと回り、私たちのリレーゾーンであるCゾーンにたどり着きましたが、次走のakomさんの姿が見当たりません。昨年は「次走者が見当たらないときは遠慮なくもう1周走ってください」と指示を出した私ですが、今年はそんな鬼のような指示は出していません(笑)。ゆっくりakomさんを探します。

 でもロスタイムはほんの数秒だったと思います。akomさんがすぐにリレーゾーンに姿を現しました。13分で帰ると言っていた私が予定よりもかなり早く戻ってしまったためにこのような事態となってしまったようです。無事にakomさんにたすきを渡し、1周目の務めを終えました。

 それからゆっくりと階段を上って私たちの休憩場所に行きましたが、そのときがちょうどスタートから13分くらいでした。速報サイトでタイムを確認すると10分・・秒。ちょっと速過ぎました。というか、今の私がよくこんなタイムで走れたものです。

 しかし体の方は2kmを走っただけとは思えぬほど消耗していました。暑くなることを覚悟していましたが、どんよりと曇っているおかげで直射日光がありません。そのため外を走ると若干の蒸し暑さは感じますが心配していたほどの暑さは感じませんでした。ところがアリーナに入ってくると一気に汗が噴き出してしまったのです。やはり暑いことは間違いないようです。

 加えて今年は昨年よりも早く順番が回ってきます。次の番までに十分回復しているのでしょうか・・・。

 LRS北海道は花組も月組も順調に周回を重ねていきます。それぞれのタイムを書きますとこのような感じです。
 
      花組        月組
1周    10分38秒     9分06秒
2周    20分57秒    19分27秒
3周    30分11秒    28分50秒
4周    42分02秒    39分35秒
5周    51分03秒    52分29秒

 先行する月組から花組も大きく離されずに追っていく展開で、途中の周回で逆転をするなど、両チームの争いも面白いことになりそうです。

 リレーゾーンには次のランナーしか入ることを許されていません(守っていないチームも多数見られるのは困ったことですが)。第5走者のdaroさんから第6走者のrosehip teaさんにたすきが渡ったことを見届けてから、私もリレーゾーンに向かいました。1周目に頑張ってくれたブルズアイ君には休んでもらって、次の周回はスライム君の登場です。

 やがてアリーナに入ってくるrosehip teaさんの姿が見えました。最後のコーナーを曲がってきたところで私はリレーゾーンに出ます。そしてたすきを受け取って2度目の周回に入りました。しかし足は早くも重く感じ、がむしゃらに走ることはできそうにありませんでした。

 今日は1周を13分台で走れればいいと思っていました。それだけに無理してペースアップをする必要はありません。でも6周目を終わったところでも花組と月組の差はわずかです。

      花組        月組
6周   1時間04分33秒  1時間04分34秒

 なんと1秒差!実に面白いバトルです。このあとも楽しくバトるためには、1周目並みかそれにできるだけ近いペースで走りたいところです。

 たすきを受けたときは月組をリードしていたのですが、あっという間にぷーさんに抜かれてしまいました。

 まだ2周目だというのに、早くも足にも疲労を感じています。1周目よりも早く呼吸も苦しくなってきます。1巡目のタイムからすると、第1走者である私は6周を走らねばならないことは間違いありません。こんなに早い周回で燃え尽きるわけにもいかず、そのあたりのペース配分も考えなければなりません。

 仕方がないのでウルトラを走るときのように省力化したフォームで、力を抜いてできるだけなめらかなフォームで走ることを心がけました。

 今度は給食所でバナナを受け取りました。アリーナ内には持ち込み禁止ということですから、走りながら皮をむいてゴミ箱に棄て、大急ぎで食べました。

 アリーナに戻ってからもラストスパートをするわけでもありません。ラストスパートは心臓への負担が大きいですから。ペースを落とすことだけはないように注意しながらリレーゾーンに向かいました。そして今度はしっかりとakomさんの姿もとらえ、スムーズにたすきをつなぐことが出来ました。

 それからまたチームの休憩場所まで戻ったのですが、場所は変わっていないのに階段の段数が増えたように感じます(笑)。そういえば、コースを走っているときも距離が延びているように感じていました。これから周回を重ねていくにつれて、この段数も距離もどんどん延びていくのでしょうね。

 観客席の椅子に腰を下ろして速報サイトをチェックして驚きました。7周目の私のラップタイムは9分35秒。そんなにペースを上げたつもりはなかったのですが・・・。どうりで疲労の度合いは思ったより大きいはずです。

 しかしあと4周・・・大丈夫なのでしょうか?(つづく)


(1)楽しい楽しいリレーマラソン
(2)ゆっくりスタート



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