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【越谷市民交響楽団 第31回定期演奏会にて(演奏感想以外】 (2014-6-15 12:10:41)
(1)1F、最前列〜3列目あたりまで「立入禁止」にしてくれた。
何度か日記に書いていますが、全席自由の演奏会にすると子供達が、開場早々に1F最前列を陣取ります。
動物園みたいに目の前で見たい!と(^^;)。でも、長い曲はどうしても子供達には厳しい。
時には演奏時に移動することもあるし、中にはカバンからゲーム機を取り出して...。
演奏する側から見れば、非常に嫌な気分になります。
今回、越谷市民交響楽団さんは「立入禁止」という紙、そしてビニール紐で、前を閉鎖してくれました。
案の定、開場早々に子供達が階段を下って前の方へ!しかし、今回の措置に、少したじろぎ、中央より後ろで着席していました。
3列目位までが立入禁止なわけですから、4列目なら座れるのですが、本人達には、何か爆弾でもあるのかも??(不発弾処理??)
と思うような印象を与えたのかもしれません。
中には純粋に音楽を最前列で鑑賞したいという子供もいたかもしれませんが(まず、そういう子はいない)、
一般には音楽鑑賞には最前列は厳しいと思います。
(2)開演前の女性団員のアナウンスがプロのようだった。
市民オーケストラの演奏会には、本当に様々な方々がいらっしゃいます。
演奏中の飲食を始めいろいろ、マナーを知らない方もいます。また未就学児の鑑賞を越谷市民交響楽団は制限していません。
泣き出した場合に備え、ロビーにモニターを通じて演奏を鑑賞出来るコーナーも設けています。
毎回、開場前に舞台脇に団員が立ち、マナーアナウンスをして、聴衆の方々にも演奏に協力して欲しいと訴えています。
このアナウンスは昔は団長さん、近年は違う団員さんが担ってきましたが、今回の女性団員さんの話し方はお見事でした。
抑揚をつけ、また間の取り方も見事(普通、緊張して早口になりがち、間なんて取れない)、
視線を客席に向かってお話される等、この方は何かその方面のプロなのか?と思うほどでした。聴衆によく伝わったと思います。
(3)開場前にロビーまで客を入れる。
最近は、こういうスタイルを取る演奏会が多くなってきましたが、越谷市民交響楽団さんはだいぶ前からこれをやっています。
開場時までずっと並ばせておくのも、しのびないものです。
ロビーには少し椅子もありますし、一緒に来た方と雑談も出来る。ホールドアが空くまでに、花束等も預けられます。
また心理的にも「並んで待っている」ことへの負担が軽減されます。
いまだに1秒たりとも、開場時間を早めない演奏会もあります。ステージでギリギリまでコントラバス等の調弦が
行われている場合もありますが、長蛇の列になっている場合は、早めの開場等も考えて欲しいものです。
運営面も素晴らしく、聴衆も協力してくれて、いい演奏会になりました。
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