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GPSはもういらない (2014-5-29 0:51:50)
最近、私のスマホのGPSがほとんど役に立ちません。起動してもすぐに止まったり動いたりを繰り返します。
4月から使い始めているJognoteアプリがただでさえトラブルも多いというのに、加えてGPSのトラブルも出てくるのですから、走った記録をきちんと取れる日がほとんどなくなっています。そのため最近では補助として腕時計を使うようになりました。
実は最近、腕時計をつけるのはレースの時だけになっていたんですよね。なんだか邪魔くさくて。ところがこうしてGPSがあてにならないとなると、腕時計の比重が高まってきました。
でもね、こうしてGPSが役に立たなくなってくると、一つの疑問が生じました。そもそもGPSは走るために必要なのか?
確かに便利なんですよ。走るときに起動してしまえば走ったコースの軌跡を描きタイムも計測してくれるのですからね。だけど今は図上で距離を計測するのも簡単にできるし、タイム計測は時計で十分だし、GPSがなくても全然大丈夫なんですよね。
たしかに始めて走るコースの時などはGPSを使った効果は大きいと思います。でもなければないで済むものなんですよね。少なくとも必需品とはいえません。
もうこのあまり役に立たないGPSや完成度の低いアプリに振り回されてイライラするのがいやになりました。こんなところでストレスを溜めたくありませんし。
ランニングのアイテムだけじゃありませんね。私たちの日常生活においても、どんどん便利なアイテムが増えています。そのおかげでいろいろなところが楽になりましたが、でも楽になりすぎることが幸せなのだろうか?とたまに自問自答しています。生活が便利になるのと同時に、失っているものもいろいろあると思います。
たとえばご飯を炊くにしても、今はほとんどの家庭で電気炊飯器を使っているのではないかと思います。電気炊飯器は便利です。スイッチを押しさえすれば勝手にご飯が炊きあがります。でも我が家はガスで炊くことが多いのです。手間はかかるけど、出来上がりには格段の差がありますから。
便利さの代わりに何かを失いつつあるようで、怖さを感じています。だからいろいろな部分で、昔に回帰していきたいと思っています。
だから私はGPSはサブとしてしか使わないことにします。メインは腕時計です(笑)。