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MUSIC TRAILを歩いてきました〜その1 (2014-4-28 23:40:02)
(1)1歩踏み出す
♪歩こう キラッキラ光る太陽の下を もっと輝きたいから
ほらね 見慣れた道で見たこともない 世界が始まっていくんだから
何が待ってる?って 誰に出逢える?って 心を弾ませて
(加賀谷はつみ DAYSより)
見慣れた道なのに、そこから見たこともない世界が始まっていく素敵な道。そんなMUSIC TRAILを、心弾ませて歩いてきました。
一昨年以来となる加賀谷はつみワンマンライブ“MUSIC
TRAIL”の開催が発表されたのは昨年の12月でした。ファーストワンマンの時、行きたくてもどうしても行けなかった私としては今回こそはなんとしても行きたいと思いました。
特に今回は土曜日の夜に行われるということです。それならば1泊2日の行程にすれば、仕事を休む必要もありません。マイルも貯まっているから特典航空券も使えます。何の障害もないように思えました。
しかしまだ最大の問題があります。それは奥さんの存在です。いやいや、存在が悪いというつもりはまったくありません。ただ以前から東京に行きたがっている奥さんを放って私だけが行くと、そのうち毒でも盛られるかもしれません(笑)。
それなら奥さんを誘えばいいかというとそんな簡単なことでもありません。誘うと必ず「お金がないから行かない」と言います。
これを意訳すると、『私はお金がないからあんただけが行けばいいっしょ』という意味ではありません。『私はお金がなくて行けないんだから、あんただけが行ったら承知しないからね』という意味になります。今後も家庭生活を円満に継続しようというなら、これをクリアするのは容易じゃないと思えました。
そんな窮地を救ってくれたのはOgakunでした。彼の就職が、MUSIC TRAILに向かう道を切り開いてくれたのです。
4月からの就職が決まっていたOgakunですが、その最初の勤務地がさいたまになったという連絡がきたのです。引っ越し前に広島に行って手伝わないとならないかなと言っていた奥さんに、どうせなら引っ越し後に様子伺いに行かないかと私は悪魔のように囁きました。これが見事に功を奏したのです。
奥さんの気持ちは明らかに傾き始めました。それを私の感じるセンサーはしっかりととらえました。
こうなるとモタモタしてはいられません。チャンスをつかんだら相手に考える暇を与えず、怒涛の攻めです。私は東京のまきおさんにお願いして、路上ライブでワンマンライブのチケットを2枚購入してもらいました。
奥さんが一緒に行くとなると、1泊でライブだけを見て帰ってくるというわけにいきません。かねてから奥さんが行きたがっていたディズニーシーをメインに3泊の行程を組みます。年度当初の忙しい時期であり2日も休めるかどうかは不安でしたが、これは賭けでした。
航空券はマイルの特典航空券を2人分。泊まりはOgakunのところ。こうして費用を押さえながら3泊の東京旅行に向かうことが決定しました。
ところが間の悪いことに、4月から新しい部署に異動となりました。しかもこの旅行直後には札幌出張の予定が入っています。本来ならば休める時期ではないのですが、すでにディズニーシーや歌舞伎のチケットも購入済であり、無理を言って休ませてもらうことにしました。
行程は4月19日(土)から22日(火)までの3泊4日です。旭川空港〜羽田空港間を飛行機利用し、さいたま市に住むOgakunの部屋に泊まる予定です。
本当ならば旭川空港を午前中に発つ便を利用したかったのですが、私が特典航空券を申し込もうとしたときにはすでに満席となっていました。仕方がないのでその次の便にしたのですが、その便だと羽田到着は15時15分です。さいたままで行って荷物を置いてから渋谷へ出直すというのは時間的に厳しくなりました。そこで主な荷物はあらかじめOgakunのところへ送っておくことにしました。
もうひとつ誤算だったのは歌舞伎のチケットです。20日(日)の昼の部(午前11時開演)を一番安い3階B席で観ようと思っていました。ところが4月のチケット発売日の夜にサイトを見てみると、この日の昼の部の3階B席は完売となっています。夜の部(午後4時40分開演)はまだ若干の席がありましたのでこちらを押さえましたが、最後まで観てしまうと大宮駅からの最終バスに間に合わなくなります。
出発前からそんな誤算もありましたが、どうにか無事に出発の日を迎えました。(つづく)