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feed 【新交響楽団第225回定期を聴く】 (2014-4-6 20:45:20)
2014年4月6日(日)14時開演
指揮 曽我大介
ヴァイオリン独奏:大谷康子(シエヘラザードのコンミスも担いました)

曲目 ハチャトゥリアン/バレエ音楽「ガイーヌ」より
   サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番
   リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェヘラザード」

東京芸術劇場コンサートホール

毎回ではないですが、極力、拝聴している日本を代表するアマオケの一つ。

今回は感動と疑問が交わる演奏会となりました。

まず「ガイーヌ」から5曲。Prec.がステージ左右に分かれるという配置。
指揮者の意向でしょうか?Cbは中央奥。

しかし音がずれることなく、見事なアンサンブルを聴かせてくれたところは、さすが新響!と感動しました。
弦も管も、そしてPerc.もそれぞれ一級レヴェルのメンバーです。
こういうアマオケが存在するというのは本当に驚きの一言。シンフォニカを始め、他にもあるのですからね。

終曲「レスギンカ」は特に木管楽器はブレスする余裕がなく、あのハイテンポでどうやってブレスが出来たのか?
謎です。循環呼吸??


次にサン=サーンス。かなり期待していたのですが、正直、私には残念な結果になりました。
練習時と本番時は演奏は大抵異なるものです。精神状態を始め、いろりろ変わるのは当たり前。

でも、それも許容範囲があると思うのですが、今回の大谷さんのソロはそれを少し逸脱していたように思えました。
特に第3楽章では、オケとの絡みというか音楽の統一性があまり感じられず、両者にズレが生じて、
「だ、大丈夫か?」と、ハラハラしながら聴くことになりました。恐らくリハではきちんと出来ていたはず。

ちょっと大谷さん、やり過ぎだったのでは?という印象。

演奏後、大谷さんに対して「ブラヴォー!!」の声が多数(「女性にブラヴォーというのも本当はどうなのかな?)。
しかし、演奏が上記のように私には感じ取れたので、あの演奏に絶賛するヲタクって、どんなものかな??とも思いました。

後半の「シェヘラザード」も大谷さんの濃厚な解釈にややびっくり。
シェヘラザードは、こんなに濃厚な雰囲気の娘なのかな??と思うほど。

ただオケの技量はやはりトップレヴェル。お互いを聴き合いながら音を奏でているのは明らかにわかりました
(ただ、コンチェルトではやや対応が出来なかった..。)。

まぁ、文句も書き連ねてしまいましたが、きちんと自分なりの感想を記させていただきました。


フライングブラヴォーがなかったことも書いておきましょう(^^)。

受付もスタッフ陣がかなりいて、一切混乱せず!!


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