私の住む留萌市は、日本海に沈む夕陽がとても美しい町です。そしてお隣の増毛町も同様に美しい夕陽を見られる町です。ともに『日本一の夕陽』、『日本一の落陽』といったフレーズで、夕陽の美しさをアピールしています。

　先日から『奥尻ムーンライトマラソン』の紹介をしていますが、留萌市と増毛町でもこの夕陽の美しさを売りとしたマラソン大会を開催しようという検討が進められていたのですが、ついにその情報が解禁となりましたのでいち早くお届けしたいと思います。

　その名も『留萌増毛サンセットマラソン』です。当面は留萌市と増毛町を結ぶワンウェイのハーフマラソンとして、ゆくゆくはフルマラソン化も検討していきたいとのことです。時期は9月下旬の予定ですが、今のところ昼と夜が同じ長さとなる秋分の日を中心に検討が進められています。

　かつてこの地域では毎年6月に『留萌増毛さわやかマラソン』という大会が開催されていました。しかしこの大会は2002年で終了してしまい、現在はハーフマラソン以上の長い距離を走る大会は留萌管内にはありません。

　そのためハーフマラソン大会の復活を望む声も多く、さらにどうせこのコースを走るなら自慢の夕陽を見ながら走れるような大会にならないかという検討が進められ、ついに実現に至ったということです。

　スタート時刻は16時の予定です。この時期の日の入りは17時30分頃ですから、多くのランナーが日本海に沈む夕陽を楽しみながら走ることができるでしょう。制限時間は2時間30分から3時間で検討されているようです。

　スタート地点は留萌市の船場公園です。それから黄金岬を回って国道231号に出て、そのまま増毛を目指します。海岸沿いを走る国道231号を走った後は増毛バイパスに向かわず旧商家丸一本間家や國稀酒造が並ぶ増毛町の市街地を抜けて、暑寒海水浴場前がゴールです。

　まず1年目はこのコースで実施して、翌年はスタート・ゴールを入れ替えるなど、留萌市と増毛町の双方にメリットがあるような形で実行したいという考えもあるようですし、いずれはこのコースを往復するフルマラソンにも発展していけたらという希望も持っているようです。

　ただまだ課題もありまして、その最大の問題は交通規制です。国道231号は迂回路がないため、交通規制が可能かどうかという問題につきましてはこれから詰めてくということでした。また道路幅は狭いため、定員も500名くらいで考えているということです。

　私も留萌に住んで丸3年となりましたが、日本海に沈む夕陽の美しさはどう表現したらいいのかわからないくらい素晴らしいものです。この夕陽を見ながら走れるマラソン大会なんて、きっと忘れられない大会になると思います。

　以上、おがまんレポート、エイプリルフール版でした。




　・・・ごめんなさい、すべて嘘でした。というか、私の願望を語ってみました。怒らないでください。

　留萌市、増毛町の関係者の皆様。これを嘘とせず、現実にできないものでしょうかね・・・。