ネット上での話題をみていると、奥尻ムーンライトマラソンに参加するとしたら1泊にするか2泊にするか、ということを話題にしている方もいました。でも現在発表されているスケジュールを見ると、受付は大会前日の11時40分〜17時00分しか記載がなく、当日のスケジュールには受付が載っていません。

　普通の感覚で考えると、フルマラソンのスタートは15時ですから、当然当日受付もあるだろうと思ってしまいます。どうして当日受付はないの？と思いながらインターネットエントリーを扱うスポーツエントリーのサイトを見ると、当日も11時から16時まで受付をすると書いてありました。

　しかしここは離島です。当日受付があるとしても、どれだけの人が当日に奥尻入りしてスタートに間に合うのでしょうか？

　奥尻に渡る方法はフェリーと飛行機の2通りあります。このうちフェリーはせたなと江差から出ています。ところが札幌から近いせたなからのフェリーは、14時05分の出発で15時40分に到着する1便しかありません。これではフルのスタートに間に合わないのです。ハーフならばかろうじて受付をして走ることができます。

　江差からは2便出ていますから、早い方の便に乗れば9時30分発で11時40分着とフルにも間に合います。でも江差からの早い便となると、函館から行くとしても朝早くに出発しなければなりません。

　飛行機の場合はまだ6月のダイヤが出ていませんから何ともいえません。4月のダイヤでは函館から奥尻まで昼前後に1便飛んでいます。これなら当日入りでも間に合うでしょう。札幌から当日の朝に出発してスタート前に奥尻入りするには、丘珠から函館、函館から奥尻と飛行機を乗り継いで初めて可能になります。札幌から参加してどうしても金曜日は休めない場合、飛行機を乗り継いで奥尻に向かうという方法しかなさそうです。

　この大会への参加を検討する場合、こうしたアクセスのことも十分に考慮しなければならないと思いますよ。

　ちなみに私の場合、札幌から奥尻まで行くのさえこんなに大変なのに（せめて丘珠からの直行便があれば・・・）、ここに留萌から札幌までの移動も加わってしまいます。なんとか走ってみたい大会ではありますが、残念ながら参加は難しいです。

　そうそう、道新観光では奥尻ムーンライトマラソン参加者のためのバスツアーも用意するということですから、これが一番使い勝手が良いかもしれませんね。札幌発着でしょうけど・・・。