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link Road to SAROMAN BLUE Road to SAROMAN BLUE (2024-10-10 15:00:05)

feed 初戦から トラブルばかり あったけど〜WINTER MARATHON IN るもい完走記3 (2014-3-19 23:27:29)

(3)来年はフルコースで

 3周目に入る頃になると、前後のランナーとの差も徐々に広がってきます。それに加えて、5kmの部に出場しているランナーは続々とゴールをしていきますから、コース上に残るランナーも徐々に減っていきます。ここでまた、どうして5kmにエントリーしておかなかったのだろうと後悔に襲われます。

 しかししょぼくれた顔をして走っているわけにはいきません。油断をすると前方にカメラを構えたshinさんがいます。

元気なふり1


 腰痛のためにDNSとなったshinさんですが、会場に駆けつけて写真をたくさん撮っていました。おかげでshinさんの前を走るときだけは元気そうなふりをしなければなりません。

元気なふり2


 一人旅をしていると後ろからものすごい勢いで足音が近づいてきます。10kmのトップのランナーが私を周回遅れにして走り去っていきました。

 3周目となってコースはますます荒れてくるかと思ったら、レース中もスノーモービルを走らせてコースを整備していました。おかげで走りやすくなっています。あのまま整備なしで4周となると、コースはかなり荒れていたことでしょう。大変助かりました。

 同じコースを周回するのは大変飽きてしまいますが、3周目あたりになると距離感がしっかりしてきます。コースのどのあたりを走っているかというのを実感しやすくなり、そういう点の走りやすさがあります。ですから私は周回コースというのは意外と嫌いではありません。

 とはいえ、スタート地点まで戻ってくると、周回コースではなくズルをしてゴールに向かいたくなります。しかし係員の皆さんはゴールへの分岐点を笑顔でしっかりガードしています(笑)。私は3本目の輪ゴムを腕に巻いてもらい、給水所でスポーツドリンクを飲み、最後の周回に向かいました。

 最後の周回はクールダウンと勝手に位置づけています(笑)。Run&Walkを起動できなかったスマホをアームバンドに入れて走っているのはこの周回のためです。Facebookのアルバムにコースの様子をアップしようと、要所要所で写真を撮りながら走りました。

 サボりながら最終周回を終えると、もうゴールへのコースをふさいでいる人はいません。ゴールで迎えてくれる人が待っている前で、私も最後の写真を撮ります。

フィニッシュ地点


 そしてあとはゆっくりとゴールに飛び込みました。

ゴール


 タフでハードなコースでしたが、走り終えると達成感もあって実に面白いコースでした。「このコースを4周か・・・」と最初は気が重くなりましたが、終わってみると「もっともっと走りたいな」と感じるような・・・すみません、嘘です。「もっと走りたい」とはさすがに思いませんでした。でも「来年もぜひ走りたい」と思いましたし、「出るならやっぱり10kmで」とも思いました。本当に楽しい大会でした。

 走り終えてビブスを返すと、くじを1本引けました。そして当たったのが立派なタオルです。これはありがたかったです。

タオル


 さらに温かい三平汁と甘酒がふるまわれます。これがまたとても美味しかったです。

1394937452897.jpg


 ただ、相変わらず電波が悪く、ブログはアップできなかったことは残念でした。

 それから着替えをしようとバッグの中を探ります。ところがいくら探しても替えのパンツが見当たりません。シャツや靴下は入っているのですが・・・。どうやらパンツだけ入れ忘れたようです。

 ウインドブレーカーを着ないで走ったときのために持ってきたランニングパンツはあります。仕方がないのでこれをパンツの代わりに履くことにしました。こんなこと、こうして本人が暴露しない限り誰も気づかないことですから。

 どうにか着替えを済ませて閉会式に参加します。私が注目していたのはひとつ。来年も開催されるかどうかです。でも閉会の挨拶の中で、来年もやるからぜひ仲間を誘って参加してくださいとの力強い言葉がありました。

 今年、私がこの大会の存在を知ったのは、2月に北海道新聞の地方版に載ったためでした。それから案内をもらって申し込んだら1番乗りだったというくらいですから、周知が十分だったとはいえないでしょう。

 でもこうして1度開催し、その楽しさが知れ渡れば、来年の参加者はきっと増えることでしょう。参加料1,500円で参加賞は米が300gと神居岩温泉の入浴券です。

参加賞


 抽選で当たったタオルまで入れると、これだけで元が取れているような感じです。

 走って三平汁と甘酒を食べて、さらに温泉で温まることができます。そしてそのあとの昼食は留萌の安くて美味しい寿司屋で!というフルコースも楽しめます。春を待ちきれないランナーにはお勧めの大会だと思います。

 閉会式を終えて温泉に行こうと思いました。ところがそのとき、私は財布を忘れていることに気がつきました。入浴はできるけど、昼食は食べられません。それどころか、入浴後のジュースすら飲めません・・・。私は諦めて、そのまま自宅に帰りました(家で昼食を食べてから、奥さんと一緒に神居岩温泉に行きました)。

 Run&Walkは起動せず、ブログはリアルタイムでアップできず、替えのパンツを忘れ、財布を忘れ・・・。まったく今年が(も)思いやられるスタートですが、でも無事に楽しく今年の初戦を走りきれたことが最大の収穫でした。

 今年こそは1年を通じて楽しく走りきりたいと思います。(おわり)


(1)嫌な予感
(2)ハイな気分で



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