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Road to SAROMAN BLUE
(2024-10-10 15:00:05)
初戦から トラブルばかり あったけど〜WINTER MARATHON IN るもい完走記１
(2014-3-17 22:47:13)
１．嫌な予感
昨年の9月以降、月間走行距離は100kmにも届かない月が続き、走力の衰えを実感していました。月間走行距離もさることながら、月間走行日数は10日あまりと、月のうち半分も走っていません。これでは衰えていくのも当然です。
年が明けてからもその状況は変わらず、練習で10kmも走るとヨレヨレになってしまうような状態で、シーズンインに大きな不安の残る状態でした。
そんなとき、北海道新聞の地方面に大会告知が載りました。それが第1回WINTER MARATHON IN るもいです。雪が融けるのを待ちきれず、雪道を舞台に行われるクロスカントリーレースです。
留萌走ろう会が主催する大会で、神居岩運動公園を会場に1周2.5kmのコースを走る5kmと10kmがあるようです。神居岩運動公園という会場を考えると、おそらくアップダウン豊富な面白いコースでしょう（笑）。地元のローカル大会で、しかも大好物の「第1回」大会です。興味はあれど、今の自分には走れるかどうか不安です。
その日たまたま職場で会った留萌走ろう会所属の同僚にこの大会のことを聞くと、翌日申込書を持ってきてくれました。そんなつもりじゃなかったんだけど・・・（笑）。こういうなりゆきには逆らわないのが私の生き方です。早速エントリーしました。種目は今の私なら5kmが無難かと思ったのですが、手は勝手に10kmに丸印をつけていました。
予定外の時期に突然今季初戦が飛び込んできました。はたしてアップダウン豊富な雪道の10kmを走りきれるのでしょうか。かつて2km×3周のふかがわクロスカントリーに初出場したとき、最初の1周ですっかり力を使い果たしてしまい、残りの2周で地獄を見たときのことを思い出してしまいます。
それから大急ぎで準備を始めました。なにしろ雪道の大会に出るのは初めてです。当日のウェアからして、どのようなスタイルではしるか決めかねてしまいます。本当はクロカンスキー用のスーツが適当かとも思いましたが、美瑛の家に置いたままになっていて間に合いません。普通にロングTと半袖Tの重ね着＋ロングタイツとするか、その上に薄手のウインドブレーカーを着ることにするか、当日の会場に到着してから決めることにしました。
雪道ランをするために以前から欲しいと思っていたものがありました。それは登山用のスパッツです。普段の練習の時も、午後からまとまった雪が降ったりすると歩道の積雪も多くなり（しかも留萌は風が強いため吹き溜まりができます）非常に走りづらくなります。そのようなときもスパッツがあれば、と思っていました。そこで急遽注文し、大会2日前に到着しました。
ほかにも今シーズンに向けて買いたいと思っていたものがあります。ジャージと着替え用のポンチョです。こちらもこの機会に注文しました。
さらにスマホ用のアームバンドです。2月にスマホ化したばかりなので、まだアームバンドは買っていませんでした。これもどうせなら大会に間に合わせようと注文し、大会前日に届きました。
「最近ずいぶん買いすぎじゃない？」と嫌味を言われながらも、「消費税が上がる前にな」と適当な言い訳をしてごまかしました。
こうしてアイテムは揃ってきたものの、ランの調子はいっこうに上がってきません。練習ではなかなかキロ7分を切ることもできず、10kmを走るとへろへろになってしまう状態も改善できません。不安一杯で当日を迎えました。
前日のうちに荷物の用意はしてあります。バッグの中にレース用のウェアを2パターン。そして着替えも入れてあります。ポンチョとアームバンドも入れました。ポンチョを使って着替えをするときは靴を脱いだ方が楽だろうと、シートも入れておきます。これで完璧です。
9時から受付開始ですから、8時45分頃に家を出ます。地元の大会ですからゆっくり行動できるのはありがたいことです。
会場に到着したのは9時をちょっと回った頃でした。早速受付を済ませます。
すでに会場には大勢の参加者が来ています。告知の時間も短かったですし、参加者はどれくらいいるかと思っていました。なにしろ私が第1号の参加申し込みだったという噂も聞いていましたから。でも名簿を見ると32名のエントリーがあったようです。これで寂しい思いはせずに走れそうです。
周りの参加者を見ると、ほとんどが薄手のウインドブレーカーなどを着て走るようです。ロングT＋半袖Tといったウェアで走るのなら、よほど速くなければ格好がつきません。私は迷わずウインドブレーカーを着て、その上からビブスをつけました。
そしてコース試走に向かいました。1周2.5kmをゆっくり走ってみようと思ってスタートしたのですがスタート後は延々と上りが続きます。走っても走ってもこの上りが終わりません。500mくらい走って1周することは断念して戻ってきました。これを1周してしまうと、本番の分の体力がなくなってしまうという判断です。
戻ってきてからRun＆Walkで記録したデータを送ろうとしましたが、なかなかうまくいきません。何度も何度も繰り返しているうち、固まってまったく動作しなくなりました。大変です。何を押しても反応しないため、強制終了もできません。途方にくれているうちに、開会式が始まってしまいます。
スタート前の様子をブログにアップしようと思ってアプリを起動します。ブログを書き上げて写真を添付してアップしようとすると、これがなかなかアップできません。どうもほぼ圏外に近い状態のようでLTEどころか1Gという表示が出たり消えたりしています。ここはそういう場所なんだ（笑）。
結局、スタートまでRun＆Walkは回復しませんでした。大誤算です。スタート前から思わぬアクシデントが・・・なんだか嫌な予感を覚えながらスタートを迎えました。
スタートラインにつくように指示されますが、なかなか前に行こうという人がいません。なんと、みなさん謙虚なことでしょう。ここには自分のベストタイムをごまかしてまで前からスタートしようという人はいません（笑）。私も最後方に並んでスタートの時を迎えました。（つづく）
昨年の9月以降、月間走行距離は100kmにも届かない月が続き、走力の衰えを実感していました。月間走行距離もさることながら、月間走行日数は10日あまりと、月のうち半分も走っていません。これでは衰えていくのも当然です。
年が明けてからもその状況は変わらず、練習で10kmも走るとヨレヨレになってしまうような状態で、シーズンインに大きな不安の残る状態でした。
そんなとき、北海道新聞の地方面に大会告知が載りました。それが第1回WINTER MARATHON IN るもいです。雪が融けるのを待ちきれず、雪道を舞台に行われるクロスカントリーレースです。
留萌走ろう会が主催する大会で、神居岩運動公園を会場に1周2.5kmのコースを走る5kmと10kmがあるようです。神居岩運動公園という会場を考えると、おそらくアップダウン豊富な面白いコースでしょう（笑）。地元のローカル大会で、しかも大好物の「第1回」大会です。興味はあれど、今の自分には走れるかどうか不安です。
その日たまたま職場で会った留萌走ろう会所属の同僚にこの大会のことを聞くと、翌日申込書を持ってきてくれました。そんなつもりじゃなかったんだけど・・・（笑）。こういうなりゆきには逆らわないのが私の生き方です。早速エントリーしました。種目は今の私なら5kmが無難かと思ったのですが、手は勝手に10kmに丸印をつけていました。
予定外の時期に突然今季初戦が飛び込んできました。はたしてアップダウン豊富な雪道の10kmを走りきれるのでしょうか。かつて2km×3周のふかがわクロスカントリーに初出場したとき、最初の1周ですっかり力を使い果たしてしまい、残りの2周で地獄を見たときのことを思い出してしまいます。
それから大急ぎで準備を始めました。なにしろ雪道の大会に出るのは初めてです。当日のウェアからして、どのようなスタイルではしるか決めかねてしまいます。本当はクロカンスキー用のスーツが適当かとも思いましたが、美瑛の家に置いたままになっていて間に合いません。普通にロングTと半袖Tの重ね着＋ロングタイツとするか、その上に薄手のウインドブレーカーを着ることにするか、当日の会場に到着してから決めることにしました。
雪道ランをするために以前から欲しいと思っていたものがありました。それは登山用のスパッツです。普段の練習の時も、午後からまとまった雪が降ったりすると歩道の積雪も多くなり（しかも留萌は風が強いため吹き溜まりができます）非常に走りづらくなります。そのようなときもスパッツがあれば、と思っていました。そこで急遽注文し、大会2日前に到着しました。
ほかにも今シーズンに向けて買いたいと思っていたものがあります。ジャージと着替え用のポンチョです。こちらもこの機会に注文しました。
さらにスマホ用のアームバンドです。2月にスマホ化したばかりなので、まだアームバンドは買っていませんでした。これもどうせなら大会に間に合わせようと注文し、大会前日に届きました。
「最近ずいぶん買いすぎじゃない？」と嫌味を言われながらも、「消費税が上がる前にな」と適当な言い訳をしてごまかしました。
こうしてアイテムは揃ってきたものの、ランの調子はいっこうに上がってきません。練習ではなかなかキロ7分を切ることもできず、10kmを走るとへろへろになってしまう状態も改善できません。不安一杯で当日を迎えました。
前日のうちに荷物の用意はしてあります。バッグの中にレース用のウェアを2パターン。そして着替えも入れてあります。ポンチョとアームバンドも入れました。ポンチョを使って着替えをするときは靴を脱いだ方が楽だろうと、シートも入れておきます。これで完璧です。
9時から受付開始ですから、8時45分頃に家を出ます。地元の大会ですからゆっくり行動できるのはありがたいことです。
会場に到着したのは9時をちょっと回った頃でした。早速受付を済ませます。
すでに会場には大勢の参加者が来ています。告知の時間も短かったですし、参加者はどれくらいいるかと思っていました。なにしろ私が第1号の参加申し込みだったという噂も聞いていましたから。でも名簿を見ると32名のエントリーがあったようです。これで寂しい思いはせずに走れそうです。
周りの参加者を見ると、ほとんどが薄手のウインドブレーカーなどを着て走るようです。ロングT＋半袖Tといったウェアで走るのなら、よほど速くなければ格好がつきません。私は迷わずウインドブレーカーを着て、その上からビブスをつけました。
そしてコース試走に向かいました。1周2.5kmをゆっくり走ってみようと思ってスタートしたのですがスタート後は延々と上りが続きます。走っても走ってもこの上りが終わりません。500mくらい走って1周することは断念して戻ってきました。これを1周してしまうと、本番の分の体力がなくなってしまうという判断です。
戻ってきてからRun＆Walkで記録したデータを送ろうとしましたが、なかなかうまくいきません。何度も何度も繰り返しているうち、固まってまったく動作しなくなりました。大変です。何を押しても反応しないため、強制終了もできません。途方にくれているうちに、開会式が始まってしまいます。
スタート前の様子をブログにアップしようと思ってアプリを起動します。ブログを書き上げて写真を添付してアップしようとすると、これがなかなかアップできません。どうもほぼ圏外に近い状態のようでLTEどころか1Gという表示が出たり消えたりしています。ここはそういう場所なんだ（笑）。
結局、スタートまでRun＆Walkは回復しませんでした。大誤算です。スタート前から思わぬアクシデントが・・・なんだか嫌な予感を覚えながらスタートを迎えました。
スタートラインにつくように指示されますが、なかなか前に行こうという人がいません。なんと、みなさん謙虚なことでしょう。ここには自分のベストタイムをごまかしてまで前からスタートしようという人はいません（笑）。私も最後方に並んでスタートの時を迎えました。（つづく）
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