昨日、めざましテレビをたまたま見ていたら「一本松のヴァイオリン」を紹介していました。

松でヴァイオリンが出来るのか？と思ったら、魂柱に使われたようです。
魂柱部分のみ岩手の例の一本松の枝等から採取。

Ｖｎ本体は震災瓦礫を使ったようですが、住宅部分だったのか、流木なのかは不明。こういう震災ヴァイオリンの話はよく聞きます。


アナウンサーは、このヴァイオリンには「一本松の一部が使われている」と言っていましたが、
楽器全体が一本松で作られたかのように誤解した方がいたかもしれません。


今回のを「一本松のヴァイオリン」と呼び、各地で演奏会を開くとしたら違和感が残ります。
まぁ、そういうＰＲはしないと思いますが。


「震災瓦礫等によって作られたヴァイオリン」と、きちんと説明した方がいいようにも思えます。

ヴァイオリンには一本松の絵も描かれていました。


「震災瓦礫 ヴァイオリン」だと悲壮感が強く、「一本松のヴァイオリン」とう名だと希望というか光を感じる響きではありますが。


もし「一本松のみで作られている」という先入観があると、特別な想いが加わって、特に岩手の方々には名演に
聞こえてしまうかもしれません。