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【藤原浜雄様のソロで「英雄の生涯」を聴く】 (2014-2-10 12:29:40)
土曜日の大雪、電車混乱(午前2時45分の電車というのが何とも)で寝たのが3時半頃。起きたのが7時過ぎ。
4時間弱の睡眠は今の私には厳しく、寝不足による頭痛がする中、軽食を取って、東京芸術劇場へ向かいました。
電車遅延が予想されるため、早めの出発としたのです。
多少電車は遅延しているも、かなり早めに着きました。
池袋駅からホールまでの地下通路があるのを忘れていて、地上に出て..。まだ雪かき整備もままならず..という感じでした。
11時開演。「皇帝」「英雄の生涯」というプログラム。「英雄の生涯」のソロは藤原浜雄様。2年前の読売日響定期で、
定年引退間際の氏の花道を飾るべく予定されていたようですが、「3.11」で演奏会は中止。
その後、スケジュール調整も難しく再演が出来ず、幻の定期となり、藤原様は長年勤めたコンマスを定年で退団となりました。
「藤原浜雄のソロで英雄の生涯を!!」という声は強く、7歳位からの友達である徳永氏が、各方面に呼びかけ、
1回限りの特別オケを結成。藤原様を慕うプロ奏者が集まりました。
徳永様は演奏には参加されず、客席で鑑賞。私はすぐにお姿を見つけました。あのオーラはさすがです(^^)。
ステージにはニューヨーク留学時代からの友人である毛利様始め読響のメンバーが中心にいましたが、
都響、東フィル、新日本フィル等の団員の方もいましたし、また氏に学生時代に師事したプロ音楽家も。
指揮はケン=デヴィット・マズア。初めてそのお名前に接しましたが、クルトの息子とのこと。クルト・マズアは
読響を昔はよく振っていて、私もブルックナー等を聴いたことがあります。その時のコンマスも藤原様でした。
クルトは当時、少年だった彼を何度か読響の練習場に連れてきたというエピソードも知りました。
藤原様にとっては、これも一つの縁かと思います。
長くなりましたが、演奏のことを。
「英雄のテーマ」の弦は見事なもので、私が生で聴いた同曲演奏の中では最高だったと思います。惜しいのがHnセクションで、
確かにかなり難しい(私は当然吹けません)ので多少は仕方ない..と思ってもいいのですが、やはりしっかり決めて欲しかった
ように感じました。ソロHnは最後まで若干不安定。
今月末の読響定期での山岸さんに期待します(コンミスは日下さん)。
藤原様のソロは本当にお見事。時にビブラートを強くかけ、ホール全体を十二分に響かせ、まだまだコンサートマスターと
して活躍して欲しいと切に思いました。ソロや室内楽でのご活動は今後もありますが、コンマスとしてのお姿が今回で最後
というのは残念至極。
「戦い」以降の演奏が、秀逸。やはりこのあたりはプロの演奏ですね。
最後の音が鳴り響いて、その音群が天井に飛び、ゆっくりと客席に落ちてきたあたりになって、拍手。
演奏に参加したお弟子さん(女性Vn奏者)が藤原様に花束を渡し(&抱きしめた!!)演奏会は終了。
各パートの方々も、あちこちでにこやかに握手。通常の演奏会では見られない光景でした。
演奏前には、徳永様や毛利様のトークもありました。
あれほどの名演を聴いたので正直、シンフォニカ演奏会に赴く時は少し複雑な気持ちにもなったのですが、
「シンフォニカだ!やってくれるに違いない!!」と思い直し、錦糸町へ!
4時間弱の睡眠は今の私には厳しく、寝不足による頭痛がする中、軽食を取って、東京芸術劇場へ向かいました。
電車遅延が予想されるため、早めの出発としたのです。
多少電車は遅延しているも、かなり早めに着きました。
池袋駅からホールまでの地下通路があるのを忘れていて、地上に出て..。まだ雪かき整備もままならず..という感じでした。
11時開演。「皇帝」「英雄の生涯」というプログラム。「英雄の生涯」のソロは藤原浜雄様。2年前の読売日響定期で、
定年引退間際の氏の花道を飾るべく予定されていたようですが、「3.11」で演奏会は中止。
その後、スケジュール調整も難しく再演が出来ず、幻の定期となり、藤原様は長年勤めたコンマスを定年で退団となりました。
「藤原浜雄のソロで英雄の生涯を!!」という声は強く、7歳位からの友達である徳永氏が、各方面に呼びかけ、
1回限りの特別オケを結成。藤原様を慕うプロ奏者が集まりました。
徳永様は演奏には参加されず、客席で鑑賞。私はすぐにお姿を見つけました。あのオーラはさすがです(^^)。
ステージにはニューヨーク留学時代からの友人である毛利様始め読響のメンバーが中心にいましたが、
都響、東フィル、新日本フィル等の団員の方もいましたし、また氏に学生時代に師事したプロ音楽家も。
指揮はケン=デヴィット・マズア。初めてそのお名前に接しましたが、クルトの息子とのこと。クルト・マズアは
読響を昔はよく振っていて、私もブルックナー等を聴いたことがあります。その時のコンマスも藤原様でした。
クルトは当時、少年だった彼を何度か読響の練習場に連れてきたというエピソードも知りました。
藤原様にとっては、これも一つの縁かと思います。
長くなりましたが、演奏のことを。
「英雄のテーマ」の弦は見事なもので、私が生で聴いた同曲演奏の中では最高だったと思います。惜しいのがHnセクションで、
確かにかなり難しい(私は当然吹けません)ので多少は仕方ない..と思ってもいいのですが、やはりしっかり決めて欲しかった
ように感じました。ソロHnは最後まで若干不安定。
今月末の読響定期での山岸さんに期待します(コンミスは日下さん)。
藤原様のソロは本当にお見事。時にビブラートを強くかけ、ホール全体を十二分に響かせ、まだまだコンサートマスターと
して活躍して欲しいと切に思いました。ソロや室内楽でのご活動は今後もありますが、コンマスとしてのお姿が今回で最後
というのは残念至極。
「戦い」以降の演奏が、秀逸。やはりこのあたりはプロの演奏ですね。
最後の音が鳴り響いて、その音群が天井に飛び、ゆっくりと客席に落ちてきたあたりになって、拍手。
演奏に参加したお弟子さん(女性Vn奏者)が藤原様に花束を渡し(&抱きしめた!!)演奏会は終了。
各パートの方々も、あちこちでにこやかに握手。通常の演奏会では見られない光景でした。
演奏前には、徳永様や毛利様のトークもありました。
あれほどの名演を聴いたので正直、シンフォニカ演奏会に赴く時は少し複雑な気持ちにもなったのですが、
「シンフォニカだ!やってくれるに違いない!!」と思い直し、錦糸町へ!
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