節分の習慣というと豆まきです。今年も軽く豆まきをしました。

　鬼のお面をかぶって小さい子供たちに豆をぶつけられるという役目から解放されて何年になるでしょう。いまや熟年夫婦だけの世帯ですから、豆まきといってもホンの形だけです。

　もちろん、歳の数だけの豆なんか食べられません。気持ちだけいただくことにしています。

　節分でまく豆は地方によって違いがあるようですね。北海道では殻付きのピーナッツが多いと思います。私の実家でもずっとそうでした。今でもそうです。北海道では雪の季節ですか
ら、大豆を外にまいたら拾うことはできません。でも殻付きピーナッツならばその多くを回収して食べることができますからね。それが理由かどうかはわかりませんが・・・。

　節分の習慣で最近広がってきたのが恵方巻きですね。もともとは関西の習慣とのことで、私も数年前までまったく知りませんでした。でもまたたくうちに広まってしまい、今では節
分の時期になるとどこに行っても恵方巻きを見かけますね。私はどちらかというと「恵方ロールケーキ」を丸かぶりしたいところですが（笑）。だから帰宅するときにはコンビニで恵方ロールケーキをしっかり買ってきました。

　しかも最近は冬の節分ばかりではなく、各季節ごとの節分まで恵方巻きを売ろうという流れもあるようで、どこまで広がっていくのでしょうか。

　ちなみに私は、こうした「地方の風習」というのはその地域で大切にしていただきたいと思っているので、北海道にいて恵方巻きを食べたいとは思わないのですが・・・奥さんは食ベ
るのが当たり前と思っているようなので、付き合って食べています。こんなところで自分の意見を主張しても仕方がありませんからね。日ごろは徹底して折れている私です（笑）。

　さて最近は、広告の恵方巻きの隣に「節分そば」なるものも見かけることが多くなりました。なんでも、昔は大晦日的な意味合いで節分にそばを食べていたとか・・・。まあ、そばは好きだからいいですけどね。今年は我が家でも昼食時には恵方巻きの隣にしっかりとそばがありました（笑）。まったくうちの奥さんは、流行りを取り入れるのが早いんだから・・・。

　豆まきに恵方巻きに節分そば。ついでに恵方ロールケーキまで。今年は盛りだくさんの節分でした。