アクリフーズ群馬工場で製造された冷凍食品に農薬が混入していた事件で、容疑者が逮捕されました。これで事件の全容解明が進み再発防止策もとられて解決に向かうことを切に希望します。

　さてこの事件が頻繁に報じられるようになった頃、テレビのニュースを見ていた奥さんが突然言い出しました。

　「これ、うちにもあるよ」

　冷凍庫から引っ張り出してきたのは、たしかにテレビで報じられていたのと同じ冷凍ピザです。裏を見るとたしかに「アクリフーズ群馬工場」と書かれていました。

　3枚入りですが残っているのは1枚だけ。2枚はすでに食べてしまったようです。でも食べた後に具合が悪くなったという記憶もないようですから（そもそもいつ食べたかも覚えていないようです）農薬は混入されていなかったものでしょう。とはいえ、こうして報じられたとなると食べるのも嫌なものです。

　アクリフーズのホームページを見ると、アクリフーズ群馬工場製造の対象製品に関しては、賞味期限内であるかどうかを問わず、また外装がなくなっているものでもかまわないので、すべて着払いの冷凍便で回収し、代金は返金するとありました。

　たった1枚のピザをわざわざ送り返さなくても・・・とも思いましたが、企業としては対象製品の回収率は極力あげたいはずです。指定どおり着払いの冷凍便で送りました。

　昨日、アクリフーズから詫び状とともに代金としてクオカードが送られてきました。千円分も。食べ残しのピザ1枚で千円とはなんだか申し訳なく思いますが、別に悪いことをしたわけではありませんからね・・・。

　この事件が落着してまた店頭にアクリフーズの製品が並んだらそれを買うことにしましょう。