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  ホーム >> frunブログ集 >> 第29回サロマ湖100kmマラソン 関門制限時間の変更

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link Road to SAROMAN BLUE Road to SAROMAN BLUE (2024-10-10 15:00:05)

feed 第29回サロマ湖100kmマラソン 関門制限時間の変更 (2013-12-20 22:03:14)

 来年6月29日の開催が発表された第29回サロマ湖100kmマラソンですが、昨年と比べて変更になった点が何点かあります。

 従来はエントリーがインターネットと郵便払込の2通りでしたが、今回からインターネットのみとなりました。参加料も100kmの部は17,000円に、50kmの部は11,000円に、それぞれ値上げとなりました。定員はそれぞれ50名ずつ増えて100kmは3,550名、50kmは550名となりました。エントリー時の優先枠として、昨年からサロマンブルーメンバーの優先枠ができたのですが、今年は地元(湧別町、佐呂間町、北見市)在住者のみの優先枠もできました。私、本籍は北見市なんですけどね・・・。

 そしてもうひとつ大きな変更がありました。それは関門制限時間の変更です。この中身を見てびっくりしました。私のようなギリギリランナー(過去3回の完走はゴール閉鎖4分前〜9分前)には重大な変更です。

 今年と来年のそれぞれの関門制限時間を比較してみますと次の通りです(100kmの部のみ)。

(左は来年、右は今年)

30km 3時間59分 (4時間00分)・・・-1分
41km 5時間20分 (5時間25分)・・・-5分
50km 6時間30分 (6時間30分)・・・変わらず
60km 7時間48分 (7時間35分)・・・+13分
70km 9時間06分 (8時間45分)・・・+21分
80km 10時間24分 (10時間00分)・・・+24分
90km 11時間42分 (11時間30分)・・・+12分
FINISH 13時間00分 (13時間00分)・・・変わらず

 ゴールの制限時間が変わるわけではありませんから、「影響はない」といえばその通りなんですけどね(笑)。

 30kmと41kmの変更はあまり意識しなくても大丈夫かと思います。50kmは6時間30分と変わりませんから。そしてこの50kmを6時間30分というのは、単純に100kmを13時間という制限時間を半分にしただけですから、私のように後半のペースダウンが著しいランナーにはここでギリギリでは話になりません。

 ただ今年までは、50km関門をギリギリに通過してしまっては、次の60km関門では確実にアウトとなっていました。このままではわかりづらいと思いますので50km以降の今年の関門制限時間のラップを並べてみますとこうなります。

50km〜60km 1時間05分
60km〜70km 1時間10分
70km〜80km 1時間15分
80km〜90km 1時間30分
90km〜100km 1時間30分

 おわかりでしょうか。50km関門をギリギリで通過してしまうと、次の10kmをキロ6分半のペースで走らなければなりません。50kmを6時間30分で通過したとしたら、そこまでの平均ペースは7分48秒です。いかに厳しいか、おわかりと思います。ですからここではかなりの貯金を作っておかなければなりません。私はいつも、50km関門よりも60km関門の時間を気にしながら走っていました。60km関門をギリギリで通過しても、次の10kmはキロ7分で走らねばなりませんし、さらに70kmから80kmという苦しいところもキロ7分半で走らねばなりません。80km地点までいかにしてたどり着くかに完走がかかっていました。

 そのかわり80km関門までたどり着いてしまえば、そこからはキロ9分で走ればいいということになります。気持ちの上ではすごく楽になります。楽になりすぎて気持ちを切らさない限り完走できると信じて走ってきました。

 ところが来年は、この部分の関門が大きく変わります。来年の50km以降の関門ラップは、1時間18分で均等になっています。ですから80kmまでの関門制限時間は今年と比べるとずいぶん緩くなっています。

 この関門だったら、60kmでタイムオーバーとなった今年も2010年も60km関門を通過できたかもしれません。68kmでタイムオーバーとなった2008年も70km関門を通過できたかもしれません。だけど完走できたかというと・・・どうなんでしょう、わかりません。

 タイムオーバーとなったときの消耗具合からすると、たとえひとつの関門をクリアできたとしても最後まで8分を切るペースで走りきれたかというと甚だ疑問です。ただリタイアしたときはいつも関門制限時間を計算すると「もう無理だ」と思いながら走っていました。「まだ大丈夫」と思いながら走るのと「もう無理だ」と思って走るのでは体の動きも全然違います。もしかして「まだ大丈夫」と思いながら走っていたら、復活する瞬間が訪れているかもしれません。

 今までは「タイムオーバー」という理由で苦しみから逃れるすべがありましたが、それがしづらくなるということだけは間違いなさそうですね。

 途中関門の緩和に甘えることなく80km関門は10時間以内で通過することを目標にしないと、ワッカを越えるのは厳しいだろうなあ・・・。



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