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2013防府マラソン完走記 (2013-12-18 11:01:19)
2009年12月以来、4年ぶりで、2度目の防府マラソンを走ってきた。
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12時時点での気象は、晴 11.0℃ 46% 北北西 4.2m
少々風はあるが、まずまず絶好のコンディション。
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今年の参加者は、3441人。4年前は1404人だったから、この大会も例に漏れず、参加者が相当多くなっている。
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そのおかげで、スタートトラックに並ぶランナーの多いこと!僕は、先頭から3分の2ぐらいのところに並ぶ。カテゴリー1ならもっと前かと思っていたが、やはりフル3時間15分を切っていないと前の方には並ばせてくれないみたい
最初は、ゆっくりアップジョグと諦める。?
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スタート前に、びわこっこさん、たけしたさん、ルンルンさんとはお会いできたが、他の知り合いは全くわからず
スタートしてもなかなか列は動かない。歩いてスタートラインを切る。ロスタイムは1分近く。時計をみていなかったので、覚えていない。競技場内は狭いので、LSDのようなペース。競技場を出ても、渋滞。結局、入りの1kmは、スタートロスも含めて6分18秒。
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1kmを過ぎて、徐々にスピードにのってくる。
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レースプランは、「15kmまでは、アップジョグのつもりで走る」ということ。
体調がよいので、前半に飛ばしてしまうのが一番怖い。
それでも、
1-2のラップが 4:43
2-3のラップが 4:33
3-5のラップが 9:13
と、想定外にペースが速い。
5kmの通過は、24分49秒。なんと、25分を切った。
心拍数を見ると、155前後あたりで、序盤は150を切るぐらいのペースでという想定を超えてしまっている。
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これはまずいと思い、ペースを少し抑えて、よりゆっくりと走る。
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で、5km-10kmが
4:33-4:24-4:45-4:39-4:37
10kmの通過は 48:10(23:21)
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心拍はようやく153前後におちついてくる。
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ペースを落ち着かせていると、景虎さんが後ろから抜いてきて声をかけてくれた。けっこう飛ばしている。?
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15kmまでは、まだまだと自重する。
コースは、一箇所アップダウンがあるだけで、ほとんどフラット。少し登り気味かな。復路は下り気味になるので、ペースを上げられるなと思いながら走る。
11km-15kmは、
4:43-4:39-4:43-9:20(2km)
15kmの通過は
1:11:37(23:27)?
心拍も150ちょっとぐらいに収まってきた。?
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かなり余裕もあるし、調子がよい。15kmまでのアップが終わって、ここからは少しずつペースを上げていけるかなと思う。後から思えば、もう少し自重するべきだったのだが... これがフルの難しいところだ。
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16km-20km
4:31-4:40-4:34-4:38-4:34
20kmの通過は、?
1:34:34(22:57)
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防府の市街に入ると、応援の人も増えてくる。ハイタッチをしながら走る。このまま30kmまで。そして、35kmからはスパート。そんなプランが頭の中で回る。自己ベストは十分いける。後半ペースを上げられたら、3時間15分に迫れるかもしれない。欲が出てきた。ペースアップしたことで、先行していた景虎さんを再び抜き返す。
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先頭ランナーが、やってきた。バトオチル選手だ。速い! これはスパートをかけているな〜 少し遅れて川内選手。必死の形相。思わず大声で(ほとんど川内の耳元で)「がんばれ!」と怒鳴る。
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後続のランナーはかなり遅れている。旭化成のユニフォーム。今回で引退という佐藤智之選手。「さとう、ガンバレー」と怒鳴る。(怒鳴ってばかり…)?
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ハーフは、1時間39分台。目標の100分を切った。スタートロスを考えると、1時間38分台で想定より少し速い。後半を1時間37分でクリアできるか? やれるだけやってみよう。
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20km-25km
4:35-4:34-4:40-9:17 と、順調に刻む。
25kmの通過は
1:57:41(23:07)?
ところが、ここでお尻の筋肉に疲れを感じてきた。木曜日に筋トレをした筋肉痛がかすかに残っていた中臀筋がけっこう痛む。レース中に中臀筋にくるのはわかっているが、ちょっと早いな〜 坂の昇り降りもあり、ペースを保つのが少し厳しい。意識的に、楽に感じるところまで、心持ちペースを落とし、回復を図る。30km〜35kmが、このコースの一番きついところなので、そこに向けて少し温存態勢に入る。?
26km-30km
4:35-4:38-4:36-4:48-4:42
30kmの通過は
2:21:06(23:25)?
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30kmで折り返し、ここからが一番の踏ん張りどころ。4年前の防府では、ここでやられたイメージが強い。登り気味で、逆風、しかも最後にアップダウンが待っている。
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折り返すと、後続のランナーとのすれ違いになる。景虎さんも、踏ん張っている。みんなのがんばっているのを見て、気持ちを奮い立たせ、ぎりぎりのペースで走る。けっこう1kmが長く感じるようになってくる。あと5km頑張れば、少しは楽になる。35kmからはペースアップしよう! そう考えて走る。
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31km-35km
4:41-9:32(2km)-9:49(2km)
35kmの通過は
2:45:13(24:07)
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再び、防府市街に入る。盛大に応援してくれる人たち。本当に力になる。
35kmからは、なんとかペースアップしたいと思っていたが、もうなかなか余裕がない。もう少し先で、下り基調になるまで、このペースでいこうと決める。あと7kmをキロ5分いけば35分だから、3時間20分切れないな〜などと計算し、とにかく頑張る。
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ところが、くだりになっても飛ばせない。4分40秒台の維持がいっぱいいっぱい。
36km〜40km
4:48-4:45-4:42-4:50-4:47
40kmの通過
3:09:09(23:56)
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39km手前から、はるか前方にエヴァさんが見えてきた。女子はスタートロスがないので、かなり先行されているとは思っていたが、ようやっと視界に入り、ロックオン。一気に追いつくことは出来ないが、一歩ずつ、差をつめていく。
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40km過ぎでおいつき、ぴったりと後ろにつける。そしてしばし休息。このまま最後まで後ろについて、競技場で抜いてやろうかと性格の悪いことを考える(笑)
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しかし、いやいやそれはフェアじゃないよななどと考え直して、先行する。
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ところが、競技場手前で、再びエヴァさんが追いついてきて、颯爽と抜かしていった。さすが若いな〜。僕も離されずに必死についていく。
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そして、競技場に入り、じりじりと差をつめる。最後のコーナーを回ったあたりで、もう追いつけると確信。そして、ラストスパートでかわしてゴール。なんと1秒差だった。
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エヴァさんとは、一緒に練習をしてきた仲間。それが、42kmの果てに1秒違いとは! 最後にドラマが待ってきた。
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40km-41km
4:53
41km-GOAL 5:23
ゴールは、3時間19分20秒(10:11)?
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結果は去年の2月の別大に及ばないセカンドベスト。しかし、ロスタイムを計算に入れると、ほとんど同じような記録。
前半もう少し抑えていれば、記録は少しは違ったかもしれないが、今の力を出し切ったマラソンだった。?
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公式リザルト
1473位
堀 芳彰 eA三重
24:49 ?
48:10(23:21)?
1:11:37(23:27)
1:34:34(22:57)
1:39:33
1:57:41(23:07)
2:21:06(23:25)
2:45:13(24:07)
3:09:09(23:56)
3:19:20(10:11)?
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