昨日は吹雪の予報でしたが、ちょっと強い風が吹いただけで済みました。風速10m/sを超える風が普通に吹いていましたので、「ちょっと」どころではない風なんですけどね。でも留萌の冬は10m/s前後の風は普通に吹いていますので、いちいち驚いてはいられません。

　しかしさすがに今日の風は・・・。

　今日も荒れる予報でしたが、恐れていた大雪は降りませんでした。でも昨日にも増した暴風が・・・。留萌生活3年目で冬の暴風には慣れたつもりでしたが、今日の風には怖さをも感じました。

　アメダスの観測記録を見てなるほどと思いました。今日の毎正時ごとの風速を見ると、最も風が弱い時間でも12.6m/sでした。さらに18時には19.3m/sを記録しています。これは気象庁の風力階級によると『疾強風』と分類され、『小枝が折れ、風に向かうと歩けない』ほどの風です。こんな風に吹かれたら、風の音で気味が悪くなります。最大瞬間風速は26.9m/sを記録しています。

　天気図を見ると、この荒れようもわかりますね。この等圧線が密集した低気圧。冬にはこんなのが次々と発生します。そして西から強風が吹いてきます。いくらなんでもこんな風の中で走るのは危険です。今日も堂々とランオフです（笑）。



　しかし夕方になってから気温が上がり始めました。それとともに亜目が降りだし、一気に雪が融け始めます。20時で留萌の積雪深はまた0となりました。記録的な豪雪だった昨シーズンが嘘のようです。

　でもまだまだ油断はできません。今年も記録的な豪雪が降ったのは1月3日のこと。おかげで市内の交通機関もほとんどマヒしてしまいましたからね。冬は何が起こるかわかりません。ようやく留萌らしい冬が始まったばかりです。