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  ホーム >> frunブログ集 >> 【佐藤和男・真岡市民交響楽団第49回定期演奏会を聴く】

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link 高橋のブログ 高橋のブログ (2024-11-9 9:00:05)

feed 【佐藤和男・真岡市民交響楽団第49回定期演奏会を聴く】 (2013-12-14 23:29:54)
もう6年ほど、毎回聴いている市民オケです。


会場は真岡市二宮文化会館。音楽に適したホールである市民文化会館は前にも書いているように、3.11で激しく地盤が痛み、復旧工事中。

来夏、ようやく、本当にようやく、そのホールが再稼働します。もう少しの辛抱。

今回の会場である二宮文化会館は、音楽には全く不適な会館です。ここは講演とか、そういうものに使われるところ。
ここで演奏するしかないという状況は本当に可哀想。



写真を見ておわかりのように、オケが舞台に上がって、我々聴衆に届く音は、直接音のみなのです。
TpやTrbのような楽器はスパッと音色が届きますが、特に弦楽器というのは、放物線を描くように音が飛びます。
その上に飛ぶ音が舞台上の屋根で吸収され、客席に届きません。客席に届く弦の音は奏者の右ないし左から出るもののみ。

このため、今回もTp、Trbはよく聞こえるも、弦はそれなりの人数を構えても、またフォルテでも全体にアンバランスな音量になりました。

また殆ど響かず!!これは前にも感じたのですが、例えば、クナッパーツブッシュ・ミュンヘンフィルのあの有名なブルックナー第8番
の録音の響きに似ています。非常に乾いた音。

「エグモント」「未完成」共に、もう少し響きがあれば..と思いました。
さすがに厳しいです。それは団員の技量が低いのではなく、ホールが悪い。

しかし休憩後のドヴォルザーク交響曲第5番では、この悪条件を超えて、音楽に浸れる瞬間が多々ありました。
第1楽章の終わりなんか、とても素敵でしたし、フィナーレの推進力も素晴らしかった。
この厳しい中、よく皆さん、頑張ったなぁと心が動かされました。

真岡オケが、こうしてドヴォルザークの第5番を取り上げてくれなかったら、私はこの曲の魅力に気づかなかったかもしれません。
CDは持っているものの、特に今まで聴くことはなかったのですから。

第1楽章にシューマンの交響曲第1番フィナーレに似た旋律が何度も現れたり、それよりもフィナーレに「ワルキューレ」第2幕冒頭を
感じたり..、非常に面白い交響曲だなぁと思いました。

ただフィナーレ、ラスト4回の繰り返しみたいなのは、ちょっとしつこいかなぁって。

演奏会の苦言としては、まずステマネさんかな。もう少ししっかりと!
前半プロでコンミスがチューニング終えていないのに、指揮者を行かせてしまって、指揮者に恥をかかせ、
更には後半もVlaのチューニングが終わるや、指揮者にゴーサイン!
もう少し舞台の動きを見て、一呼吸置いてから指揮者に指示すべきだったように思えます。

それから聴衆は...。子供に静かに聴くようにと言いながら、自分はヒソヒソ話をするお母さん3人。
カズノコの塩抜きの話!!なんで、この場でカズノコを!!
思いきりガン飛ばして制止させました。

そして、カサカサ...。出たぁ、飴ちゃんの包み紙!!!!私の席から遠かった。

更には私の隣のおばあちゃん!ニベア、鞄から取り出して手のひらと手首に塗ったぁ!!

ニベアは、参った!恐れ入りました!!

終演後、日本酒持って、佐藤先生にご挨拶。

ホールから我が家まで63km!



42+21だな!!って思うところが市民ランナー(^^;)。

文句少し書き連ねましたが、今後も応援します!!


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