frunブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
2013おがまんの10大ニュース第9位 (2013-12-10 23:11:18)
大転倒 こんなところに 落とし穴
ある意味、今年のすべてを決めた事件です。なんといっても半年以上たった未だに治癒していないのですから・・・。
あれは忘れもしない3月19日のこと。仕事を終えた私は職場を出て歩道を歩いていました。狭い歩道の真ん中には排水桝の蓋があります。私はそんなことは意識にもとめずに普通に歩いていました。
そのコンクリート蓋の上に左足を乗せたとたん、左足の自由を奪われてしまいました。トレーニングを意識して速歩きをしていた私。思いっきり前につんのめってしまい、歩道に右膝で着地をしてしまいました。
全体重をかける形で思いっきり強打しましたので、痛さのあまりそのまま動くことができません。しかも左足はコンクリート蓋に挟まれたままの状態で抜くこともできません。やがて私の後方を歩いていた人がやってきて助けてくれました。
コンクリート蓋はなぜかその下に氷が挟まっていたようで、観音開きになるような状態でした。そこに足を乗せたのですからたまったもんじゃありません。ここは市道ですから明らかに留萌市の管理瑕疵だ!と声を荒げたいところですが、留萌市の財政状況を考えると道路管理をまともにできないのもやむをえないこと。涙を呑んで我慢しました。
やっとの思いで右足を引きずりながら帰宅して、すぐに右膝をアイシングしました。挟まれた左足は長靴にくっきりとコンクリート蓋の跡がついたものの特に痛めてはいなかったようで助かりました。これ、おかしな方向に力が加わると骨折してもおかしくないような状況でしたから。
膝はアイシングをしていても見る見るうちに腫れ上がってきます。人の膝ってこんなに色が変わるもんなんだなあ・・・とのんきにかまえて見ていました。
帰宅して30分くらいすると(転倒から約1時間後)、右手の異変に気がつきました。別に痛みなどを感じているわけではないのですが、右手にまったく力が入らないのです。もしかして右膝から着地をしたときに右手もついてしまったかな?となると、後から痛くなるかも・・・。案の定、まもなく右手も痛みが出てきました。
膝をぶつけて痛みに苦しみながら私の頭に真っ先に浮かんだことは、「洞爺湖、出られるべか?」ということでした。ちょうど2ヵ月後の5月19日に行われる洞爺湖マラソンにエントリーをしています。2月の熊本城マラソンで今年の初戦を走りましたが、道内初戦は洞爺湖です。でもここで大怪我をしてしまっては洞爺湖に出られなくなります。それどころか、その後に続くレースにも影響が出ます。それだけは避けたいと思いました。
翌日は祝日でその翌日は仕事の都合で病院に行く時間はとれなかったもので、さらに翌日になってから整形外科に行きました。するとなぜかその病院では右膝を一瞥しただけで、右手首のレントゲンだけを撮りました。その結果、骨折などは認められないから単なる打撲だろうということでした。右膝の診断をしてもらえなかったことは大いに不満でしたが、足を引きずりながらでも歩けているのだから骨折はしていないだろうと思うことにしました。
痛みはなかなか引きませんでしたが、洞爺湖に向けて練習を再開しました。しかし思うように走ることはできませんでした。「打撲くらいならすぐに治る」と思っていたものの、痛みも腫れもなかなか治まりませんでした。ロング走もままならずいつまで経っても長い距離を走れる目処がたたないということで、洞爺湖マラソン出場は断念しました。そのため今年の道内初戦は6月の利尻島一周悠遊覧人Gまでずれ込みました。
そして現在の状況ですが・・・どちらも未だに治っていません。右手首の痛みも残っており、力仕事はできません。右膝もまだ痛みが残っており、膝頭には腫れもあります。
利尻で40kmから歩いたのも、サロマでリタイアしたのも、北海道マラソンの後半で大失速したのも、全部この負傷が原因だ!と言いたくなるくらいです。
・・・いや、わかってます。多少影響はあったにせよ、それだけが今年の不調の原因じゃないってことは。もっと大きなけがをしたランナー仲間だって、しっかり復活していますからね。このけがを理由にしたところでいいわけにしかなりません。
だけどこんなつまらないけがをしてしまっただけで、その後のレースなどに影響が出てしまうのは間違いありません。北海道はこれから冬道になって転倒しやすくなります。転んでけがをしてしまったら、その後はいろいろと苦しむことになってしまいますからね。皆さんも転倒には十分に注意してくださいね。
ということで、今年の第9位は、
大転倒 こんなところに 落とし穴
(大転倒による負傷のため洞爺湖マラソンDNS)
execution time : 0.030 sec