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このまま根雪になるのかな・・・ (2013-12-4 12:33:31)
先日もちょっと書いたような記憶がありますが、「根雪」という気象用語があります。ザックリ言うと、雪が積もったまま雪融けまで残っていることを言います。雪に根が生えた状態になるんですね。
気象庁の正式な用語では「長期積雪」というそうで、その定義は積雪が30日以上続いた状態のことをいうそうです。ただし積雪が10日以上継続した場合は、その後5日間以内の無積雪期間があっても、次の10日間以上にわたって積雪が継続すればその積雪が継続しているものとみなすそうで・・・なんだか案外複雑ですね。
だから根雪がいつから始まったかというのは、後にならなきゃわからないわけです。でもこの時期の私たちは、積雪の量と時期によって、「これはもう根雪になるな」とか、「まだ1回融けるな」とか言いながら積雪を見ていたりします。
そんな雪に慣れ親しんだ北国の住人にも、今の積雪がこのまま根雪になるかどうか、判断の分かれるところです。
昨日の某民放局の天気予報を見ていたら、札幌の積雪はいったん融けて週末の雪で根雪になるのでは?と言ってました。なるほど、札幌の積雪深は2cmです。この積雪の始まりが11月27日でしたから、まだ10日間継続していません。このまま積雪深が0となってしまうとそういうことになりますね。
一方留萌では、現在の積雪深が9cmです。昨夜の時点で8cmまで減りましたが、またちょっと降りました。今日の時間予報を見てもこれからの週間予報を見ても雪だるまのマークがちらほらとあります。日中の気温はプラスになっていますが、それほど融けてはいないようです。この分だと、このまま根雪になりそうな気配ですね。
ただ予報の中には「雨の可能性」という文字も見えます。雨になったら一気に雪が融けますから、そうなると積雪深が0になってしまうことも考えられます。
さてさてどうなるのでしょう。私の感覚では、留萌はこのまま根雪になってしまうような気がするのですが・・・。